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    kanoxoxe

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    kanoxoxe

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    制服甥叔父(25×40)
    サーモンさんの制服コスプレセッ(25×40)に滾りすぎた妄想覚書
    まだ途中…というか全然セッしないからただのコスプレ甥叔父…
    しかもプロットというか下書きの段階なんですが、とりあえずメモとして残しときます
    落ち浮いたらちゃんとします…

    #チェカレオ
    checaleo

    「……何してんだ?」
    「あ!レオナさん、いいところに!」

     語尾にハートマークでもついているみたいな弾んだ声が返ってきた時点で、レオナは声を掛けたのを少し後悔し始めていた。満面の笑みで振り返った甥っこ。そしてその背後には懐かしい物が目に入ったからだ。故郷を思い出すあの夕日のような穏やかなオレンジ色。そして何度も試合前に何度もこの目に焼き付けていた、あのくすみのない白。
     予想外のことに口を開けぼんやりとしていると、にこにことご機嫌なチェカがレオナの力の抜けた手を掴み部屋の奥へと足を進める。

    「ねぇこれ!懐かしくない?」

     呆然としたレオナの背後から両肩に手を置き、吊るされた二着の衣服の前に立たせた。
     NRCの鮮やかなオレンジの制服と、RSAの爽やかな白の制服。それはレオナとチェカが何年か前に着ていた物だ。あちこちにできた小さな皺や傷が懐かしい。

    「これ…なんで…」
    「荷物の整理してたら出てきたんだ。着てたのついこの前な気がするけど、こうして見るとやっぱり懐かしいよね」

     チェカはレオナの肩越しに手を伸ばすと、白いワイシャツの袖口を摘み上げた。たわんだちょうど袖の真ん中辺りに、うっすらといくつかの折り跡が残っていた。

    「レオナさん、ジャケットも着ないし、袖もこう捲くってたよね?あれ、カッコよくて憧れだったなぁ」
    「そうかよ」
    「僕もレオナさんと同じNRC行って、同じサバナクローの寮生になるの憧れてたんだよね」

     チェカの手からはらりとシャツの袖が落ち、ゆっくりとハンガーの真下へと揺れながら戻る。シャツを離し自由になった手をレオナに巻きつけ、チェカの言葉はそこで途切れた。
     これを自分に見せてどうしようというのか、ずっと考えていたレオナは顔を横に向け、すぐ真横にあるチェカを見た。そして目を丸くする。てっきり制服を眺めていると思ったチェカの瞳は、じっとレオナを見つめていた。とびきりの甘い顔で。

    「チェ、カ…?」
    「ね、レオナさん。これ着てみせてほしいな?」
    「……は?」

     腹の上に巻きついた腕が、かすかにきゅっと力をこめた。背後からのしかかるようにされて、元々動くことも難しかったのにも関わらず。

    「だめ?ほら、僕もこっち着るから。それならいいでしょ?」
    「いや、意味がわからないんだが」
    「この制服着てるレオナさん、すっごいカッコよくて大好きだったのに、一緒に制服で並べなかったんだよ?こんなに憧れてたのに」
    「それは仕方ないだろ」
    「だってさ、夢だったんだもん。制服デート。ね、おねがい」

     とびきり甘い声で、困ったように眉を下げ、首をこてんと傾ける。こうして幼い顔をして頼られるのに弱いのをわかっていて、そうするのだ。口元は柔らかく微笑んで、見つめながらそうねだる。
     すると決まってレオナは眉を微かにしかめた後にわざとらしく溜息をつく。そして「まったく、しかたねえな」と言って困ったような顔をして、そう笑ってチェカの頭を撫でるのだ。

    「わー!かわいい!」
    「四十のおっさんが制服着て、かわいいはおかしいだろ」
    「おかしくないよ。レオナさんはいくつになってもカッコいいし、かわいいから」
    「そうかよ」

     さすがに気恥ずかしいと言って別で着替えたレオナが、部屋に恐る恐る入ってきた瞬間、チェカの大きな声が部屋に響く。かわいいかわいいとはやし立てられ、レオナは少し赤くなった顔をふいと横に逸らした。
     こっちこっちと手招きされて、ゆっくりとチェカの前に歩いて行く。歩くたびにずるりと腰から落ちそうになるパンツを片手で引き上げながら。

    「だいぶ緩くなったんだな」
    「そうかな。でもかわいい」

     チェカの前で足を止めると、袖や腹回りを撫で余った生地を指で摘んだ。20年前は確かにぴったりだったはずなのに。
     あれから20年。あの頃とはこうして年齢も体型も、そして関係も変わった。変わらないのは二人が二人であるということだけだ。

