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    souyabns510

    腐女子。メギド72のバラソロに狂ってる。自分の欲望に忠実に生きてる。

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    souyabns510

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    バラソロDom/Subパロ。デザイナーバラム(Dom)×DKモン(Sub)ノリと勢いの産物。モブがちょっと出張る。

    #バラソロ
    roseSolo
    #Dom/Subユニバース
    dom/subUniverse

    暴かないでマイダーリン 触れないで、優しくしないで、突き放してくれていいから。
     どうか期待をさせないで。

     僅かな息苦しさに目を開く。低い排気音、カーテンの向こうに薄明かり。見慣れた安アパートの天井を見上げていた。タイミングよく鳴り出したアラームが耳をつく。
    「ぅ、あさ……起きないと」
     ぼんやりと起き上がってスマホのアラームを止める。なんとなく体が重いがいつもの事だ。のろのろ移動して鏡の前に立つと眠たげな自分がいた。祖父譲りの褐色の肌に黒い髪。冷たい水で顔を洗えば少しだけ意識がはっきりする。朝ごはんを食べて、学校に行くための準備、時間が余ったらニュースを流しながら内職、というのがソロモンの朝だった。
    『昨夜都内のホテルで一人の男性が救急搬送されました。男性はSubである事から行き過ぎたプレイが原因と見て捜査が進んでおりーー』
    「またか……最近こういうニュース多いな」
     バラの花を作りながら眉を顰めた。世の中にはダイナミクス、と呼ばれる第二性が存在している。支配したいDomと支配されたいSub、そのどちらも持ち合わせているSwitch、どちらの特性も持たないNormal。欲求が解消されないと精神的にも肉体的にも不調になると教わった。本能的な欲求を満たすために定期的にプレイと呼ばれるコミュニケーションをとらなければならず、昔は理解も進んでいなくて大変だったらしい。行きすぎたプレイをしたDomがSubを再起不能にしてしまう事のないよう、今は法整備とルールが徹底されている。
     ソロモンも来年18歳になれば検査を受ける事になる。全国で一斉に行われるそれは国民の義務だ。結果によっては病院を紹介されたりもするらしい。どうなるかは正直分からないが、ソロモンはどちらにも当てはまらないと思っている。
    「支配したいとかされたいとかちょっとよく分かんないしな……」
     ああけれど、前にパートナーだと思われるDomとSubを見たことがある。信頼と幸福を見てとって、少しだけ。ほんの少しだけ羨ましくなった。寂しくなって振り返っても誰もいない。テレビの音だけが響く空間が重くのしかかってくるようで胸がざわついた。少し前までは祖父が笑いかけてくれたがもう二度と会えない。
    「じいちゃん……大丈夫。俺は大丈夫だよ」
     最後、世話をしていた祖父が心配そうにしていたのを思い出して首を振る。学校を卒業したら働いて慎ましく暮らそう。それでいいんだ、と言い聞かせてテレビを消した。そろそろ出かける時間だ。遅刻しないようにと切り替えてアパートの扉を開く。

