「Obey Me」という作品のキャラクターであるルシファーが、『自分が普段使っているものと同じ香水を恋人にプレゼント』しました。そこで、『ルシファーが恋人にプレゼントした香水』を推し香水としてお願いしたいです。
ルシファーは『傲慢』を司る悪魔です。地獄の七代君主の頂点、そして七兄弟の長男として君臨しています。彼は、次期魔王の右腕でもあります。その立場のためか常に厳格で、家族にも容赦が無く、なんでもそつなくこなすことのできる非の打ち所のない悪魔です。その厳格さの理性の仮面の裏には、家族に対する「愛情深さ」があります。ルシファー自身にとって最善であるならば、自己犠牲を厭わない優しさを持っています。「こんなつらい思いをするのは俺だけで十分だ」と言い、重大な秘密を家族にも打ち明けずに抱え込んでいました。少し過保護で、弟たちからは文句を言われたりしていますが、なんだかんだで尊敬されていて、愛されています。
彼は、人間である恋人に対してもひたすらに愛情深いです。「愛している」という愛の言葉を躊躇無く囁くことが出来るくらいに。恋人に対して、「おまえは俺のものだ」「俺のそばにいろ、もちろん、永遠にだ」と直接言うところなど、恋人に対して傲慢なところもあります。ですが、彼の底なし沼のような愛情を感じるので、恋人も素直にその発言を受け止めることができます。ルシファーは、恋人にそばにいることを求め、誰よりも幸せにすることを誓うことの出来る、最高スパダリです。そんな彼は、「この間、俺と同じ香水が欲しいと言っていただろう？渡しておく。常に俺と同じ香りを纏っていろ。そうすれば、おまえが俺のものだとあいつらにもわかるだろう？」と言いながら、恋人に香水をプレゼントしました。かなりの傲慢さを感じますが、話し方はとても甘ったるい、優しいものでした。確かに、ルシファーは傲慢でドSと書かれることが多いです。ですが、彼の傲慢さは、自分が恋人に愛されていると自覚しているからこそ出る愛情表現であると感じます。多少強引に事を運ぶこともありますが、それも、愛情がある故です。彼の根底には、「おまえが誰にどんな感情を持とうと、それはおまえの自由」という、こちらの意思に対する尊重、思いやりがあると思います。
ルシファーの、傲慢な誇り高さ、とてつもない量の愛を惜しみなく注ぐことのできる愛情深さが大好きです！