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    m_s_1ya

    @m_s_1ya

    きゅーしドロばっかりポイポイしてます。
    文字は支部に纏めてます。
    https://www.pixiv.net/users/90573799

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    m_s_1ya

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    マジで夢で見たものを、ドラちゃん目線と、ロナ君目線でそれぞれ。メモの予定で書いたのでだいぶんぶつ切り。
    夢はロナ君目線だった。
    両片思いくらいのノリ。

    #94
    #ドラロナ
    drarona

    夢で見たドラロナちゃんが川の字で寝転ぶ話※※※※※
    side ドラちゃん


    ギルドの慰労会にお呼ばれし、散々飲まされた挙句
    流石にちょっと疲れたのでこっそり退出した
    ちかくに死体部屋を用意してあったのも聞いていたので、ひとまずそこに避難する

    襖をそっと開けると、いつもの面子がうんうん唸って転がっている
    あーもう、みんな、適当なんだから
    はだけた浴衣を見て、身震いしてしまう
    その辺に転がってる上掛け布団をそれぞれ見繕って、せめてお腹だけ冷えないようにとかけなおす
    一番端にどっかり寝転がる退治人までかけ終わって、その顔を見る
    いつも見慣れている、整った顔つき

    今日ならなんだか許される気がしてそっととなりに滑り込む
    天井を向いてくかくか寝ている横顔を眺める
    長いまつ毛が綺麗だなとか、しっかりした鼻筋が美しいとか、分厚い胸板が上下するのが愛おしいとか、くふくふ観察した
    しばらくののち、んんっ、と鼻息を漏らす音が聞こえて、寝返りを打ってきた
    頭が、こてんと、こちらを向いて止まった
    胸の位置、顔がある、すんすんと音がして、ふっと息がもれて、そのまま何もなかったように、寝息に変わる

    えっ、えっ、
    ええええええ!?

    それは予想してなかった
    すんすんされたのも、えええ、だったが、その後
    わざわざ擦り付けるように頭が寄ってきた
    時間差すりすり
    マーキングのようなその仕草に胸の奥がギュンとした
    そんなの聞いてない!
    しばらくの硬直の後、これ以上はダメだという体の警告に従い、名残惜しいが、そろっと立ち上がる
    ジョンの様子を見て、部屋に戻って寝よう、うん、そうしよう

    結局なんにも休めないまま、でもちょっとラッキーだったな、なんて思いながら
    もにょもにょする口元は、酒のせいにしてもバレないだろうか?

    ※※※※※
    side ロナ君


    いつものように、張り合って飲んでしまって、さっさと死体部屋に転がり込んだ
    俺の他、酒よわよわショットと、断れずに飲んでしまうサテツも後に続いて入ってきた
    それぞれがそれぞれに、布団の上に倒れ込む

    アルコールでふわふわした頭で、起きているとも寝ているともない、ぼうっとしたまま、目を閉じていた
    目を開けると天井が回りそうで、余計に酔っ払うのだ
    こういう時はひとまず、なにより、寝てしまうに限る…

    しばらくしてまた、死体部屋に入ってくる気配がした
    微かな襖の音に意識が戻ってくる

    誰だろうか、他にあまり思いつくメンバーが居ないな…
    そんなことをぽやぽやの頭で思っているとお腹の上に布の感覚がする
    その重みでまた少し意識が戻ってきた
    布団かけてくれたのか、なるほど、さすが世話焼き
    目を開けるのはまだしんどいのでそのまままた寝てしまおう
    意識を落とそうとした時、横に気配を感じた
    あれ、あいつ、ここで寝んの?珍しい…
    こういうところじゃ寝れないタイプかと思ってた
    てか、なんか、近い?思ったより近いとこにいる?
    あ、あいつの匂いする、なんか、こう、安心する匂い…

    もっと嗅ぎたいけど、近づかれるのは嫌だろうか?
    うーん、まぁ、今、酔っ払いだしな、寝てるしな
    あいつもずっと動かないし、寝てるんならいいんじゃないかな?

    眠気とアルコールでまだまだポンチな頭を言い訳にする

    あいつのいる方に寝返りを打つと、ちょうど胸の辺りに頭が当たったようだ
    ナイスポジション
    スンスンっと匂いを嗅ぐ
    いつもの匂いと、温泉の匂い、石鹸の匂いが混ざっている
    あー、これ、これ、ねむくなる…
    もうちょっと堪能したいなぁなんて思って頭を振る
    そんな抵抗したって無理だけど

    しばらくしてあいつが立ち上がって去っていったのがわかった
    起こしたか?いや、寝たふり、バレた…?
    ちょっと残念な気持ちがあったが、それより眠気が優った
    その後は朝叩き起こされるまでぐっすりだった


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