焼肉パーティ!とある日の午後8時。各々用事を終わらせ、東都大学前駅近くの焼肉店に合流。いらっしゃいませ!という店員の声が疲れた4人を招き入れた。
「お客様何名様で?」
「4人で、テーブル席ありますか?」
白馬が訊ねると、そうするとちょうど20分前に空き、片付け済みの1番奥の席に案内された。
「ふー、ようやく座れる」
「んで、まず何頼むんだよ」
「そらぁ、まずは盛り合わせセットやろ、男なら2セットはいける」
「ごはんはどうしましょうか」
「普通で良いか?」
「おう、並で良いぜ」
僕もそれが良いですね」
「俺もだな」
「盤上一致やな」
快斗、新一が奥に向かい合わせに椅子に腰掛け、四人の中で1番慣れてる平次はタッチパネルを操作しセットとごはんの並を注文。
後に店員から麦茶が順々に四人の前に置かれ、まずはセットが来るまで話す事に。
「あの入学式から半年ですか…」
「あれは記憶に残り過ぎてな…」
「お前らがな…」
「すみません黒羽君、探偵の性が働いたもので…」
あれは半年前の入学式。式典の最後に新入生代表の男性が頭から倒れた。そうすると探偵三人組が殺人かと思い、なんといつもの癖で舞台に上がってしまう。そして特に新一は一度死亡説が流れてたのと休学していた影響で会場内が大騒ぎになってしまったのだ。ちなみに新一が真っ先に飛び出して、平次もついて行き、白馬はやれやれと思いながらもついて行き、新一から呼ばれそうになった快斗を白馬が阻止したという流れ。幸い男性は立ちくらみを起こしただけで命に別状はなかったが頭から倒れたので後に救急搬送。3日後に退院した。
「お前らが怒られて、何故かそれのせいで俺もとばっちり受けてさ」
「もはや巷では、お前ら探偵組の保護者とかクラスの中では呼ばれてて…俺は小っ恥ずかしいぜ」
「それは…申し訳ない黒羽君」
「まあ、原因は工藤やけど」
「あれは出てきた方がいいと思ってだな」
「いや…工藤には悪いけんど新入生は前の5列らへんで、職員は各クラスの最後の列の端におった。駆けつけるのは余裕はあったやろ」
「俺と服部がいるD組は1番最後のクラスだから職員が両端に座ってたのは見てたからな」
「ぐぬぬ…」
「まあ、お陰ですっかり人気者ですね…僕らB組でも一時期有名人でしたから」
「こっちもや、熱りも先生のおかげでつい先月らへんで収まったからのぉ」
「ま、これであれに集中できるってわけだな」
「ご注文のスタミナセット2つとごはんの並4つです」
「おう、ありがとやで」
「よし、本格的に焼肉パーティスタート!」
話していると頼んでいたセットとごはんが届きようやく快斗の掛け声と共に四人の焼肉パーティが始まるのであった。ちなみにセット内容は牛タン、ロース、カルビの牛、豚、ハラミ、トントロ、鳥セセリのセットだ。
「工藤まず何焼く?」
「無難にタンだろ」
「俺はカルビ」
「了解や、食べたいのはどんどん注文しても構わへんで。白馬が奢ってくれるさかい」
とスムーズにタンとカルビを網に並べる平次。
「…うう、痛い出費ですね」
「くじ引きだもんな」
今回は先程くじ引きで当たりを引いた白馬全持ちである。
「んじゃ玉子スープ頼んどこっと」
「黒羽君、僕も」
「OK!」
「オレはライス食い終わったらビビンバやな、小さいので我慢や」
「食べますね…服部君」
「今日は部活で
「工藤は?」
「とりあえずワカメスープ一つ」
「よっしゃ」
「お前は最後はデザート頼むんだろ?」
「もっちろん
各々追加注文し、
「んで、おまんらってサークル入ったんか?」
「逆に服部は何入ったんだ?というか高校と同じ剣道か?」
そうして話は食べつつも所属しているサークルの話へ。
「そやで、剣道サークルや」
「事件発生の際はどうしているんですか?」
「探偵の件で休む際、事前に分かる場合はメール寄越しやとリーダーに言われとる。突然事件来た時はしゃーない顔をされとるけど」
「でも成績でそこは」
「そうや、それで穴埋めとるで。先月練習参加した時の模擬戦、団体戦やったけど、いきなり中堅任されてしもた」
「実績が知れ渡ってるんですね」
「高校生の時の事知っとるメンバーもおって最初そこでも有名人扱いやったわ。団体戦で沖田もおったわ」
