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    welxest

    @welxest
    ロム専。
    アニシャドF【腐向け】自家発電用。ライト×ハルマが見たくて色々書いてる。dom/subユニバースにハマってるのでそれが多め。設定は原作準拠のつもり。
    dom/subは結構自由に書いてる。ライハルいちゃいちゃしてほしい…ほんと。
    他にも描けたらあっぷします。作品は素人。
    できたやつは大体しぶ行き、書きかけ多め。

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    welxest

    ☆quiet follow

    Subspaceって自分の意思で押し込めたりできるのかなぁ…。
    触れてもらえるだけでもspace入っちゃうハルマ君。ライト君にコマンド使って欲しいからちょっと頑張り過ぎたみたいです。
    ・何事も適量がいいよね。
    ・自分の限度も見極めが大事
    みたいな話。

    #ライハル
    rijal.
    ##影バF

    ライハルでdom/sub(subspaceの話)「ハルマ、大丈夫か?」
    「…う、ん」


    ハルマはspaceに入りやすい体質だ。
    でも、最近は何だか上手く入れないようで。
    どうやら俺のために頑張ろうと、入りかけるのを我慢していたようだ。それが癖になってしまった。

    感情がある一定を超えると逆にspaceに入りづらくなってしまうらしい。
    撫でてあげたりさすってあげたり…触れて落ち着かせるのがいいと思うのだが…。


    「ん……うぅっ……今は、ちょっと…」


    ハルマの場合は、"触れてもらいたい"というのが強く現れている欲求なので、今それは逆効果みたいだ。

    なので。


    「無理せず、素直にspaceに入っていいんだ。……」
    「…、あ…」


    今はあんまり触れないほうが良いんだが…手に触れるのはどうか、許してほしい。


    「ハルマ、大丈夫だ。ゆっくりでいい。…落ち着いて。」
    「…ん」


    額を合わせてみる。
    ……少し熱いだろうか。


    「…呼吸はできるか。ゆっくりでいいぞ」
    「…………」



    深く息を吸って吐く。何度か繰り返すうち、徐々に落ち着いていくのがわかる。
    まだ顔は火照っているようだが、さっきよりもいい感じだ。

    「ハルマ、頑張ってくれてありがとう。嬉しいけど、心配になるから…」
    「…心配?」
    「うむ。あと…お前に触れられないのはちょっと…辛いから…」
    「………俺も…、おまえに、触れてもらえないのは…嫌っしょ…」


    ……



    「も…、だいじょうぶ…」
    「…そうか」
    「あの、さ…、」
    「ああ。大丈夫だ。ちゃんと見てるから……行ってきていいぞ」
    「……あり、がと………」


    …よかった。ちゃんとspaceに入れたみたいだ。
    ……以前のdropとは違うけれど、精神的な負荷という意味ではあれもdropと大差ない気がする。
    …また、やってしまったな。

    そういえば、ハルマはセーフワードを使った覚えがない…。もちろん使わせたくはないが、これでは意味がない。本来、限界を感じたり、嫌だと思った時などに使うものだけど…。俺のためにと頑張ってしまう彼だから、感情が飽和する前にも使ってほしい。

    コマンドを使うと確かに満たされるものはあるが……ハルマがちゃんと嬉しいと、幸せだと、感じてもらえる方が満たされるものはあるのだ。


    セーフワードを言う練習……。
    もちろん、言わせることは可能だ。コマンドを使うのなら、の話だが。
    …そんなこと、させてもいいのだろうか。……ううん、やっぱりそんなのはだめだ。俺としても、ハルマの限界は知らなくてはいけない事だ。だけど、こればかりは、ハルマ自身が声を上げてくれなければ動けない気もする。


    …本意ではなくとも、少し強引にいってみたほうが…いいのかもしれない。



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