脱酸素剤で恋人を思い出す(河沢)仕事で外出中に甘いものが食べたくなり珍しくコンビニで焼き菓子を購入して社用車の中で食べたマサシ、脱酸素剤エージ〇スを見て頭を抱えてほしい※成人済河沢※日本⇔アメリカ遠距離恋愛中
エー〇レスを不意打ちで喰らってしまい、その後サワキタクンのことしか考えられなくなって悶々としてるマサシ見たい~普段意識的に考えないようにしているわけじゃないけど、日常生活でふとした瞬間に揺さぶられて(今日電話こねえかな…無理か…先週きたばっかだから早くても来週だべ…)と落ち込む。
遠距離恋愛中のふたりは基本サワキタクンからカワタサンに国際電話を掛けてる設定です。2週間に一度くらいの頻度で、在籍しているアメリカの大学内の電話から掛けてる。時代的にまだスマホ等はありませんので😌
環境的にカワタサンからは電話が出来ない(というかサワキタクンが電話を受けられない)ので、基本サワキタクンから電話する。国際電話だからあんまり長話は出来ないけど2、3週間に一度のその電話がお互いに楽しみな河沢。
エージレスを喰らって暫く悶々としていたカワタサン、やっとサワキタクンから電話が来て『調子どうですか?』といつものように聞かれてつい『オメーの電話を待ちわびてたよ』と開口一番こぼしてしまうんだよ…
『…………えっ』
「……『えっ』てなんだべ」
『だ、だって……河田さんがそんなこと言うの、初めて聞いたっすよ』
「…………」
『……な、んか、あったんですか?』
「…………」
『……ちょっと、黙んないでくださいよ』
「……言いたくねえ」
『……は?』
「『なんか』を言いたくねえ」
『いや、何言ってんのかわかんないっす』
「気にすんな。聞くな」
『あ、またそーゆー言い方するんすか、オレこの前もそれやだって言いましたよね?』
「~、うるせえうるせえ」
『うるせえってなんすか!しかも2回言った!』
素直になれないマサシと電話口でギャーギャー言い合うサワキタクン…
『なんなんすか……せっかく、……』
「……なんだ」
『……せっかく、河田さんが「待ってた」って言ってくれて』
うれしかったのに、と拗ねたような声が聞こえた直後、鼻をすする音が聞こえてちょっと焦るマサシ。
「……次の電話で言うから、今日は勘弁しろ」
『ほんとっすか?絶対っすよ!』
忘れてくんねーかな、と思ってたけど次の電話できっちり問い質されるマサシです。
電話口でいちゃいちゃしてるとこ見たい。顔が見えないから言えないこともあるけど逆に言えちゃうこともあるじゃん??
脱酸素剤の話を聞いたサワキタクンは爆笑した後に『……河田さんも可愛いとこありますね』とはにかむんですよ…マサシにはそのサワキタクンの表情が目の前にいるみたいに思い浮かべられるんですよ…ハァ……