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    Hakuaisan(GWT)

    @Hakuaisan

    二次創作てんこ盛り野郎

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    Hakuaisan(GWT)

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    「僕に占ってもらうなんて、君も運の尽きだね」
    (モブ視点)

    何をやってもうまく行かない、仕事も生活も何もかもだめだ。俯きながら歩いていると目の前の人にぶつかった。
    「ちょっと何しょぼくれてるのよ!」
    目の前にいたのはシルクハットを被ったマジシャンのような格好をした・・・
    「男ですか?」
    「失礼なこと聞かないでよねぇ~一応男だけど」
    性別を聞くのは失礼なことだったようだが男だった。
    「お兄さん、ちょっと僕のところで占ってあげようか?」
    「占いの人ですか?」
    「占い師兼マジシャンってとこかな~」
    その人は僕のことをチラチラと見ていた何かを誘っているような気がしたのだが気のせいだろう。
    「あの、いくらで?」
    「代金?いいのいいのそんなものは」
    見た目に反して結構気さくで話しかけやすそうな人だ。俺はその人について行くことにした。
    「今日は公演の予定がないからね」
    そう行って連れてこられたのは地下ステージだった。赤と黒のエキゾチックな内装で見方によっては何処と無く危ない感じがした。
    「普段ならここはお客さんで満員なんだけどね」
    そう言いながら、机と椅子を引っ張り出して設置した。
    「ゆっくりとして」
    座るように促されたので座った。
    「こんなものしかないけど」
    お茶のペットボトルと菓子が入っている盆を出した。とりあえずありがたく頂戴することにした。
    「で、本題なんだけど。なにかに悩んでいたように見えたけど」
    「はい、最近仕事が上手く行かなくて、付き合っていた彼女とも分かれて・・・」
    「それは災難だね~それじゃあ君の運勢がよい方向に向くように占ってあげるよぉ~」
    なんだか胡散臭そうな態度でいるが、今はこの人に賭けるしかないであろう。
    「へぇ~なるほどねぇ~」
    カードを見ながらなにかを呟いているタロットを使うのか。
    「結論は出た」
    「ど、どうなんですか?」
    「簡単に言えば良い方向に向かうってことね~」
    ニコニコとカードを見せてきた。逆位置の死神だ。
    「とりあえず運が尽きない内にとっとと行動に移しな~」
    「ありがとうございます!」
    俺は礼を言って急ぎ足で出ていった。それからと言うものの仕事も上手く行って、生活も良くなり更には愛人まで手にいれた。けれど、最後に見たのは
    ****
    《昨日、東京都渋谷区の幽玄坂付近の工事現場で足場が崩れる事故が発生し──》
    「僕に占ってもらうなんて、運の尽きだね」
    俺はテレビを見ながら呟いた。一人が幸せの絶頂からドン底に落ちるのを見るのはもう慣れている。だって俺は守りたいものを守るためならなんだってやるから。たとえ自分が悪になろうとも、どんな手段を使っても金と権力を手に入れる。
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    りんご

    DONEK暁デー 『いたずら』 そして表題に戻る系。
    そんなつもりなかった二人がその気になる話です。
    せめて飴くらいは手元に置いとけばよかった!「ご飯? お風呂? それとも僕?」
    「オマエ」

    というわけでこの話は終わった。
    「そんな訳ないでしょ! 何考えてんだよKK!!」
    「いや何なんだよオマエ」
    「こっちが何なんだよ だよ!」
    「なんなんなんだよだよだよ」
    「あああ呪文にするなよ…」
    状況を整理するにしても、普通の生活を詳細に描写する程度のことしかできない。今回の依頼はKK単独の小さなものだったので、資料をまとめることで一日を過ごした暁人は、せめて疲れて帰ってくる相棒のためにと彼の自宅にてご飯や風呂の準備をしていた。合鍵を使って堂々と入り、勝手知ったる様子で冷蔵庫を確認し、風呂の栓を抜いておく。暁人があれこれ始めたことで多少は解消されたが、KKのズボラさは相変わらずだ。買うものの算段を付けて、流しに残っていた食器を洗い、一度外へ出る。必要なものを買い足して再び家へ戻り、手早く下ごしらえを始める。疲れている時はとにかく手軽さ手早さを重視したほうがいいだろう。あの面倒くさがりは手の込んだものを食べるくらいなら、そのまま寝かねない。炊飯器のスイッチを押して、玉ねぎと牛肉を切って皿に移しておく。冷蔵庫へいったん入れて、掃除するべく浴室へ向かった。そこからは家主の帰宅まで散らかったものを拾っておく作業だった。
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