🦴ラヴ=ランダ<ラヴ=ランダ>
ラヴ=オリクトマ=シャイ=カベリ=ワル=ランダ
「崩壊」の悪魔。公正型。
公正型の中で唯一武器を持たず、人罰堂の管理に関わらない刑事専門。主に逃げ出した魂の捕獲や犯罪者の逮捕、犯罪系の調査などをメインで行う。
体が極めて古代種に近い傾向があり、足が大きく背骨が出ており、手先が不器用。
立つより座っている方が好きらしい。二足で歩き四足で走る。
また、理性的本能より野性的本能が活発であるため、従来の悪魔のような人間に近い生活が困難である。
言葉は話せるがそんなに喋らず、喋ったとしても断片的。手先が不器用なので文字を書いたり手作業をしたりすることも出来ない。加えて野性的本能により繁殖欲が強く、年中発情期と言っても過言ではない。はっきり言ってしまえば交尾が大好き。
しかしながら見ず知らずの雌と無闇矢鱈に交尾をしすぎないよう、公正型一同が責任をもって彼の管理を行っている。
ものすごく賢いため犯罪調査や作戦会議においてはかなり有能だが、捕獲の際、本能のまま凶暴な素振りで追いかけ、引っ掻き噛みつき、野生動物が獲物を捉えるのと同じような挙動でいる。全く手加減しないので相手はいつも血だらけのぼろぼろ。本人はすごく楽しそう。
命令に忠実で、基本は逆らわない。
いつも不敵な笑みを浮かべており、任務中は頻繁に狂気的な表情を見せる。その点、行動も意味不なことが多い。(突然相手に噛み付いたり、髪を引っ張ったり、仕事の邪魔をしたりなど)
甘えん坊だが、擦り寄るというより一緒にいたいだけなのでやたらに相手に触らない。誰かと一緒にいるのが好きなので、仕事がない時は仕事をしてる公正型や天罰型の悪魔の所へ割り込んでいる。みんなも何となくラヴが来たら彼を可愛がっているため、ある意味ペットのような存在でもあるかもしれない。
家を持たず、好きな時に好きな場所で寝て好きな時に起きる。
爪のない古代脚なので、指の先は硬くとがっており、黒ずんでいる。
また、彼の血筋の文様を受け継ぎ、下半身と1部の腕に墨をこぼしたような飛沫模様と、そこから下に漆黒の肌が拡がっている。
両耳ごと3つ、体に5つ、舌に1つピアスがあいており、顔にはℱに似た紋様がある。この紋様は感情のあり方によって増幅するホクロのようなものである。
誰かと一緒にいることを好んでいるため、バラつく時はその場で自分がついていきたい相手を決める。そしてついて離れないでピッタリくっついてくる。
基本はどんな命令でも聞いてくれるが、「あっちいけ」とか「ついてくんな」という命令には背く。
擦り寄ってくることはあまりない。ただ相手を見つめて一緒にいる現状に満足している。ただし撫でられたり触られたりすることは好き。
自分が口をきかなきゃいけない状況と気まぐれで話す。
例えば質問への解答や意見を求められた時。
とは言っても長く話さない。「たしかに」とか「またね」とか「いいじゃん」とかそういうレベル。別に言語障害がある訳ではない。
相手が喜んでくれるのが好きなので命令に忠実だし、親切心で動いてくれることも多い。ただ、手先があまり器用じゃ無いため良くドジを踏んだり、むしろ相手を怒らせてしまうこともある。
けどあまり反省しない。
羽がすごく小さいので飛ぶことはなく、いつも服の内側に仕舞っている。
ビャクニブのような可愛さはないが、クールでかなりの強者である立場の反面、あからさまでは無いものの他人と一緒にいることを好む点でギャップがあり可愛いかもしれない。
天使の邪魔を容赦なくする。
天使なら誰でも獲物だと思っているため、見かけると襲いかかる。被害にあった天使たちの控訴が耐えないが、大抵天使たちは悪巧みしていることが多いので勝ち目なし。
能力名「ソタゲミ」
精力から毒を生み出し、しっぽから分泌する。
威力は調整できるが、殺せるほどの作用はなく、1番強くて相手を瀕死にするレベル。
冥廊での事故で死亡する。
死因はアンデモニオとガガリナに関係している。
身長→177cm
体重→61.9kg
血種→古代●3世紀種 θ(シータ)型
足の大きさ→28.7
誕生日→*504年07月23日
好きなこと→遊ぶこと(流血当たり前)
好きな食べ物→?
嫌いな食べ物→?
「変な奴。変な奴、変な奴。」
(最期)
冥界会議の申し出をするため、サンゴの代わりに天国へ書類を届けに来たラヴ。無事に書類を届け、冥廊に戻ろうとした時に、偶然オスベルと出くわした。
オスベルからほんのりと蜂蜜(トワイラ)の匂いを感じとったラヴは彼を凝視する。
もしかしたらあの性悪天使の従者の可能性があるからだ。
オスベルは敵意を示さずに彼を見つめていたが、ふとラヴの手の模様を見て、トワイラとの会話を思い出す。
そして悪気もなく言う。
「…公正型悪魔のペット」
ラヴという名前を知らないオスベルは、トワイラが呼んでいた名前でしか確認できなかったのだ。
トワイラと同じ呼び方をしたオスベルを敵視したラヴはオスベルを攻撃した。咄嗟に防衛に走ったオスベルは、抵抗しながら公正型がここを通るように予知。公正型たちが来るほんのわずか前、彼のしっぽの強化された毒がオスベルの目に入り、オスベルは左目を失明した。
目撃した公正型たちがラヴを攻撃する。いくら地獄の中でも指折りの強さを持つラヴであっても、数人の公正型を相手にするとさすがに適わない。
不利だとわかったラヴが冥廊へ出ると、天国側の冥廊門が閉じられた。
その間際、オスベルは囁いた。
「お前は出られない」
ラヴが地獄側の冥廊門の前に着いた時、反悪魔派のテロにより門が破壊され出入りが出来なくなっていた。
瓦礫の奥にいるであろう悪魔たちに声が届くよう、ラヴは叫んだ。しかし、今までろくに声を張ったことがないラヴの声は、瓦礫が崩れた時の煙にあっさり呑まれた。
冥廊に締め出されたラヴは災いを避けながら必死に冥廊を走り回った。
想創型が門の瓦礫を片付けてくれれば出られる。
それまで辛抱するつもりだった。
天国側に戻ったとて、入れては貰えない。
しかし、2日経っても門は片付けられなかった。
テロにより崩壊したのは地獄の壁の1部であり、その瓦礫が冥廊付近全体を押しつぶし、そう簡単に直せる状態ではなかったのだ。
2日丸々、絶え間なく全力で走り続けた。
体力の限界が近く、彼は手足が震えていた。
オスベルの言葉を思い出す。
あの男が定命型だとすれば、あれは予知の可能性がある。
とすれば、俺は………
そこまで考え、力なくラヴは笑う。
そしてその場で胡座をかき、ラヴは一言言う。
「出られるよ」
飛んできた災いが、彼の首をはねた。
今回のテロにより死亡したのはラヴのみで、死体の傍には冥界会議の同意書類が落ちていた。
結局次の冥界会議で話題に出ると、両者共に無罪となりかける。しかし、アハがセカンドの記憶から聞いたオスベルの予知能力を指摘し、ラヴの先手を差し引いてオスベルは地獄側のテロによって崩壊した土地の復旧援助をすることになった。
オスベルは、それに無言で従ったという。