    「ソロモンくん、ごめんねどうしても外せない用があって」
    「うん、いいよ。掃除当番くらい」
     ありがとうと言って笑ったクラスの女子を見送っていれば隣からアホだなと声がかかる。
    そちらを見れば呆れ顔の友人。そいつは窓際にもたれかかりながら楽しく談笑し始めた彼女を見遣った。
    「お前相変わらずだな。あいつ今日デートらしいぞ」
    「え、うん、でもまぁ、用事ではあるからさ」
    「お人好しだなぁ、ま、俺も今日はデートな訳だが」
     目の前の彼、ツルムガは昔からの友人だ。最近できた彼女の事を惚気てくるのが若干鬱陶しくて微笑ましい。羨ましいとかは思っていない、多分。
    「そんでな、彼女が最近ハマってるブランドがあってよ。男としては買ってやりてぇじゃん? でもたけーんだよ見ろよこれ!」
     これでもかと出てくる惚気を聞き流していれば不意にスマホを突きつけられる。そこに写っていた服は確かにデザイン性が高く良いものに見える。男性でも女性でも着られるデザインで、フリーサイズだからアレンジもやりやすいのが人気の秘密、とかなんとか。ぱっと目についた写真は若い男性だった。金色の髪に丸い瞳、端正な顔立ちをしている。着ている服は彼のためのものかと思う程。感心して見ていたがその値段に目を擦った。
    「ん? あれ、いち、じゅう…………うそ」
    「そうなるよな! しかもこいつがデザイナーなんだと! クッソむかつく」
     デザイナーがモデルもできるとか嫌味かとツルムガが文句を言っているのを横目に写真の男性を睨む。何故だか目が離せない。どこかで見たような気がして首を捻った。そんなソロモンにツルムガがどうしたと声をかけてくるが反応できない。
    「おーい、ソロモン。そうか、そんなにむかつくか奴が、っと俺は行くぜじゃあな!」
     うんうんと勝手に納得していたツルムガが急いで席に戻った事にも気付かず唸っていれば一喝。はっとして顔を上げれば厳しいと有名のフォカロル先生が目の前に立っていた。
    「いい覚悟だ。後で職員室に来い!」
     驚いて跳ねたソロモンを見たツルムガが成仏しろよと手を合わせている。恨みがましい目を向けても我関せずという態度だ。覚えてろ。
     そうして放課後職員室に呼び出されたソロモンは長い説教を浴びる事になった。それがようやく終わって買い物に行く途中。重苦しいため息を吐く。長いそれも胸の靄を晴らしてはくれない。説教された事が原因ではない、それはそれで堪えたけれど。まるで思い出したように訪れる不調。なにが原因なのかは分からないが誰かの手伝いをしたり掃除をしたりしていると少しだけ忘れられる。
    「あともうちょっとで思い出せそうだったのにな……」
     ふとツルムガに見せられた画面を思い出す。なぜこんなにも気になっているのだろう。気になるがしかし、今日はそんな事に拘っている場合ではない。早く行かなければスーパーの特売に遅れてしまう。少し遠出しなければならないが電車代も気にならないくらい安くなるスーパーがあるのだ。確保できる食材の如何によって1週間の食事内容が変わってくるのだから負けられない。気合いを入れて電車に乗り込んだ。

