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    tomo_m920

    @tomo_m920
    適当に落書きする。パスは18歳以上かどうかです(y/n)

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    tomo_m920

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    アジクロだけどクロのみ。
    何で縛られたんですかねえ、わかりませんけれども。えぇ。
    18↑? y/n

    #アジクロ
    asbestos

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    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第3話「誕生」TEXT版
     城門の前の戦いとマレフィセントの最期から時を遡ること十数年前。大鴉のディアヴァルの回想は続く。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)を連載中。完走したら多分あちこち修正が入ると思います。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」ですが、このシーンは捏造です。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第3話「誕生」 大鴉おおがらすのディアヴァルの回想は続く。
     そう、あれはマレフィセントに仕えるようになって間もない頃のことだった……。



     ある日、ディアヴァルはいつものように人間の城に舞い込んで、あちこち覗いて歩いていた。
     今日は何となく、城の中がざわめいていて、いつもと雰囲気が違う。様子がおかしいぞ……、と思い、いつもより念入りに様子を見て歩く。
     と、とある部屋の前に人だかりが出来ていて、その真中に王がいた。あれが我があるじマレフィセントの仇敵きゅうてきだ。王は気もそぞろな様子で扉の前をウロウロと歩き回っていた。何か心配事があるような風情だが、ならばなぜ扉を開けて中に入らないのだろう?
     そう思った時。唐突に扉が開き、よろこびに顔を上気させた下仕しもづかえの女が飛び出してきた。
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    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第4話「復讐の始まり」TEXT版
     城で姫の誕生を知ったディアヴァルは、マレフィセントにそれを知らせたが……。
     城門の前の戦いとマレフィセントの最期から時を遡ること十数年前。大鴉のディアヴァルの回想は続く。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。完走したら多分あちこち修正入れます。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」ですが、このシーンは捏造です。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第4話「復讐の始まり」 ディアヴァルは、先程みた光景に釈然としない思いを抱いたまま、漆黒の翼を駆ってマレフィセントの元へと急ぎ戻った。
     ディアヴァルの話を聞いたマレフィセントは、これは好機かもしれない、と言った。人間どもは王女の誕生を祝って宴を催すだろう。そのときに、復讐のチャンスが訪れる、と。
    「あの男は、どうして怒っていたのですか?子どもが無事に産まれたら、普通は喜びそうなものですが」
     ディアヴァルの疑問に、マレフィセントは吐き捨てるように答えた。
    「跡継ぎになる男児が欲しかったのだろうよ。あの男らしいわ」
    「でも、男の子じゃなくても子どもは子どもですよ。跡継ぎってなんなんですか? 人間の考えることはよくわからないな……」
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    PROGRESSヤンクロ第5話「招かれざる者」TEXT版
     姫の誕生を知ったマレフィセントは復讐を思い立つ。
     大鴉のディアヴァルの回想は続く。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。完走したら多分あちこち修正入れます。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」、今回は映画のネタバレあります。もちろん改変・捏造てんこ盛り。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第5話「招かれざる者」 城で、プリンセスの誕生を祝うパーティが開かれる。
     その知らせは人間の国中を駆け巡り、隣国にまで伝わった。
     国中の選ばれた客へと招待状が送られ、隣国の王家にも使節が走った。宴は国を上げての盛大なものになると、おれが出され、城の使用人たちは準備でてんてこ舞いになった。
     そして姫の誕生パーティの当日。
     城の大広間は大勢の招待客であふれかえっていた。
     客たちを見下ろす段の上には王と王妃の玉座が設けられ、その隣には隣国からの使者の席も用意された。
     主催である王が宴の始まりを宣言し、隣国の使者が長ったらしいお祝いを述べ、次に国内の有力者がお追従ついしょうをたらたらと垂れ流し……。お祝いの乾杯の前の長い「儀式」に皆がうんざりした頃に、広間に文字通り飛び込んできた者があった。
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    PROGRESSヤンクロ10話「糸車は回る」TEXT版
    ローズ・ブライアことオーロラ姫は、自分にかけられた呪いの真実を知るために、父ステファン王の城へ赴いた。大鴉のディアヴァルはこっそりと彼女の後をつけたが…。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」。映画ネタバレあり。捏造多め。何でも許せる人向けです。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第⑩話「糸車は回る」 ローズが門衛に付き添われ王の間に入ってゆくと、王は門衛をぞんざいな仕草で下がらせた。そして、渋い顔でローズを上から下までジロジロ眺め回すと、こういった。
    「確かにオーロラだな。お前の母親の若い頃と生き写しだわ。何故いまここに来たのだ? 十六歳の誕生日が終わるまでは森の妖精共の元にいることになっていたはずだ。誰がお前をここに連れて来たのだ?」
     ローズは混乱した。森の妖精の元にいるはず……? フェアリー・ゴッドマザーのこと? そんなはずはない。なら、おばさまたちのこと? おばさまたちが妖精……?
     言葉を返せずにいるオーロラの様子に、王はさらに渋い顔になった。
    「まったく、何故今日なのだ。お前はもうすぐ隣国の王子と結婚する身なのだ。うまうまとマレフィセントの呪いに奪われるわけにはゆかぬ。今日一日、部屋にこもって出るでないぞ。万一にも何かあってはことだからな」
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