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    tomo_m920

    @tomo_m920
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    tomo_m920

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    冬眠から覚める頃、アジは一緒に食べる用の朝ご飯の準備に余念がない

    #クロウリー
    crowley.

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    related works

    銀鳩堂

    PROGRESS【シリーズ移植のお知らせ】第一話は最終話(⑮話)に回収され消滅しました。このファイルは初期版の保存のため残してあります。校正済みのシリーズ最新版はpixivへお願いします。
    pixivのシリーズ目次URL
    https://www.pixiv.net/novel/series/8421068
    (2022.01.27.書き換え。書き換え前のキャプションは本文冒頭に転載して保存)
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第1話「茨の魔女の敗北」【初期版キャプション保存】
    ヤンクロ第1話「茨の魔女の敗北」TEXT版
     クロウリー学園長の過去話(捏造200%)を連載中。完走したら多分あちこち修正が入ると思います。(話が途中で矛盾したりするかもしれず…)
     画像版だけ「第一章」って書いちゃったけど第一話ですね…。後々校正する都合でテキスト版もUPしました。今後はTwitterには文庫ページメーカー画像を投稿、こちらはテキストで行きます。



    ~*~*~ 本文(修正なし)~*~*~


     轟音ごうおんと共に鮮やかな黄緑の炎が吹き出し、橋の上を舐めるように走る。
     そのみなもとには巨大なドラゴン。裂けよとばかりに開いたあぎとを閉じると、上体をそらし、振り上げた前足を力強く足下へと振り下ろす。筋肉の動きにつれて金属光沢を帯びた鱗がうねる。陽光を反射し輝くさざ波がドラゴンの体表を走る。
    1264

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    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第3話「誕生」TEXT版
     城門の前の戦いとマレフィセントの最期から時を遡ること十数年前。大鴉のディアヴァルの回想は続く。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)を連載中。完走したら多分あちこち修正が入ると思います。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」ですが、このシーンは捏造です。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第3話「誕生」 大鴉おおがらすのディアヴァルの回想は続く。
     そう、あれはマレフィセントに仕えるようになって間もない頃のことだった……。



     ある日、ディアヴァルはいつものように人間の城に舞い込んで、あちこち覗いて歩いていた。
     今日は何となく、城の中がざわめいていて、いつもと雰囲気が違う。様子がおかしいぞ……、と思い、いつもより念入りに様子を見て歩く。
     と、とある部屋の前に人だかりが出来ていて、その真中に王がいた。あれが我があるじマレフィセントの仇敵きゅうてきだ。王は気もそぞろな様子で扉の前をウロウロと歩き回っていた。何か心配事があるような風情だが、ならばなぜ扉を開けて中に入らないのだろう?
     そう思った時。唐突に扉が開き、よろこびに顔を上気させた下仕しもづかえの女が飛び出してきた。
    958

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第7話「森の乙女」TEXT版
    大鴉のディアヴァルの回想。三妖精に育児能力がないと知ったマレフィセントはディアヴァルに姫の世話をさせる。やがて姫は美しい乙女に成長する…。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」。今回も映画ネタバレ特盛(この辺は原則映画のストーリーに沿うので)。改変捏造もあるので何でも許せる人だけでお願いします。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第7話「森の乙女」 大鴉おおがらすのディアヴァルの回想。仮の名をローズ・ブライアと名付けられたオーロラ姫は美しい乙女へと成長していったのだが…。


     三人の良き妖精たちとマレフィセントとディアヴァル(主にディアヴァル!)に守られて、赤子は美しい乙女へと成長した。
     不思議と森の動物にもなつかれる娘で、普段なら人間は敵とみなすような猛獣でも、彼女の前ではおとなしくこうべを垂れ、耳の後ろを掻いてもらうのだった。
     そんなローズの様子を見ていたマレフィセントは、ある日、戯れに彼女の前に姿を表してみた。すると、ローズは顔を輝かせ、貴女を知っているわ、と言ったのだ。マレフィセントは内心すこしばかり動揺したが、表向きは片眉を上げて見せただけだった。
    2006

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ11話「フィリップ王子、来(きた)る」TEXT版
    ローズが倒れるしばし前に話は戻る。ローズが走り去ったあと、三妖精は森の中へと彼女を探しに行ったのだが、そこで出会ったのは思いがけない人物だった。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」。映画ネタバレあり。捏造多め。今回は、大鴉のディアヴァルの出番なし!何でも許せる人向けです。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第⑪話「フィリップ王子、来る」「ローズ! ローズ!? どこにいるの! 出てらっしゃい!」
     森に三人の妖精たちの声が響く。だが応える声はなく、呼びかけは虚しく木立に吸い込まれていくだけだった。
     どれほど探し歩いたろうか。三人は、まさかローズが城へ向かったとは思いつきもせず、見当違いの森の中を捜索していたのだ。
     そして彼女たちは、探していたのとはまったく別の人物と出会ったのだった。
     森の小道を、白馬にのった立派な身なりの青年がやってきたのだ。こんな辺鄙へんぴな森の中に、こんな貴公子が何をしに……? 三人はいぶかしんだが、青年は気に留める様子もなく馬から降りると丁寧にお辞儀をした。
    「こんにちは。私は人を探しております。この辺で見目麗しい乙女を見かけませんでしたか? 名前はローズ。柔らかな陽の光のような豊かな金髪とすみれ色の瞳の乙女です」
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