    「……っぅう、負けた」
     目算が甘すぎたと肩を落とす。説教の分遅れた時間は取り戻せない。狩り尽くされた売り場で涙を飲んだ。どうにか残っている食材を抱えてレジへ。まだ客がごった返していてレジ打ちのバイトが大変そうだ。気弱そうな店員が必死に対応している。待っている間ぼんやりと周りを見た。やはり主婦が多い。そんな中、とあるフードの客が目についた。丁度今入り口から入ってきた人物。ここからではもう目で追えない。知らない人だったと思う。けれどちらりと見えた金髪が気になった。訳もなく追いかけたい衝動。そわそわ落ち着かなくなってきて待機列から外れようとした、瞬間。
     ガシャンと何かが落ちる音と怒号。響いたそれにざわめきが一瞬で静まった。慌てて確認するとレジで客がなにか喚いている。内容は思わず呆れてしまうほど拙い。やれレジが遅いとか、欲しい物がなかったとか子どもかと言いたくなる。涙目になっている店員が不憫で何か考える前に足が向いた。けれど近付くほどにびりびりと肌が粟立つ。胸の底に不快な感覚。それでも振り切って男の腕を掴んだ。
    「おい、アンタいい加減にしろよ、っ」
    「あぁ!? うるせぇ俺に指図すんじゃねぇ!」
     振り返った男性の目を見て身が竦む。どうしてと考える前に一歩退がった。ソロモンを認めた男性が鼻をひくつかせてにぃと笑う。まるで都合のいい玩具でも見つけたようなそれにぞっと背筋が凍った。
    「はは、お前Subだろ。わざわざ来たって事は欲求不満なのか?」
    「……え? 何言って、触るなっ」
     伸ばされた手を弾く。睨めば不機嫌そうに舌打ちした。それに足が震える。湧いたそれは恐怖だった。
    「“跪け”」
    「っひ、ぅ……いや、だ」
     言葉が頭を揺さぶって立っていられなくなりそう。従った方が楽だと本能が言うが嫌だった。その態度が気に食わなかったのか苛立たしそうに首を掴まれる。
    「Subが逆らってんじゃねぇ……“謝れ”」
     頭痛と吐き気が酷くて言葉が出ない。上手く呼吸できなくてただただ苦しかった。こんな男の言う事なんて聞きたくない。嫌だと思うのに怖くて仕方がなかった。ぶんぶん頭を振るだけのソロモンに男性がついに拳を握ったのを見て覚悟を決める。吐きそうな程恐ろしいが絶対に譲らないぞと目に力を入れた。
    「なにグラム撒き散らしてんだよ。迷惑だっつの」
    「なんだテメェ、っひ」
     ため息と軽快な声。誰も動けないような中で1人、フードの男が今にも振り上げそうな男性の腕を掴んだ。怒鳴ろうとしただろう男性は何かに怯えたように呆気なくソロモンを離す。そのまま崩れ落ちて動けないまま。何やら話しているが聞き取れない。急に大人しくなった男性が逃げるように立ち去っていった事だけは分かった。体は自分のものとは思えないほど震えていて浅い呼吸を繰り返すだけ。誰かがどこかに運んでくれたが一向に回復しない。
    (くるしい、こわい、なんだこれ、きもちわるい)
     ぎゅうと丸まっていると人の気配。顔を上げようとしたが上手く力が入らなかった。汗に体を冷やされて寒い。
    「おい? ドロップ手前じゃねぇか、しょうがねぇな。“ゆっくり息をしろ”」
     とん、置かれた手のひらに背中をゆっくりと叩かれる。ごく軽く、安心させるように触れられて言葉がすんなりと。呼吸の仕方をやっと思い出して深く吸って吐いてを繰り返した。
    「はっ、はぁっ、はー、は」
    「大丈夫か? ほら、“俺を見ろ”」
     ぴくん、と本能が反応する。逆らわずに顔を上げれば目が合った。
     ーー月だ。
     反射的にそう思った。静謐を湛えた光に魅入っていれば思考が痺れてくる。きんいろに彩られたそれが細まって形のいい唇が弧を描いた。
    「お前の名前は? “言え”」
     言葉に脳を刺激されて別の意味で呼吸が荒くなっていく。それは紛れもなく期待感で、ずっと求めていたものだと直感した。
    「あ、ぁ、ソロモン……」
     白い指が顎を辿っていく。早鐘を打つ心臓が苦しくて、それでも目の前の彼から目が離せなかった。唇が開く。赤い舌が柔らかそうなそれを辿って艶やかに笑んだ。
    「ソロモンな。“よく出来ました”」
    「っ、ぁっ、ぁっ、ぅ?」
     ぞわぞわと駆け巡った痺れに思わず口を塞ぐ。熱くなっている股間が信じられなくてぎゅっと足を閉じた。
    「我慢しなくていいぜ。よしよし」
     いつの間にか引き寄せられていて彼の肩に頭が乗っている。撫でられると信じられないくらい気持ちがいい。
    「ふぅ、ふ、んぅ、おれ……なんで」
    「細かい事は後でな。きもちーだろ?」
     寝ちまえ、と背中を優しく叩かれて瞼が落ちそう。先程の恐怖が嘘のように穏やかで安心してしまっている。思考は定まらずただ多幸感に包まれていた。首に擦り寄るといい匂いがする。
    「ん……“いいこ”」
    「んぁ、んっ、んん、ふぁ? ぅぁっだめ、っぁ」
     耳元に熱。ちゅ、と音を立てながら入り込んできた言葉に全身が歓喜する。熱を持っていた股間がじんわりと何かを漏らした。とんでもなく恥ずかしいのにがくがく震える腰を止められない。
    「…………マジか。つーか俺も……」
    「ぁ、ご、ごめ……ぅ」
     冷静な声にびくりと慄く。大きな溜息が聞こえてきて途端にやらかした事実が押し寄せた。けれど離れる事ができずもがいていると体が宙に浮く。抱え上げられて顔が近くなった。惚けたように見つめているとにっこり笑う。
    「持って帰っていいよな? な?」
     まだ頭は薄ぼんやりしていて何を言われているのか分からなかったが、彼が怒っていないらしい事は分かった。その事に安堵してよく考える間もなく。
     こくんと頷いたソロモンを上機嫌に見た彼が歩き出す。いい匂いと心地いい体温、僅かな振動。眠ってしまうには充分な条件だった。

