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ジュン｢天音様…何故台所がぐちゃぐちゃべしゃべしゃなんですか｣

天音｢えっと…今日は私がお夕飯作ろうと思いまして、簡単なパスタにしたんです｣

ジュン｢はい｣

天音｢お鍋でお湯を沸かしてお塩を入れました｣

ジュン｢はい｣

天音｢麺を入れました｣

ジュン｢はい｣

天音｢天井まで吹き飛びました｣

ジュン｢なんで｣


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ジュン｢今日はオムレツでも作りましょうか｣

天音｢はい私もお手伝いしたいです｣

ジュン｢では卵割るのをお願いします、何故か天音様が鍋やフライパンにもの入れると全部すっ飛ぶので｣

天音｢準備中はそんなことないんですけどね…なんででしょう｣

ジュン｢なんか呪われてるんじゃないですか｣

天音(´•ω• ` )

残酷な理解「どう？動ける？」
テライが僕の手を握る。
僕はベッドから腰を持ち上げて、震える足に力を込める。
冷たい床にしっかりと両足を付いて、できるだけ自力で立てるように体のバランスをとる。
ほとんど痛みはない。これなら動けそうだ。

「うん。大丈夫、歩ける」
よかった、と胸を撫で下ろすテライが、僕に目線を合わせてしゃがむ。テライの目はとても綺麗で、すごく優しくて。

カトラに、よく似てる。

……………カトラ。

お別れになってしまった。ちゃんと挨拶もできなかった。
あんな形でお別れなんて、全然納得いかない。
お礼も、謝るべきことも、何も出来なかった。

僕は涙を零す。
やるせない気持ちと行き場のない寂しさが、ズキズキと僕の心を刺してくる。