    「もう少しよく見せて?」

     チェカはベッドに腰掛けたまま両手を広げて、レオナの顔を見上げる。躊躇いがちに視線だけ寄越してきたレオナに、ね、と首を傾けて微笑みかけると、レオナはゆっくりと体の向きを変えた。
     長い足を広げ待ち構えていたチェカの腕の中で、レオナは黙って見下ろしている。真っ白い清廉な服に身を包み、幼い頃から変わらない顔で微笑む甥を。
     チェカは更に細さの増した腰にゆるりと手を回すと、愛しげにレオナの顔を見上げた。この制服を着ていた頃よりも幾分か下がった目元は、優しく穏やかに見つめ返してくれる。

    「やっぱりかわいい」
    「どこがだよ」
    「この色、レオナさんによく似合うね」
    「お前は、さらにでかくなったな」

     肩章の辺りに手を置きそっと撫でると、入学時は余裕のあった制服がきつそうにチェカの体を包んでいる。無理な動きをすれば耐えられなくなりそうに、生地がぱつんと張っているのが指先に伝わってくる。
     そのまま指先を首元にずらすと、詰襟のホックが開いていた。学生時代、RSAマジフト部の部長を務め、当時から体格の良さを評価されていたチェカ。卒業し運動量も落ちたはずなのに、首だけでなく全身のサイズアップしている。そういえば先日、また背が少し伸びたと言っていた。

    「どこまででかくなる気だよ」
    「レオナさんが望むなら、どこまででも?」

     ふっと吹きだして、ようやく違和感に緊張していた顔が緩んだ。小さな皺が笑うたびにくしゃりとするのも、それだけ笑顔を見せてくれるようになったということ。それを見て、チェカはまたかわいいとだけ呟く。

    「今だとこのくらいかな?」

     背中に回した手で尾錠を絞るがまだ余裕があり、指先で布地をきゅっと摘み前側の弛みを無くす。余分な布地が消えた腹部は引き締まった学生時代とは違い、ぺたんと少し抉れて見える。レオナはそのすとんと下が見渡しやすくなった場所を撫でた。

    「昔のレオナさんのあの引き締まった体は学生時代の僕の目標だったけど、今のこのラインはすごくキレイで大好きなんだよね」

     こうして腕の中にすっぽりとおさまってしまうことにも。
     目の前で動く腕に合わせ揺れる袖口を摘むと、チェカはくるくると器用に捲り上げていく。少しずつ筋張った腕がチェカの目の前に晒される。折り畳まれて締まっているはずの袖と腕の隙間は、見てすぐわかるほどに隙間が出来ていた。

    「今はシャツもサイズダウンさせたから、これだと大分あまるな」
    「そうだね。……でもさ、なんかドレスみたいで、このラインかわいくて好きだな」

     手首を握っていた手をそのままつつっと上に滑らせて、袖と腕の隙間に指先を潜り込ませる。指先でシャツの中に隠された腕の形を確かめる。
     指が動くたびにぴくりと揺れる筋肉や筋を、チェカの指はゆっくりと追って行く。

    「……っ」

     くすぐったいのかぴくりと揺れた振動で、指先だけでなくチェカの手はシャツの中にすっぽりと飲み込まれた。奥へと進んだ指先にこつんと硬い小さなものが触れた。丸い可愛い肘の骨。最近は以前よりもその顔を見せてくれるようになった形。
     その形をくるりと沿わすように、指を丸く滑らす。指先で挟んで骨の形を確かめていると、ひくりと腕が逃げるたびに指先にこりっとしたその硬さが伝わってくる。

    「シャツの中、僕の手が入ってもまだ余裕あるね」
    「……っ、ん」

     短く整えられた爪先でつっと肌を擽りながら、シャツの中から抜け出し手首を掴み、ひくりと揺れる手の甲を一度撫でた。長いまつ毛を伏せた瞳が、その指をゆっくりと追ってくる。
     わざとらしく殊更ゆっくりと手を掬い上げ、甲に一度口付けを落とす。よそ行きの、レオナが好きと言う真面目な王子様の顔。あ、と小さい声を上げ、体がぐらりと揺れた。すると慌てて繋がれた手が離れ、腰元を押さえる。

    「どうしたの?」
    「いや…その、ベルトしてても下がるから…」

     腰元に視線を移すと、股上が下がり不自然な弛みと皺を作っていた。チェカは再び腰に手を回すと、ベルトを掴み少しだけ持ち上げる。

    「だいぶ緩んじゃったね」

     ベルトのすぐ下にある尻尾ファスナーの位置を指先だけで確認する。以前であればちょうどいい位置にあったその場所は、パンツの位置が下がるたびに金具がチリチリと尻尾に食い込む。
     境目を指先でなぞると、尻尾の上には少し重そうにファスナーが乗っている。