     暖かくていい匂い、とくとく刻んでいる音。ずっと浸っていたいような幸福感。なんだろうと思いながら目が開けられない。
    (もうちょっと……)
     もぞもぞ擦り寄ると抱き寄せられて自然と笑みが溢れる。程よい圧迫感がソロモンを包んだ。微睡みに意識を引っ張られてもう一眠り、そう思ったのに無情にも電子音が鳴る。セットしているスマホのアラームだ。手を伸ばそうとしてしかし届かない。いつも右側の枕元に置いてあるのに。
    「む、ぅ〜〜、スマホ……ぇ」
    「うるせぇ……まだ6時じゃん」
     ジジイかよと近くから声。アラームはいつの間にか止まっている。もちろんソロモンが止めたのではない。開けた目が白い肌を捉えている。おそるおそる上に視線をやれば綺麗な首筋。金が散らばるそれより更に上。眠たげなはしばみがソロモンを見ていた。ぱち、と合わさったそれが細まって昨日の事を思い出す。
    「えっ、あれ……え、うわ、なんで裸!? あんた誰!?」
    「うるせぇっつの。もうちょっと寝かせろ。話はそれから、ぐぅ」
    「いや、困るっ寝るなよ腕離せぇ!!」
     むぎゅと抱き込まれて焦る。不思議と不快感はないが見ず知らずの人と何故こんな事になっているのか。あの後眠ってしまったからよく分からないがそれならきちんと状況を把握したい。そして今日は平日だ。
    「おい、学校遅刻しちゃうだろ!」
    「ああ、メギ高だろ。今日休むって連絡しといたぜ」
     暴れるソロモンに諦めたのか彼がもぞりと顔を上げた。ぽかんと見ていれば呑気に伸びをしている。細身かと思っていたがしっかり筋肉がついていて綺麗だ。彼の方が背が少し高いがそんなに体型は変わらないのに。圧倒的に肩と胸周りが違う気がする。つい悔しくなってしまったが首を振った。そんな事を考えている場合ではない。
    「何勝手に連絡してるんだよ!」
    「ところでお前何歳?」
     なんの回答にもなっていない。休むつもりはないぞと噛みつこうとしたが存外真剣に見られて口を噤む。疑問に思いつつ17だと言えば顔を顰めた。
    「今日病院行くぞ。ダイナミクス検査してもらえ」
    「え? でも、来年受けるし」
    「気付いてないだろうがな、お前フェロモン垂れ流しなんだよ。Subのな、俺はDomだから本能で分かる」
     顔が近付いて、すんと嗅がれる。否定しようとして顎をとられた。合わさった瞳に心臓が跳ねる。
    「“来い”、膝に乗れ」
    「っ、ぅぁ……ん」
     ぶる、と震えて体が勝手に動く。素直に乗ればを褒めるように背中を撫でられた。こて、と肩に頭を置くと頬が寄せられる。つむじを吸われてくすぐったい。けれど拒否感は無く、じんわりと胸が温かいものに満たされていく感覚。
    「な? よしよし、ついでにケアしとくか。いいこいいこ」
    「ぅ、ん、ぅう、なに、これ……」
    「昨日ドロップしかけてたからな。ちゃんとしとかねぇと。気持ちいいか?」
     思考が雲みたいにぽわぽわしている。とんとん背中を叩かれているだけなのに溶けてしまいそう。頷いて首筋に鼻を埋めるといい匂いがする。ぴりぴり欲を刺激するそれ。心地よくて全部委ねてしまいそう。
