含まれるもの
メイン
藍燐 後天性Dom×Sub
ちょっと
巽ひめ SwitchSub×Dom
ニキマヨ Dom×SwitchSub
「燐音先輩、おれ、ほかのひととPlayしてきたって浮気なんて思わないからね」
「なに? 急に。俺っちべつに欲求不満じゃありませんけど〜」
「……でも、必要なことだって。本能的なものだから、がまんしすぎるとよくないって……聞いたよ」
「心配どうもォ。まじで平気だよ。燐音くん我慢は得意なの」
「燐音先輩が我慢強いのは知ってるけど……つらくなるまえにクリニックいってね? お医者さんに通いづらいなら、マヨさんがいいお店紹介してくれるって……」
「……なんだよ、さっきから」
「へ?」
「よそでPlayしろって……俺の欲を他人に預けろって? どういう意味かわかってんの」
「わ、わかんないけど、共感はできるよ。でもおれ、燐音先輩につらい思いしてほしくなくて、だから」
「だから浮気しろって? ああ、彼氏サマご公認だから浮気にゃなんねえのか。嫌だぜ俺は。ぜってーヤダ」
「そ、そんなにいやがるの……? おれ、傷つけるつもりで言ったんじゃないよ。クリニックにかからなくて苦しがってた人を見てたから、燐音先輩にあんな思いしてほしくなくて」
「心配してくれてんならさあ。だ〜いじな藍ちゃんに、残酷な提案された俺の気持ちは? どう思ってんの」
「……おれだって、やだよ、こんな、言いたくないよ」
「じゃあいいよ。欲なんか、俺が抑え込めりゃあ済む話だろ」
「…………頑丈な人でも、精神的な柱の人でも、ダイナミクスには逆らえないって……! 無茶して体壊してほしくないんだよ! なんでわかってくれないの……」
「……」
「なんで……おれ、あんたのパートナーになれないの。なんで、他の人に預ける想像しなくちゃなんないの……」
「HiMERUを巻き込まないでください。なにを警戒しているんです? 礼瀬の紹介なら信頼に足るでしょう、本人はああですが」
「いーから、手早く済ませてくれや。よそでスキャンダルはごめんだろ」
「……ああ。もしや、白鳥にもダイナミクスを偽っているんですか? あなたがDomであると?」
「えーっ俺っちなんのことだかわかんない」
「そうですね。そもそも相応しくない紹介先で騒ぎにでもなれば、天城には苦痛でしょう」
「……騙したんじゃねェよ。気づいてくんねーかなってかわいい燐音くん心っしょ」
「それで一人で傷ついて、白鳥に八つ当たりを? 故意に騙すのと何ら違いありませんね」
「厳し〜。……もさあ、メルメル……そろそろ、限界かもォ……」
「はあ。では、説教はPlay後に改めて」
「ヤダ〜……」
「そもそも第二の性などという呼称がよくありませんね。恋い慕う相手とダイナミクスの相性まで、と願うのは過分でしょう。気に入る相手と、生理的欲求を解消し合う相手、分けてなにがいけないのです」
「……でもさァ、好きな子にこの状態もみてほしいって、思っちまうんだよなァ」
「恋とは厄介ですね。HiMERUは御免被ります」
「巽クンは?」
「ただの解消先ですよ」
「は〜、つめて〜……」
このあとなんやかんやあって燐音くんがSubだとバレたあとPlayごっこするしお互い充足感に満たされるし、健康診断で促されて専門クリニック受診したらあいちゃんのDom性が発露しててハッピーエンド
「おれ、何年もNeutralだって言われてきたんですけどォ……?」
「パートナーとの出会いでダイナミクスが発現する事例はいくつかあるんですよ。めったにないことなんですけど……ふふ、よほど信頼し合っているんですね」
「……ってことで、燐音先輩のせいでおれ変わっちゃいました。ご指導よろしくお願いシマス」
「……なぜHiMERUを頼るのですか? そちらには珍しくSwitchが二人もいるのですから、レッスンに付き合わせればよいでしょう」
「き、き、きまずいんだもん……だからまずは根っからDomのひとに、心構えとか聞きたくってェ」
「……はあ。揃って面倒な……」
たつみ Sub寄りSwitch
マヨイ Dom寄りSwitch
一彩 Dom
藍良 後天性Dom
燐音 Sub
HiMERU Dom
椎名 Dom
こはく 考えてない たぶんSwitch
「HiMERUさん、隠さないで。どうぞ俺にCommandを。あなたになら、どうされても構いませんから」
って壊されたがるたつみになっちゃう!?
「あなたにそうしてもらう特権は、俺だけのものですから」
ニキマヨのマヨちゃんに「あなたのSubにしてください」って言わせてえ
普通にお願いしたつもりが緊張でこわばる体、恥ずかしくて赤らむ顔のせいでえっちに見える
「「優しいDomは珍しい」とかって、色んな人にPlayをお願いされてたんすよね。だから詳しいってか、実地経験? HiMERUくんの知識にはかなわないっすよ〜」
「へっ、燐音くんとPlayした回数? ナイナイナイ! あのひと苦しがってても、僕が手助けするのいやがるんすよ! そのうちどっかで解消相手見つけてきたって、出てくようになって……今思うと、うまく隠されてただけなんでしょうねぇ……」