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    gt_810s2

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    gt_810s2

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    いいわけ銀時の後悔と後ろ向きな決意の話
    703訓直後の銀時の中に自暴自棄な自分、松陽を斬ったあとと同じマイナス思考や絶望、落胆、諦めは確かに存在していて、彼が異なるルートを進む(何もする気がおきないから万事屋じゃない・空っぽじゃない)ことになった理由は「仲間たちの笑顔が時間をかけて自分の手を引いてくれた」からだと思っています。
    彼がふらふらもう一度彷徨っても帰る場所が確かにあり、何かで自分を縛らなくても彼は自由でいていいし、自由な彼を縛るのではなく、彼とつながっていてくれるものが江戸でありかぶき町であり万事屋であり。
    結局、彼は松陽と高杉のことは失っていて、本意だったかそうでないかの違いしか、崖の日と703訓の間にはありません。銀時が「それでも十分だ」と笑えるのは、たとえ失っても本質的には松陽と高杉を失ってはいないから。そう気付けたから、理解出来たから。
    これが大前提にはなりますが、じゃあ銀時が一人でふらついてる時の、特に高杉とのふんぎりをつけるタイミングってどこなんだろう……と考えて書き始めたんですが、そんな一人で区切りをつけられるならあんな風に704訓で描かれないと思うし、やっぱふらふらしてこのあとも理由つけて万事屋に帰らず放浪しやっと飲み潰れて帰ってきて新八と神楽と定春にぶっ飛ばされた時にやっと「俺たちは万事屋だ」って笑える銀時になるんだろうなとか。

    彼がアルタナ杉と再会したとして高杉との関係性をやり直すか否か、で言ったら割と半々で、周りや運命がほっとかないから巡り合うのが銀時と高杉なんだろうなと思っていて、この思考は最終訓後の銀高成立を否定するつもりは一切ないんですが銀時の中で「諦めなければいけないもの」として分類され、どこかで区切りをつけてはじめて「やっぱり欲しかった。もう囚われはしないけど」みたいな存在に高杉がなる瞬間が欲しかったしそれは10月10日までに書き……書きたい……書けるのかな……書けなさそう……………。この話がしたかっただけです。ありがとうございました。
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