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    hukurage41

    @hukurage41
    類司中心。
    たまにイドアズ。

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    hukurage41

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    テーマは共犯者。
    むかーし読んだ天使の漫画を思い出しながら。
    とても中途半端。

    #類司
    Ruikasa

    にがよもぎ 雷が、
     神鳴りが、鳴っている。
     ゴロゴロと。稲光を一足先に落としながら。
     
     見られているようだと思った。
     その光に照らされると全てが露わになるようで、とても直視出来たものではない。

     誰に?

     神に。
     そう。神様に見られている。



     好きだなどと思ったことは無かった。

     でも、隣にいる時間が長くなる程呼吸がしやすくなったのは事実で、だから、どんどん一緒にいる時間が増えた。
     一緒にいれば情も湧く。
     情が湧けばーーー。

     どうなるのが正しかったのか。
     今となってはきっともう正しさなんて一生わからないけど、本当は正しいままに踏みとどまりたかった。
     天馬司はそう思った。

     わかるのは、これが正しく無い、ということだけだった。


    「司くん」
     稲光に照らされる類の肌は、石膏のように白かった。白々と、硬質な色。彼も又慄いているのだ。

    「司くん」
     頬に触れる指が、てのひらが、石のように冷たかった。
    「司くん」
     ギリギリまで身を寄せて類は三度名前を呼んだ。
     
     呼びかけるように。
     存在を確かめるように。
     許しを乞うように。

     司も又類の頬に触れる。白く滑らかで、酷く冷たい。己のてのひらが熱いのだろうか。己ばかりが発火しそうに熱いのか。
     とても不公平な気がした。

    「類。」
     目を逸らさずに名前を呼ぶ。
    「共犯者に、なってはくれないか。」
    「今更。」
     そんなもの、とっくのとうになっている。もう抜き差しならないところまで来ているのに、本当に今更だ。類も司も、もう逃げられないし逃せない。例え身体を繋げていなくても、それは純然たる事実として二人の内に横たわる。
    「そうか。ならばいい。」
     ゆっくりと瞬きをして、両手を類の首にかけた。
     熱くて熱くて堪らないから早く類の冷たい身体が欲しかった。どろどろととけて平熱に戻りたい。
     隙間がもどかしくて腕に力を入れると漸く類が接吻をくれた。
     冷たすぎて灼けるような痛みが走った。

     接吻とは、このようなものだったのか。
     冷たくて痛くて柔くて甘い、罪の味。
     こんなものを知ってしまっては、もう引き返せない。知らない頃には戻れない。脳髄を痺れさせるような甘さが司を狂わせる。

     神さま、神さま。
     ごめんなさい。
     ぼくはもう、あなたの御許には行けません。
     この身体が、この魂が無くては生きていけません。

     溺れるように接吻を交わす。
     触れて、離れて又触れて。
     もっと奥まで知りたいのにどうしたらいいのかわからない。唾液だけが渾々とと湧いてくる。上手く飲み込めなくて、唇の端から垂れてきたそれを類はべろりと舐めた。
     予想もしていなかった感触に驚いて閉じていた目を開けてしまう。
     飛び込んできたのは、稲光を反射して、いや、稲光そのものみたいにギラギラと光る類の瞳だった。
    「…っは。」
     司は名前すら呼べなかった。
     瞳に神を宿す類に「ごめんなさい、ごめんなさい。」と頭の中で繰り返す。
     


    『苦い。』
     司の唇の端から零れた唾液を舐めたら苦かった。きっと蕩ける程に甘いだろうと思っていたのに。
     成る程これが罰なのか。
     類はもう一生この苦味と共に生きなければならない。野菜の苦味だって受け入れられないというのに。
     けれど、毒をくらわば皿まで。
     苦味の元である口内へ舌をねじ込む。
     その暖かく狭い空間は司が飲み込めなかった唾液で満たされていた。苦い、苦い体液。
     類は躊躇いなくそれを啜った。
     苦味がなんだ。罰がどうした。司から与えられる苦味で苦しむならば、それはもういっそ類にとっては、本望だ。

     司を一生かけて食らい尽くす。
     そんなこと位でしか返せないと思っている。

     ごめん、ごめんね。
     司くん。
     君はこんなにも悲しそうなのに、僕はひどく幸せなんだ。

    「類、涙が。」
     目の縁に司の指があてられた。熱い指先。
    「悲しいのか?」
     そう覗き込む司の瞳の方がよっぽど悲しそうで、類はまた雫を零してしまう。
     指先で拭うだけでは追いつかない。
     それほどに涙はほろほろと流れていた。
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    hukurage41

    DONE #ritk版深夜の60分一発勝負
    演目)七夕
    ※画像でもあげたのですが、なかなか見にくかったのでポイピクにも同時にあげます。

    ・遠距離恋愛ルツ
    ・息をするように年齢操作(20代半ば)
    ・かつて書いた七夕ポエムをリサイクルしようと始めたのに、書き終えたら案外違う話になった
    星空を蹴っ飛ばせ「会いたいなぁ」

     ポロリと口から転がり出てしまった。
     声に出すと更に思いが募る。言わなきゃよかったけど、出てしまったものはしょうがない。

    「会いたい、あいたい。ねえ、会いたいんだけど、司くん。」
     類は子供っぽく駄々をこねた。
     電子のカササギが僕らの声を届けてくれはするけれど、それだけでは物足りない。
     
     会いたい。

     あの鼈甲の目を見たい。目を見て会話をしたい。くるくる変わる表情を具に見ていたい。
     絹のような髪に触れたい。滑らかな肌に触れたい。柔らかい二の腕とかを揉みしだきたい。
     赤く色づく唇を味わいたい。その奥に蠢く艶かしい舌を味わいたい。粒の揃った白い歯の硬さを確かめたい。
     匂いを嗅ぎたい。彼の甘く香ばしい匂い。お日様のような、というのは多分に彼から想像するイメージに引きずられている。チョコレートのように甘ったるいのともちょっと違う、類にだけわかる、と自負している司の匂い。その匂いを肺いっぱいに吸い込みたい。
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    PROGRESS※18歳未満閲覧厳禁※

    2024/5/26開催のCOMIC CITY 大阪 126 キミセカにて発行予定の小粒まめさんとのR18大人のおもちゃ合同誌

    naの作品は26P
    タイトルは未定です!!!

    サンプル6P+R18シーン4P

    冒頭導入部とエッチシーン抜粋です🫡❣️

    あらすじ▼
    類のガレージにてショーの打合せをしていた2人。
    打合せ後休憩しようとしたところに、自身で発明した🌟の中を再現したというお○ほを見つけてしまった🌟。
    自分がいるのに玩具などを使おうとしていた🎈にふつふつと嫉妬した🌟は検証と称して………

    毎度の事ながら本編8割えろいことしてます。
    サンプル内含め🎈🌟共に汚喘ぎや🎈が🌟にお○ほで攻められるといった表現なども含まれますので、いつもより🌟優位🎈よわよわ要素が強めになっております。
    苦手な方はご注意を。

    本編中は淫語もたくさんなので相変わらず何でも許せる方向けです。

    正式なお知らせ・お取り置きについてはまた開催日近づきましたら行います。

    pass
    18↑?
    yes/no

    余談
    今回体調不良もあり進捗が鈍かったのですが、無事にえちかわ🎈🌟を今回も仕上げました!!!
    色んな🌟の表情がかけてとても楽しかったです。

    大天才小粒まめさんとの合同誌、すごく恐れ多いのですがよろしくお願い致します!
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