「沖田と戦ったのか」
「ま、今回は俺の勝ちやったけどな」
「お、焼けたっタンいただきっ」
「まだまだたくさんあるで、ついでにさっきいろいろ注文しといたで」
「んじゃカルビをと、黒羽は何入ってるんだ?」
「タレかけてごはんに乗っけて……ああ、俺?実はさ」
「手品サークルとかあったのか?」
「そうそう!あったんだよマジックサークル!」
「あったんですか?」
「いやあ、受験勉強してた時、まあバタバタしてたし確認してなかったんだけど…あったんだよ」
「ほんと…一人で解決しやがって」
「そりゃ…自分のヤマは自分で片付けたいだろ」
もう一つカルビを頬張り、勝手に自分でヤマを片付けた快斗に向けてぶんむくれる新一。
「はいはい、今はサークルの話でしょう」
白馬が方向性を修正する。
「んで、マジックサークルはマジックするんか?」
「そうだよ、主に最初は基礎的な事を学んで、座学もしつつ、そしてとことん練習」
「今は今度杯戸町の小学校でマジックショー披露するから、それの練習。ロース貰うぜ」
「あ、こら、黒羽!オレがマークしてた奴!」
自分の前に置き焼き上がりを待っていたロースを快斗に取られた平次。
「え…と、つまり本格的に営業をしてるのですか?」
「…営業というか、マジックを広めるためとか慈善活動みたいな?当然只働き。マジックショーの後簡単な奴をみんなで練習するって感じ」
「へぇ〜マジックで慈善活動ねぇ。
「ま、大学での本番は文化祭だけどな。それに向けての練習も同時進行だ」
「お前自身もあれからマジックの奴やってるのか?」
「ああ、後にコンテスト参加予定。千影さんがそろそろ出ても良いんじゃない?ってさ」
「まあ、怪盗キッドの正体は国家機密扱いやもんな」
「国家機密もだし、警視庁、CIA、FBI、ICPOの共通機密」
「FBIも、追加なっとんか」
「沖矢さんがというか赤井さんが出会っちゃったしなとついでに」
「えーと、あのからくり箱のでしたっけ、カルビ貰いますね」
「そうそう、前に言った奴」
新一は麦茶を飲み干し、麦茶ポットを白馬は新一の言葉に返してカルビをいただく。
「ちなみにコンテスト、大人も参加する奴。そして親父が来てくれる事になったんだ」
「おお、例の」
「ああ、これが久しぶりの、親父が見る俺のマジックショーだよ」
「それは、素晴らしいショーになりますね」
「やってみせるぜ」
「僕らも見に行くので、期待してますよ」
「お前ら、見に来るのかよ」
「チケット取れないと思ったんです?」
「やっぱ園子だよな」
「鈴木財閥…流石ですね」
「というか、なんで黒羽はこんな、げっみたいな顔しとるんや?」
「お前らが探偵だからだよ!」
「ああ…トリックに夢中になるからですね」
「主にお前な!新一!」
「まあ、キッドキラーやからな」
「純粋に楽しむ事をしてないから…」
「だって気になるだろ?」
「探偵の性の解き明かしたい衝動。僕も分かります。ですが抑えるのも大人への一歩ですよ」
「大体マジックは楽しさと驚きで成り立つエンターテイメントなんだよ!!」
「黒羽、声大きいで」
「…とにかく他二人はいいとして、新一お前は一度新人のマジックを解き明かしたせいで、主催者から出禁になったの、忘れてないよな?」
「あれは、分かりやすかったから、すぐに解けたぜ」
「工藤、そうやない、タブー冒してるんやで」
「まさか、終盤であんたのマジックの種、分かったぜと叫ぶとは…」
「ほんと、碧子さんと同じ思考な人は本当そっちに夢中なんだよな…本当明石さんは気の毒すぎるぜ…」
「新人マジシャンの方の苗字かい?」
「ああ、でも俺より年上で大人だから、自分のダメな所と認識して練習してるって逆に感謝してるってよ」
「前向きに捉えるのは大人やな」
「手の素早さとか師匠に特訓してもらってるって、彼が大人だから大事にならずに済んだっていうか」
「一大事やで、まさかショー中で種明かしする探偵が出るとは」
「大事ですよね」
「俺が取り繕って収まったんだからな?感謝しろよ」
「ほーい」
反省してねぇなこいつ。と快斗が思いつつも
コンテストの話から次は平次が切り出す。
「そういや、黒羽はあれの事も言わんと」
「ああ、サブサークルの事だな」
