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    そいそい

    @soi_07

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    そいそい

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    シマくんとミユちゃんの話の進捗。
    まだ推敲も何もしてない。

    桜はすっかり緑に染まり、春の陽気に照らされている。新学期が始まって、今日から授業も始まった。クラス替え直後でまだまだ落ち着かない。今年から僕は五年生。高学年になった。それに、シンカリオンの運転士候補生という責任ある役割も得た。しっかりしなければと、気持ちを新たに昇降口を出る。
    「ねぇ」
    校門を出たところで、見知らぬ女の子に話しかけられた。サーモンピンクのランドセルを背負い、髪をサイドでオレンジのゴムで束ねている。意思の強そうな瞳が僕を捉えていた。
    「あなた、安城シマカゼくんだよね?」
    「そうだけど、君は?」
    この子は何故僕の名前を知っているのだろうか。空手の大会を通して知っているという人に会ったことはある。だが、この子が空手をやっているようには見えない。
    「ちょっとつらかしなさいよ」
    「えっ?」
    僕の質問に答えずに、彼女は続ける。そんな僕たちを取り巻いていた児童たちが、告白かなとざわつき始める。
    告白。その言葉に、まさかと顔が熱くなる。だが、この状況なら一番あり得そうなことだった。告白とならば、この子が僕の名前を知っているのも頷ける。
    告白されるなんて初めてだ。付き合ってくださいって言われたらどうしよう。なんて答えたらいいのだろう。だって、僕はつい最近シンカリオンの運転士候補生になったばかり。デートとかしてあげる余裕なんて……。
    そうテンパっていると、手に持っていた自転車の鍵をスルリと取られた。今日は学校帰りに超進化研究所に行く予定だったから、鍵だけ持っていたのだ。
    「あっ、えっ?」
    彼女の行動に戸惑っていると、これと得意げにN700Aのキーホルダーがついた鍵を掲げてくる。
    「返してほしかったら着いてきて」
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    そいそい

    DONEはっぴーリュウシマ真ん中バースデー🥳

    真ん中バースデーとはあまり関係ない話になってしまいました。あと、ひっちゃかめっちゃかしてます。すみません🙏

    ※注意
    かっこいいリュウジさんはいません。
    社会人リュウジさんと大学生シマカゼくんの話です。
    ヤマクラ前に考えた話だったので、シマカゼくんの進路は捏造しています。
    かっこいいリュウジさんはいません←ここ重要
    あの部屋 大学の最寄駅から地下鉄に乗って一駅。単身者向けのマンションの三階の一番奥の部屋。鍵を出そうとしたが、中に人の気配を感じてやめた。そのままドアノブをひねると、予想通りすんなりと回る。そして玄関の扉を開けば、小さなキッチンのある廊下の向こうで、メガネをかけて、デスクに向かっていたあの人がちらりとこちらに視線をくれた。
    「また来たのか」
     呆れながら言うあの人に、ここからの方が学校が近いのでといつも通りの答えを返す。そうすると、少しだけだろといつも通りにあしらわれた。
     ここは僕の下宿先というわけではない。超進化研究所名古屋支部に正式に入所したリュウジさんが一人暮らしをしているマンションだ。もう少し超進化研究所の近くに住めばいいのに、何故か程遠い名古屋の中心部に部屋を借りている。そのおかげで僕は大学帰りに寄ることができているのだ。
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    そいそい

    DONEフォロワーさんからいただいたリクを元にして書きました。あんまりリクに添えた話にならなくて、本当にすみません🙇‍♀️
    リクありがとうございました🙌
    安城家に子守り行くリュさんの話です。
    「こんなことまで面倒かけちゃってごめんなさいね。ほらうち、お父さんが仕事でいつも家空けてるし、おじいちゃんおばあちゃんも遠くに住んでるから、こういうときに困るのよ。だから、リュウジくんが来てくれることになって本当に助かるわ。お土産買ってくるからね。苦手なものとかない? あっ! あと……」
     リュウジさんが持つスマートフォンから母さんの声が漏れ出ている。母さんの声は大きく、よく喋る。それは電話だろうが変わらない。そんな母さんの大音量のマシンガントークをリュウジさんはたじたじとしながら聞いてくれていた。
     母さんは大学の友人の結婚式に出るため、東京にいる。しかし、帰りの新幹線が大雨で止まってしまったらしい。それで今日は帰れないかもしれないと超進化研究所で訓練中の僕に電話がかかってきたのだ。このまま超進化研究所の仮眠室を借りて一晩明かしてもよかったが、あいにくナガラはフルコンタクトの稽古で不在で、家には帰らなければならない。しかし、家に帰ったら帰ったで、僕たち子供しか家にいないことになる。それは母さん的には心配なようで、どうしようかと頭を悩ませていると、俺が面倒見ましょうかとリュウジさんが申し出てくれたのだ。それでいつ運転再開になるかわからないからと、母さんは東京で一泊してくることになった。
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