    「ここ、痛くない?少しだけ開けとこっか」

     視線だけで確認すると、返事を待たずにジジッとファスナーを下ろす。上下とも指1、2本程度、少し風通しがいいくらいに開けただけで痛みがなくなったのか、尻尾がゆるりと揺れた。

    「傷とかついてないかな?」

     その隙間から指を差し込み、付け根の毛を撫で付ける。ふわふわとした毛を毛並みに沿って指を動かした。

    「良かった。金具に絡んだりはしてないね」

     根元を指先で擽る。痛がる声は上がらない。けれど尻尾は時折ピンっとその形を変えた。硬さを持った尻尾を手が届く位置まで、すっと扱く。逆立った毛並みが手の動きに合わせ、きれいにまとまる。

    「沁みたりとかなければ、傷はなさそうだね」

     綺麗に艶を出した毛並みをわざと逆立てながら、再びファスナーまで戻っていく。ざりざりと音を立てて、その付け根へと戻ってくる。
     尻尾が立ちあがり出来た隙間に指先を潜り込ませる。緩んだ生地の下は、指先が動いてもその邪魔をしなかった。 柔らかい付け根の薄い毛をカリカリと爪を立てる。尻尾とは違うその毛質を堪能する。綺麗な姿の、かわいい場所の一つ。

    「レオナさん」

     チェカは先ほどから返事のないレオナの顔を見上げた。そこにはかわいらしく横に寝てしまった耳と、淡く色づいた顔をしたレオナが、潤んだ瞳でじっと見下ろしていた。

    「……どうしたの?」

     かわいい顔をしたレオナに、チェカは幸せそうににっこりと笑った。
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    kanoxoxe

    DONE「日常の特権」

    *付き合ってるチェカレオ
    *年齢操作有
    大きな窓から眩いまだ色のない日差しが部屋に差し込んでくる。柔らかな夢が徐々に白く薄れていき、ああもう朝か、とチェカはゆっくりと目を開けた。夜にはひっそりとしていた天蓋が日差しを浴びて光り、その輪郭をぼやけながら目の前に現れる。
     あふ、と小さくあくびをかみ殺し窓を開けると、爽やかな風と軽やかな鳥の声が舞い込んだ。その一吹きで部屋に篭った夜の匂いがふっと薄れていった。胸いっぱいに吸い込むと、甘い木々の香りが広がる。
     緩く身に纏う夜着から着替え、鏡に映る自身の髪や顔を軽く整えた。ひんやりとした水の感触が、先ほどまでのぼんやり寝ぼけた顔を変えてくれる。

    「……さて」

     チェカは物音のしない静かな廊下へと歩きだした。まだ眠りから覚めていないひんやりとした廊下に、軽やかな足音だけが響き渡る。

    ――トントン

     重厚な扉をノックするがその音だけが木霊する。仕方なくそっと中を覗くと部屋の主はベッドの上で丸まっていた。足を丸めているのか、薄掛けの布団は小さな山を作っている。布団の端から覗く小さな耳がぴくりと動くが起きたわけではないのか、身動ぎ一つなかった。
     音をたてないようそっと布団をずらす 5887

    kanoxoxe

    DONE「milky way」

    早く大人になりたい甥っ子と、可愛い毛玉の成長が嬉しいような寂しいようなな叔父の話

    *付き合ってないチェカレオ
    *年齢操作有
    賢者の島。ここは辺鄙な場所にあり、電車やバス、そして船を乗り継がないと来れない場所で。この島に住む者以外はわざわざ近寄る者はそう多くない小さな島だ。
     その両端に位置する場所にあるのが名門NRCとRSAの二校。どちらも名門魔法士養成学校として世界的に有名な学校で、各国から優秀な学生が集まっている。王族や富豪などのご子息も多く在学するからこそのこの環境なのかもしれない。
     今年RSAには一人の王族が入学を決めた。夕焼けの草原、王位継承権第一位のチェカ・キングスカラー。獣人である彼は体躯に恵まれ、長身に引き締まったしなやかな筋肉を持ち、1年にしてすでに頭一つ抜きん出ていた。そしてその強靭な見た目に反して、穏やかな性格のベビーフェイス。それでいて奢り高ぶった様子もなく、入学早々校外からも注目を集めていた。

    「すみません!外出許可証の提出は、こちらで大丈夫ですか?」

     鮮やかな夕焼け色の豊かな髪を低めに一つに纏め、爽やかな笑顔でそう問いかける。成績も優秀、温厚で教師陣からの評判も良く、入部したマジフト部でも有望視されている。まさに絵に描いた王子様そのもの。

    「あら、キングスカラー君、お出 6758

    kanoxoxe

    MAIKING制服甥叔父(25×40)
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