「もう一つやってるんです?」
「おう、バイクサークルやで!」
「バイクか…確かに二人乗ってるよな」
「ちょうどバイク話で花咲してたら、このサークル見つけてな、毎週活動するわけやないから、もう一つ入って取るのが条件なサークルなんや」
「あ、ホルモンいただきます」
「俺も」
「はい、工藤くん」
「…んでそのバイクサークルは毎度じゃないってどういう感じなんだ?」
「主に参加は任意で、バイクで遠出して、みんなのいきたい所行って、最終的には旅館に泊まるっていう奴や、」
「遠出は1ヶ月や2ヶ月に1、2回やな、ホテル代だけ用意すれば参加出来るんやで」
「いわゆる旅行サークルとも言えると」
「そうやな、ハツ貰うで」
「どうぞ」
「それがめちゃんこ楽しんや、ほぼ旅行やから、いろんな場所いけるんやで」
「へぇ」
興味があるのか無いのか分からない反応を工藤はする。
「お二人は何回か行ったんですか?」
「黒羽は2回、俺はまだ1回しか行けとらん…」
「那須高原と熱海だな」
「俺がいけたのは那須高原やな」
「どうだったんですか?」
「最高やったで。牧場行ったんやけど、のどかで時間があっちゅーまに過ぎていったわ」
「チーズ作りしたよな」
「あれは後で食パンに乗せで焼いて食べたで、チーズが濃厚やった」
「俺は塩味のポテチに乗せた。癖になって、やみつきになってさ!流石に一日では消費してないけど、1週間堪能したぜ」
「いろいろいい体験があった様だな」
「楽しいで〜いろんな場所行くから飽きもせんし」
「お二人は大学生活を楽しんでいらっしゃってますね」
二人は大学生活を楽しんでいる様だと白馬は見て思った。
「俺らはサークル設立の為に準備中だからな」
「あの最初はとんでも無いサークルだよな」
そして次に工藤と白馬が設立しようとしているサークルの話が始まった。
「とんでもってなんだよ。ホームズ同好会はそんな付かねえ」
「いや、数々あるミステリー作品であのホームズだけってめっちゃチャレンジャーやで」
「僕たちはただ単にホームズで語り合おうとか考えてたんですけどね…」
「おまんら…工藤はあのホームズクリークのやろ」
「ああ、あれを大学でも出来るんじゃねと思ったんだが」
「あれは大人というある意味自由だから出来たと思うで」
「最初、サークル設立の担当に起案を提出したら、想像通りだったそうやな」
「ええ…それ通ると思う?とズバッとでしたね」
「なんであれが通らねぇんだよ」
「当たり前だろ、ホームズだけでサークル一つ長持ち出来るか?」
「出来るだろ、ホームズで」
「いや無理だろ。新一は本当にはガチ信頼あるよな」
「そりゃホームズは俺に個性を見出してくれた至高な存在だから」
工藤のホームズ愛ある言葉に快斗ははいはいと言いながら頷く。
「それで、最終的に謎解き・ミステリー小説サークルと、しました」
「ほほお、内容的には?」
「推理の場合は私立図書館で推理小説を読んで知識を深め、謎解きの場合は、部室で謎解き本を読むか、謎解きのイベントに参加してって感じですね」
「それで?」
「最初、2年間は二つの内容を交互に行い、2年の冬にはどちらか決めて、本の執筆の準備を始めて、3年の文化祭で一度本を出しても良いかもですね」
「1年と2年文化祭はどうするんだ?」
「どちらかにするか選んで推理小説紹介か、謎解き系のイベント開催とかでしょうか」
「謎解きと推理、この二つ同時にする事により、推理小説のトリックも謎解き本のストックも貯めれるという事にしました。最終的に本を出すのが目的のサークルとしては合理的で、幸い、別々のサークルがなかったので合体させて、一つのサークルにと」
「白馬のアイデアだ。確かに文化祭の事全然考えてなかったから、それなら出せるなってな」
「謎解きイベントの場合はそれを行っている会社にアドバイスとか貰う予定ですよ」
「それでOK貰ったんやな?」
「それでようやくですがね…」
「なんか問題あるのか?」
「一応工藤君サークルリーダー、私は副リーダーですけど」
「えっ、お前がリーダーなの?」
「文句あるか?」
「いや、別にかまへんで」
「これからも探偵と大学生活を両立するにあたって、いわば、私達は名ばかりリーダーという事で」