    「お前最近調子悪かったんじゃねぇ?」
    「う? うん、少しだけ……」
     そういえばそうだった。けれど起きてからは息苦しくもないし頭痛も吐き気もない。いつも息苦しさで目が覚めていたのに。不思議に思っていれば抱え直されて少し離れた距離を自ら埋めた。その行動にも今は疑問が湧かない。
    「はは、素直。お前早めに発症したんだな。全然自覚ねぇ筈だぜ」
     検査受けなきゃ分からない事多いからな、と言われながらそうかと。正直自分がそうだとは思っていなかったが事実、こうしているのだから受け入れざるを得ない。
    「ん、よし。飯食うか」
    「……うん」
     まだ少し頭がぽわぽわしている。そんな様子を見て彼が首を傾げた。一瞬後に険しい顔。何かしてしまっただろうか。不安になったがしかし頭を撫でられて霧散する。
    「お前ちょっとスペース入ってねぇ? 昨日会ったばっかだぞ。そんな緩くて大丈夫か?」
     ぺちぺち頬を叩かれてはっとする。目の前に端正な顔があって思わず後ずさった。自分で自分が信じられない。SubスペースはDomに全部委ねてしまっている状況だと習った。本来なら信頼関係が出来上がったパートナーじゃなければ入らないとも。つまりソロモンは昨日会ったばかりの見ず知らずの男に全部委ねている事になる。当然プレイなんてした事がないがこんなに甘えてしまうものなのだろうか、そもそもそんな欲求があった事自体恥ずかしい。
    「あ、や、ぅわ……違うっ、違うからな!」
    「はいはい、食材ねぇからどっか食いに行こうぜ」
     離れた彼を追った指を握りしめて悶絶していると適当に服を放られる。それは疎いソロモンが見ても上等なものだった。と、いうかだ。このデザイン見た事があるような。
    「あの……俺の制服は?」
    「平日に制服のガキ連れてたら目立つだろ。それやるよ」
    「いや、でもこれ……高いんじゃ……」
     そう、これはあれだ。昨日ツルムガに見せられたモデルが着ていた服ではないだろうか。そして今更だが、目の前にそいつがいるような気がする。
    「ああ、気にすんなって。それただのサンプルだしな」
     なんて事のないように言った彼は紛れもなく。金の髪、白皙の肌、丸いはしばみを長い睫毛が飾っている。確かそこに記載されていた名前は。
    「……バラム?」
    「なんだ知ってたのか? 俺も有名になったな」
     そう言って無邪気に笑う。
     ぎゅうっと胸のどこかを掴まれたような衝撃。
     ああ、その手のひらと声の優しさなんて知りたくなかった。
     期待なんてしたくなかったのに。
     自身の本能が疼く。
     ずっと求めていた。
     誰かの世話をしても、手伝いをしても、礼を言われても満たされなかった。
     置いていかれるばかりだったから、どこかで諦めていた欲の塊。
     尽くしたい、褒められたい、甘えたい。
     全部を差し出すから、どうか、どうか。
     ずっと一緒にいてほしいと、願う己を自覚してしまうから。
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