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    陽炎@ポイピク

    ジョジョ5部プロペシメインです。パソコンもペンタブもないので携帯撮り&アナログ絵しかうpしません。
    🍞🚄🍊🍋の沼にも浸り中
    時々®️®️®️🔥🌊

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    陽炎@ポイピク

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    ペッシの握るおにぎりに成長を感じる兄貴の話。

    3角に愛を込めて最近のペッシのマイブームはおにぎりを作る事だ。
    油で揚げねぇアランチーニみてぇなモンで、片手で食べられるからオレは気に入ってる。
    最初こそ形は崩れかけで米もボロボロだったおにぎりだったが、今度こそ綺麗な形のやつを作ると意気込んで幾つも作る内に上達していった。
    今じゃペッシのおにぎりは、米の量が多すぎず少なすぎず、適度なふっくらさと硬さがあって、小腹を満たすには丁度いい大きさで、綺麗な三角形に握られた、適度な塩加減のおにぎりだ。
    ペッシはその中に色んな具を入れる。
    鮭、おかか、ツナマヨネーズ、ちりめんじゃこ……。
    ペッシ曰く『魚を食って貰う為』らしい。
    健気じゃねぇか、え?「魚」も食っちまいてぇな。
    春の陽気の中、オレ達はナポリ郊外の公園へと向かう。車の荷台にはレジャーシートと、おにぎりを沢山詰め込んだバスケット。
    「ピクニック、楽しみだなぁ」
    カーステレオから流れるビーチ・ボーイズの『Wouldn't It Be Nice(素敵じゃないか)』を歌いながらペッシが笑う。
    「年をとるって素敵だよね?もう待たくていいからね?一緒に生きてくって素敵だよね?僕らの生きるこの世界でね」

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    recommended works

    陽炎@ポイピク

    DONE #プロペシ版ワンドロ・ワンライ
    『大丈夫』
    敵対組織への潜入任務。情報を入手するだけの仕事で、ペッシのビーチ・ボーイの本領発揮の場所になる筈だった。
    「追え!スタンド使いだ!」
    ところが連中の中にスタンド使いがいやがった。パッショーネから金で引き抜かれたクズ野郎なんだろう。向こうの雇われスタンド使いなんざ想定外で、能力を把握しねぇまままともに戦うのはまずい。
    「逃げんぞペッシ!!」
    パニックになりそうな程気が動転してるペッシを先導させる。背後から聞こえる銃弾にオレは肩口を撃たれた。
    「兄貴ッ!?」
    「いいから行くぞ!もしもの時のために保険掛けといただろうがッ!」
    痛みに耐えてペッシに激を飛ばす。
    ペッシはオレの言葉に落ち着きを取り戻し記憶を頼りにある場所へ向かった。
    「イルーゾォ!」
    鏡の前でペッシが叫ぶ。鏡の中からぬっと腕が伸びてそのまま中へ引きずり込まれた。
    「ざまぁねぇな、プロシュート。ペッシに銃弾が当たらないようにしたのはいいが、おめぇそんなんじゃ命が幾つあっても足りねぇぜ」
    オレの肩口に開けられた風穴にイルーゾォは呆れた声を上げてペッシがはっと我に返った。
    「兄貴ッ!大丈夫ですか!」
    鮮血でスーツは台無しだ。けどオレは 840