「同じ1年の中からリーダー二人呼ばねえといけねえ」
「実行役って事やな」
「まあ、俺らは無理だから、頑張れよ」
「軽く言ってくれますね、黒羽君…麦茶ポットお借りしますね」
「あいよ」
「ちなみにそれは1年だけなんか?」
「まあ長引かせるなら、そうだってさ」
「同じように推理小説好きな方か謎解き好きな方が入ればいいのですけどね…ちなみに一人心当たりある方がいて、丁度帰宅部らしいのでコンタクトを取って明後日会う予定です」
「高校生と違うて講義で登校時間違うもんな」
「それがネックなんですよね」
「まあ、頑張りや」
「俺たちは参加出来ねぇからな」
「…くっそお、なんでサークル入ってるんだよ」
「仕方がないですよ、工藤君」
「…次は、どうしようか、みんな腹何分目?」
「7には近づいてきましたね」
「俺もだな」
「俺もまだ食えないわけはないんやけど、時間が限りあるんやし」
「僕の財布の限界もありますからね。いつまで食べるつもりです?」
「いくら予定だったんだ?」
「せいぜい1万ぐらいですよ。タッチパネルの今の合計は8000円くらいです」
「最初に結構オーダーしたからみんな食ってるな」
「よく見たら工藤は飲み物多いんだよな」
「依頼の時にコーヒー頼む癖ですかね」
「
「なら、次一斉にするオーダーで最後にして、話はあと2つぐらいか?」
「了解。なら体育祭の話とかどうだ?」
快斗が次の話を切り出した。
「いいな」
「おまんらは何に出たんや?」
「俺はドッジ。二回戦敗退」
「僕はバスケを、三回戦まで頑張りました」
「俺もバスケや、なんと一年やのに3位取れたんやで!!」
「そうそう、驚いたよな〜んで俺はバレー、確か準々決勝で負けた」
「相手は3年やったからな」
「それな〜元全国大会行った選手がいて、ボロボロ」
「という事はそこに行くまでは快勝だったと?」
「いや何気に2回戦ギリギリで1点差勝利」
「あれは、危なかったな〜試合待ってたから見てたで」
「相手はどこだったんだよ」
「2-C」
「ああ、なんか噂になってた人いましたよね」
「そうそう、帰国子女でバレーの大会出てた奴、身長たっけーの」
「聞いたら190はあるゆうやん、ありゃバケモンや」
「いやいや、俺達のドッジの相手に2メートルいたぞ」
「まじかそれ」
「凄いですね」
と暫く食べながら駄弁っていき、ラストにオーダーした物を全て食べ終えた四人。そろそろ終わりが近づいてきた。
「さあて、どのくらい食べたんだっと」
快斗がタッチパネルを操作し、合計金額を見る。
「……2000オーバー」
「皆さん…食べ盛りと言えども食べ過ぎです」
「いやいやそりゃ快斗が、アイス3つとか頼むから」
「いやいや、新一が飲み物頼みまくったせい」
「どっちもや」
「いや、お前だろ」
「ありゃ、そりゃすまんの…白馬」
「ライスの件で察するべきでした…」
新一と快斗の言い争いを止めようとした平次が1番食べている。全体の3分の1を彼は食べていた。白馬は三人に外に出てくださいと言い、快斗から3千円を借りて支払いを終えた。
「んじゃ、また来週!」
「ほなの」
「なんだかんだ、皆さん、今年の半分楽しんでましたね」
「事件もあったが、それでも良いって分かるよな」
こうして、四人は二人ずつで違う電車に乗り、それぞれ米花町と江古田町へと向かった。
「…あいつ、まだ根に持ってるのかよ、俺が一人で終わらせた事」
「ああいうのは…新一君ですからね、かなり長く根に持つでしょうね」
「あれは俺のヤマだって何度も言ってたんだけど」
江古田駅から降りてきた白馬、快斗の二人は、あの新一の快斗に対する態度について駄弁りながら歩いていた。
「でも、言ってなかったですが、何となく分かりますよ彼の言い分」
「ヤマを独り占めしたことか?」
「いやいや、そうじゃなくて、あの新人のマジックを簡単に見破った件ですよ」
「そっち?」
「いまや、警察の根回しによって、あのキッドロスも世間ではようやく落ち着いては、来たものの、取り残されたかのように彼は燻っている」
「それがなんだって言うんだよ」
「キッドの、君のマジックこそ、至高だったんですよ、彼にとって、キラーと呼ばれるほどにね」
「…ほーん」
快斗
