酒場おじじの名前が知りたいしぐ「ああ、そんな感じ。後はこれ入れてステアして」
シオン「ん」
老星が一人座るだけのバーカウンターの向こうでバーテン姿の二人が酒に手を加えている。
老星「いあやはや、何度見てもお前さんがたはうりふたつじゃの。光(コア)の見分けがつかぬよ、すまんのう」
シオン「仕方ありませんよ、どうぞ。」
作り終わった酒を老星にだす。
しぐ「まぁちょっと複雑な事情でなぁ…じぃさんが謝る事じゃねぇよ。」
髪も身長も魔法によって変えられる星の子達の個人の確実な見分け方は、コアの光だ。
コアの光だけは変えることができない事になっている。
シオンは俺をもとに造られたようなモノだ。
俺からすればもう別人なのだが、魔法の祠などからも未だに俺だと彼は認識されている。
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