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    urushiuru

    小説に成らなかったもの's

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    urushiuru

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    シルバーくんの寝顔をただひたすら見つめていたい!と言うリクエストを頂いて書いてみました。シルバー初書き……✨硬派なイケメンを直視できない監督生と、それでもやっぱり顔を見たいシルバーのお話。

    #シル監
    silencer
    #twst夢

    シルバー×監督生♀ クスクス。頭上から聞こえる小さな笑い声に、ふとシルバーの意識は浮上した。どうやらまた、自分は寝てしまっていたらしい。シルバーは未だ瞼を閉じたまま、右手で前髪をかき上げる。

    「あ、起きました?」
    「……?」

     自分以外の誰かの声。それが誰かを察すると同時に、シルバーは重い瞼を上げた。視界に広がるのは、愛しい監督生の顔。逆さに自分の顔を覗き込み、その背景には青空が広がっている。

    「……監督生?」
    「はい。おはようございます、シルバー先輩」
    「どうしてお前がここに?」
    「えぇ? そこにシルバー先輩がいたからとしか……」

     膝枕されている事に気づき、その居心地の良さに安心感を得る。しかしそれと同じくらいに、恥ずかしさがひっそりと募った。シルバーは上半身を起こす。監督生から、それを惜しむような声が漏れた。

    「もう起きちゃうんですか? 勿体ない」
    「……? お前と一緒にいるのに、寝ている方が勿体ないだろう」
    「ドストレート。私じゃないと照れて爆死しちゃうね」

     茶化すようにそう告げる監督生。シルバーがその横顔を見つめるも、彼女がこちらを見つめることはない。……そう。自然と彼女と目が合うのは、目覚めた時の数回しかない。それ以外は頑なに、監督生はシルバーを見ないのだ。愛情は伝わっているし、その理由も分かっている。だからこそシルバーは、愛おしいとばかりに監督生の頬に手を添えて、ゆっくりと自分の方へ振り向かせた。

    「……まだ、慣れないのか?」
    「……だって、先輩の顔が良いから……!」

     見つめ合ったのも一瞬。監督生は顔を真っ赤にして、シルバーから視線を逸らす。恋人同士になってからと言うもの、彼女の恥ずかしさには拍車が掛かっている。そう言った一面も、シルバーはとても愛しいと思っていた。恥ずかしさで震える彼女を引き寄せる。そのまま腕の中へと収めると、シルバーはそっと唇を重ねた。

    「照れているのも可愛いが、やっぱり見つめ合う方が良い」
    「……! ……!」

     監督生、しばしの痙攣。「シルバー先輩、もうずっと寝てて……!」と言う捨て台詞を、シルバーは再びキスで塞いだ。
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    urushiuru

    TRAINING初書きのカリ監。
    気遣いが空回りするカリムと、優しさと知りながら段々とそれにストレスを感じる監督生の話。

    短時間クオリティなので、加筆修正はしてません!!
    カリム×監督生♀ ようやく異世界環境と言うものに慣れてきた監督生は、モストロ・ラウンジでのアルバイトを検討し始める。しかしそれを知ったカリムは、「何が欲しいんだ? これで足りるか?」といっぱいマドルを差し出す。それに監督生タジタジ。

    「えっと……カリム先輩。お気持ちは嬉しいんですけど、このお金は受け取れません」
    「えっ……!? 🌸、オレの事が嫌いなのか!?」
    「いえ、そう言う訳ではなく……!」

     ショック!と分かりやすく顔に出るカリム。それを見て必死に、監督生は誤解を解いた。

    「カリム先輩の事は、お友達だと思ってます。だからこそ、お金を借りたくないんです……」
    「返さなくて良いんだぞ?」
    「余計にダメです!」

     監督生は必死に、「そのお金は受け取れない」と説得する。そんな監督生の姿に、カリムも「🌸がそこまで嫌がるなら……」といっぱいマドルを仕舞い込む。説得が通じたことに監督生感動。その場はこれで収まったが、カリムのアジームムーブはこんなもんじゃなかった。
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    DONEシルバーと恋人同士の監督生が妖精さんたちに踊らされる話
    言葉としてちょっとだけいやらしい言葉表現があります⚠

    監督生(女の子)
    名前はユウになってます。
    ユウ呼び


    シルバーがよく喋ります。
    マレウス、リリアもよく喋ります。
    口調を含めて、キャライメージ違い注意。


    上記内容が、苦手な方は閲覧をお気を付け下さい。
    シルバーと恋人同士の監督生が妖精さんたちに踊らされる話
    言葉としてちょっとだけいやらしい言葉表現があります⚠

    !ご都合設定強め
    気持ちとしては、【一応頑張ったんですが、ちょっともうキャパオーバーみたいです。】と同じ監督生です。(読まなくても大丈夫です。)

    監督生(女の子)
    名前はユウになってます。
    ユウ呼び


    シルバーがよく喋ります。
    マレウス、リリアもよく喋ります。
    口調を含めて、キャライメージ違い注意。


    上記内容が、苦手な方は閲覧をお気を付け下さい。










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    「ん」
    『あー……んっ…ん、おいひい…』
    「そうか、良かった。……あ。」
    『ん、ん…はい、どうぞ。…美味しいですか?』
    「ん、…うまい。」
    『良かったです、…やっぱりここのタルトはいつ食べても美味しいです!』
    「そうだな」

    ね〜、なんてにこにこと笑いながら話すはユウ。そしてその姿をいつになく優しい視線で見つめ話すはシルバーだった。


    ここはディアソムニア寮の談話室。
    ユウが寮に来るのは珍しいことではない、こうしてマレウスやリリア、シルバーや今日は1年生で 5358