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    hisagi_s58

    書けなくなったのとか、文字数少ないのとか、表におけないゴニョゴニョしたもの置き場

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    hisagi_s58

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    書き上げてないので途中までなクク主。仕上がったらどこかでupします。
    現時点で着地点が見えてない。
    =========

    「好きだよ」
    こつんとエイトが頭を背中にくっつけてきたのと同時に呟かれた言葉に、思わず『は?』と聞き返す。
    振り返ると聞き返したことに少し怒っているのか、小さく頬を膨らませたエイトが自分のことを見上げていた。
    「だから『好きだよ』って言った」
    みるみるうちに頬から耳の先まで真っ赤に染まっていくエイトの顔を見て、思わず吹き出してしまった。
    「人が告白しているのに、なんで笑うかな」
    「いや、唐突すぎて、つい」
    「もう言ってやらない」
    「悪かった、悪かった」
    くしゃくしゃと柔らかな髪を撫でるが、エイトの機嫌は直らない。
    「今までエイトからそんな言葉聞いたことなかったから驚いただけだって。一体どういう風の吹き回しだ?」
    「別に…。ただ、僕だってそういう事を言いたい時くらいあるって知ってほしいなって思っただけ」
    「ふうん、ちなみにエイト君の言う『そういう事』って?」
    ああ、きっとこれは怒られるとわかっているけれど、ついつい聞きたくなってしまう。好きな子にちょっかいを出したがる男特有の悪い癖だ。
    案の定、顔はさっきから真っ赤なままエイトが口を開く。
    「ククールのことが好きだって…」
    消え入りそうな小さい声でぼそぼそと言葉を紡いだ。
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