「おや、異議申し立てが?」
「まあ、名探偵はそうで良いんじゃねえか?」
「…あなたも、やっぱり揺るがないと」
「当たり前だろ、俺の至高はただ一人、黒羽盗一、最高の親父だけ」
「流石ですね」
「なんだよそれ、まあ俺はまだキッドとしては、超えたのかも分からねえし、マジックに関しては、まだ俺自身荒削りって時たま思うし」
天才と言って、天才だと認めないのも、あなたなんですよね、僕からすれば、あの完璧な推理から狂わせたのは、君だけですよ。
「んじゃ、また来週」
「ええ、黒羽君」
そうして、二人は別れて帰路に着いたのだった。
設定
出てくるのは四人のみだが、追加すると、四人と一緒に世良と園子も入学。園子はお嬢様が通う大学の方がと母には言われたが、世良もいるし、こっちが良いと一蹴り。世良は別学科で格闘サークル所属。園子も別の学科でサークル無所属(本格的に秘書を目指す事になった為。)蘭は高校生の時のスカウトで東都にある体育系の大学へ。平次と一緒に和葉も上京しており、別の大学に、少林寺拳法サークル所属。平次とはマンションが一緒で部屋は隣同士で暮らしている。飯は平次の部屋で食べている。
灰原も元に戻るも、宮野志保という名は公に出さず灰原哀として暮らしている。
この話の世界線では、快斗が全て一人で終わらせたので、新一はそれにムッとしている。
工藤新一
組織解体後、帝丹高校に復学し、卒業。東都大学1年。その際にまた高校生探偵活動をスタートし、工藤新一死亡説を払拭。事件に突っ込むのは相変わらず。その後東都大学に入学。入学式の際に真っ先に飛び出してしまい、注目の的に。その後男性は命は助かったものの、騒ぎになったのでこっぴどく説教された。(快斗巻き添え)他三人とは同じ学科あり、白馬と同じクラス。サークル無所属。無所属なのは、白馬と共にホームズ同好会を作る為であるが、ホームズだけだと限りあるんではと平次から妥当の探偵小説同好会にと提案するも新一が「ホームズが至高」と許さなかったがサークル担当の教諭に流石に指摘を受けて部員募集中、一度は平次と快斗を巻き込もうとした。ちなみにサークルのリーダーもその時やろうとしている。そして使うものは使う精神も変わらずで事件遭遇の際、いた場合、快斗を連れて行こうとするも毎度白馬に止められている。(一回、それの件で腹いせに快斗のサークルのメンバーにキッド=快斗をバラそうとした。平次が阻止。)蘭とは別の大学になった為、こまめにメールなどやりとりをしている。
受講態度
事件ない時はちゃんと受けるが、事件発生を聞くと断然そっち優先。
服部平次
東都大学1年。快斗と同じクラス。それぞれ別のサークルに所属してるが、バイクの話で仲良くなり、後にバイクサークルにも二人で所属。
本編に登場していないが、和葉も上京しており今は同じマンションの隣の部屋同士で、飯は二人で食べている。
受講態度
ちゃんと受けるが事件発生時は工藤が突っ込んでいるか心配もありつつ、行ったり、行かなかったりしている。サークルは剣道が主でバイク旅サークルはサブサークル扱いなので参加できる時参加
黒羽快斗
東都大学1年。平次とは同じクラスで、良きバイク仲間。キッドの活動を終えて、卒業し、ようやく普通の大学生活を過ごす予定が入学式早々探偵組がやらかしたので、新一と白馬のクラスの担任から特に、工藤の監視役を仰せつかる。そしてそれもあってか探偵組の保護者と呼ばれている。
サークルはマジックサークルとバイク旅サークル
受講態度
居眠りがありながらも、ちゃんと受けてる。成績はみんながあんなにこっそり寝てるのにと言われるが、高く普通にTOP20にいる。
白馬探
東都大学1年。新一と同じクラス。ロンドンでのやる事を終えてから、本格に日本に帰国。推薦入試で東都大学に入学。サークルは新一と一緒に立ち上げ予定。彼から託された謎を時、新一、平次とキッドの終わりを見届けてから、同級生としてもうこれ以上酷い目に遭ってほしくないという、保身的な考えになり、新一が事件の助っ人に借りだそうとする際に身代わりになって、止めている。
受講態度
事件に行くけども、ちゃんと復習予習をし、内申点と成績は良い。
最後まで読んでくれてありがとうございました!