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    秋津ちな

    すーぐ限界情緒するよこの女

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    秋津ちな

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    AIのべりすとで書いてた危機感ザルすぎる司くんをどうにかしたいワンダショの話。なお司くんはいません。着地の仕方分からなくなったので供養します
    全年齢だけど若干のモブ司要素あります。あとえむちゃんに捏造設定付いてる

    #プロジェクトセカイ
    projectSekai
    #ワンダショ
    wish

    鳳えむは、草薙寧々は、神代類は決意した。
    必ず、我らが座長の危機感を養わねばならぬと。

    彼らはフェニックスワンダーランドのワンダーステージで共に笑顔を届けるショーをする仲間である。個性豊かな少年少女をまとめるのが、座長であり未来のスターを自負する青年、天馬司だ。
    先日のプロジェクトワンダーの一件でその名は全国へと知れ渡り、そして親善大使に任命されるまでに至った。
    親善大使として行ったいくつかのショーを経て、フェニックスワンダーランドの、そしてワンダーランズ×ショウタイムの評判は少しずつではあるが確実に上がっている。
    ただ、それに比例するかのように困り事も増えた。

    端的に言うと、司に厄介なファンが付き始めたのだ。さらに問題なのが司はその厄介なファンと普通のファンの見分けがつかないことだ。

    ある時は体調不良を装った成人男性に抱きつかれて匂いをかがれ(発見したえむが着ぐるみを呼んで事なきを得た)、
    またある時は寧々とネネロボの制止を振り切り異物が入った差し入れの菓子を食べて腹痛を起こし(完治してすぐに3人で説教をしたことは言うまでもない)、
    またある時は司の下駄箱にどう見てもストーカーとしか思えない手紙が入っていた(手紙は類が燃やし、さらに手製の防犯ブザーが渡された)。

    短期間でここまで被害に遭っているのに、司は何も変わらなかった。相も変わらずショーを行い、老若男女に笑顔を振りまく。1人、また1人とファンを増やしていくが、向けられる好意が純粋なそれだけとは限らない。その点を司は理解していないのだ。理解していたら盗撮された自分の写真を見て「おお、よく撮れているな」なんて言葉が出るはずがない。

    あまりにも危機感が欠如している彼の意識を正すにはどうするか。そんな議題の3人の対策会議はついに両手の指の数を越えた。
    「どうしよう、そのうち司くん誘拐されるかもしれない」
    「……その可能性も否定できないね…」
    チベットスナギツネのような表情のえむから出た言葉に静かに類が同意した。悲しいかな、財閥令嬢であるえむには何度か身代金目的で誘拐された経験があった。そのため家族や着ぐるみから防犯や自衛について口酸っぱく言われ続けていた。えむ自身、大切な人達の笑顔を曇らせたくないと忠告を素直に聞き入れ、時には着ぐるみから護身術の手ほどきを受け、結果彼女の防犯知識は同年代の誰よりも高くなった。
    しかし、司の場合は違う。彼はスターになる男だと豪語しており、自分がそういう対象になるとはこれっぽっちも考えていない。だからと言ってこのまま放置しておくわけにもいかない。
    「いっそ子供用のハーネスでも付けるかい」
    「類、何言ってんの」
    冗談でも止めて、とドン引きした寧々が諌める。さすがにそこまですると司が可哀想すぎるだろう。絵面もよろしくない。
    「それにハーネス着けた司と一緒に歩けるの」
    「うーん、そうだよねぇ……。あじゃあじゃあ、GPS付きのチョーカーとかならどうかなこれだったらあたしも着いていけるよ」
    名案を思い付いたと言わんばかりにえむが手を叩く。確かにそれならば司の行動範囲を把握しておくことができる。だが、
    「チョーカー、学校には着けて来なそうだよね…」
    「むしろ外そうとするんじゃないかい?」
    類の指摘通り、司の性格上学校へアクセサリーを着けてくるとは思えない。それにいくら校則が緩い神山高校でも、あの目立つ容姿と奇抜な言動で堂々とチョーカーを身に着けていたら間違いなく騒ぎになる。
    「うう〜、だめかあ……」
    「でも、GPSっていう案はいいかもね。スマホにアプリ入れればいつでも居場所確認できるし」
    2人が顔を上げたのを確認し、寧々はさらに言葉を続ける。
    「アクセサリーはだめでも、他の物なら大丈夫じゃないストラップとかキーホルダーみたいな感じのやつ」
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    秋津ちな

    MAIKINGAIの○りすとの書き出し?の文からうっかり膨らんだ猫が異世界に召喚される話。猫飼いじゃないので猫飼いさんや猫に関して勘違いあるかもしれませんが目を瞑ってください…
    あいあむきゃっと!吾輩は猫である。名前は既にある。……とまあ、テンプレートな挨拶は横に置いておいて。俺は今、異世界とやらにいる。目の前にいる恰幅の良い男(神官、と名乗っていた)が言うには、俺はこの世界の救世主らしい。




    ………いやなんでだ。なんで世界の命運を1匹の猫に託そうとするんだ。バカかこの世界バカしかいないのか
    こう見えても俺には下僕(飼い主)がいる。定期的に俺のふわふわの毛に顔を埋めて『ッハァ〜〜〜〜〜〜〜〜キマる〜〜〜〜〜〜』と言いながら吸ったりぷにぷにと肉球を触りながら『ほあ……とってもキュート……これは国宝……』とか言ったりするが毎日欠かさず極上の餌を与え丁寧にブラッシングをし、俺の調子が悪い時にはすぐに気が付き医者へと走る優秀で真っ当な下僕である。定期的に訳のわからないことを言うが。この間は宗教とやらの勧誘に来た人間に『うるせえ私が猫飼ってるんじゃねえ私がお猫様のお世話をさせて頂いてるんだよ口を慎め』とか熱弁してたが。相手引いてたぞ。
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