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    na2me84

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    na2me84

    ☆ติดตามเงียบๆ

    K暁ワンライ企画に参加させて頂きました。宜しくお願いいたします。

    #K暁

    花火「ねぇ、KK、花火やろうよ」
    「は?んなもん、どこでやるんだよ?」
     生憎と都会のど真ん中では花火をやれるような場所はない。公園は火気厳禁がほとんどだし、住宅密集地では家の前でも難しい。ましてや集合住宅では。
    「ベランダでやろ、これなら大丈夫でしょ」
     手には線香花火。確かに、それならたいして煙も音も出ないし、火薬の匂いもエアコンをいれて閉めきっている近隣には影響しないだろう。
     水をいれたバケツを用意し、ベランダにでる。外はベタベタと肌に纏わりつくような空気で、早くも室内のエアコンの効いた空間が恋しくなった。
     暁人は嬉しそうに、線香花火をベランダの床に並べる。
    「どっちが長く落とさずにいられるか、勝負しようよ」
     線香花火の先端に赤く灯る玉、あれの耐久勝負だ。
    「ほんと、ガキだな」
     鼻で笑うと、
    「KKって、すぐ落としそうだもんね?」
     せっかちだからさぁ、と馬鹿にしたような笑顔で煽ってくる。
    「いいぞ、勝負してやろう」
     俺はあくまで大人として、子どもの遊びに付き合ってやることにした。

     線香花火の先にライターで火を点けると、パチパチと微かな音をたてて、黄金色の火花が散る。その寿命は長くはない。数分で勢いを失い、消え入りそうになり、それでも時折、火勢を増しては咲いては散り、を繰り返す。やがて、先端に赤い火球を残すのみとなり、それもいつか落ちる。
     
     自信満々に勝負を持ち掛けただけあって、暁人の花火はなかなか玉が落ちない。俺のは火花が散らなくなると早々に落下していくのに、暁人のはほとんど灯火という状態になっても、粘り強くしがみついている。
    「くそっ、なんでだよ…」
    「KK、お酒の飲み過ぎで手が震えてるんじゃないの?」
     失礼な事を言いながら、機嫌良く残り少なくなった花火を手に取る。
    「アル中じゃねぇよ」

     俺が諦めて、持ってきていた缶ビールに手を伸ばすと、暁人は自分で花火に火をつけバケツの水面にかざす。花にも葉にも例えられる繊細な火花が、丸く切り取られた夜空に映る。
    「夏にはね、よく家の前で花火をやったんだ。麻里は途中で色が変わる花火が好きで、これは私がやるからお兄ちゃんはやっちゃ駄目、って独り占めして、父さんに怒られたり、母さんがアイス持ってきてくれて、いつもは外で食べちゃいけないんだけど、その時だけは特別で」
     水面に爆ぜる小さな火花を見つめながら、暁人が独り言のように言葉を紡ぐ。その瞳が見てるのはたぶん、花火じゃないんだろう。

    「思い出しちゃうんだよね、見ると。色々とね」
    「暁人……」
     言葉はいくつも脳裏に浮かんでくる。けれど、そのどれもが相応しいとは思えず、何も言えなかった。
    「でも、もう大丈夫」
     顔を上げた暁人は俺の顔を見ると笑って、
    「KKが一緒に花火やってくれたから」
     
    「ゴミ片付けないとね」
     言いながら、水に浸けて消火した線香花火をビニール袋にまとめていく。煙草を吸いながらその手元を眺めつつ、声をかけた。
    「また、やろうな花火。今度はどっか外で、もっと派手なやつをな」
     暁人は嬉しそうに笑って言う。
    「約束、だよ」
     俺は花火なんかより、こっちの方がずっと綺麗だと思った。
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    らいか⛩

    เสร็จแล้ว25日はK暁デーのお題「犬or猫」です

    素敵なお題ありがとうございました!
    とても楽しかったです
    「お、いたいた、俺の話聞いてくれるか?」

    煙草を吸いながら隣に来た中年男は自分に目もくれず話し始めた。
    聞いてくれるか?と言っているが実際返事を聞く前に語り始めているのを見ると聞かないという選択肢はないようで男をジッと見つめる。

    「俺の恋人兼相棒がそこにいるんだが、あいつはやたらと犬や猫に好かれやがる。あの日も…おっと、あの日って言ってもわからんだろうが、簡単に言えば命懸けの共同作業をしたんだよ。で、あの日もあいつは犬を見たらドッグフードを与え猫を見たら撫でたり声をかけたりと俺が引くぐらいさ。つまり恋人さまは根が優しくてなぁ…そこにマレビトも妖怪も寄っちまう程で俺ぁ心配でたまんねぇ。今もマレビトに怯えて逃げてた犬やら猫がマレビトを祓ったお陰なのか戻って来て恋人さまを奪いやがる。正直面白くねぇな。あいつの良さと言えば聞こえはいいが、俺だって…あ、いや、なんでもねぇ。……話を戻すが、俺は犬や猫に好かれねぇ質でな、こっちには来やがらねぇ。俺にとっちゃ良いことだがな。おい、今苦手なんだろとか思っただろ?苦手じゃねぇよ、あいつらが俺を苦手なんだ。そんなに好きなら自分家で飼えばいいだろって言ってみたがたまに触るから良いんだとよ。本当に人並みの好きなのか?まぁ、そこはいい。別に議論するつもりもねぇしな。っと、俺は餌なんて持ってねぇよあっちいけ」
    1239

    ウジムシ蛾

    เสร็จแล้วえへへ、仲良くしてもらってるちぐさんのお誕生日に捧げた小話でございます~!お誕生日おめでとうございます!!!! やっぱモブ視点の推しカプはなんぼあってもいいですからね!アプデがきてから、色々、そりゃもう色々な幻覚が捗っております。お陰様で情緒もむちゃくちゃになっちゃう!!!!ありがたい!!!! K暁が仕事で関わっているお寺のお坊さん視点とかも、いいよね!!!!
    ある書店員のお話【モブ視点K暁】本屋でのバイトもそろそろ三年。
    大学に行きながら、好きな本に囲まれる生活は悪くない。店舗もそこそこ大きいから、忙しくはあるが、好きなものに関われるのは幸せだ。
    色んな人たちが来る本屋。
    いい人も嫌な人もいっぱいる。
    さて、そのお客様の中で気になる人物がいた。
    涼しげな目元のえらく顔の綺麗なお兄さん。おそらくは近くの大学に通う大学生。つまり同じくらいの年だろう。
    口角が上がっているからかクールな顔立ちなのに、近寄り難さがない。それに声と話し方が柔らかくて、そこにギャップがあって男の俺でもドキッとした。
    前はたまに友人、時々妹さんらしき人と来ていた。だから、心の中で「お兄さん」と呼んでいる。同学年だとわかっているが、なんとなく「お兄さん」という言葉が似あう。
    1987