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    nijiren2501

    @nijiren2501

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    nijiren2501

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    最後の最後で盛大にずっこける負けっぷりでした!!(՞ةڼ◔)
    今夜は引き続き地味さんところのスポーツバーブラックジャックをお借りして、カウンターにダウンするティナしゃんのお姿〜(´;ω;`)

    4/19 Bs2-E1―――負けに不思議の負けなし。

    チームが決して好調ではない場合、勝負を分けるのはミスの数だ。
    エラー、投げミスに配球ミス、走塁死やバントミス…

    それを言うのであれば今日の鷲のミスの数は相手を上回ってしまったと言わざるを得ない。

    昨日の相手チームもひとつのエラーから崩れた。
    今日はそれが逆だった。

    再三の好機に点が取れない。
    挙句に9回表、ツーアウト一塁二塁でツヨシ内野手がライト前ヒット。
    二塁走者は足の速いハルキ外野手。
    浅い当たりだが、ここは本塁を狙うしかない。
    全ての状況がサードコーチャーにゴーサインを出させた。

    結果は………

    「………もう。仕方なかったのよ…。あのワンプレーだけじゃないわ。9回に至るまで色んな事が起こっての負けだった……」

    「おーい、大丈夫か?試合終わってからずーっとカウンターで溶けちまってたけど…」

    「大丈夫…。ごめんなさい、オーナー。こんな遅い時間まで…」

    「いや、俺は別に平気なんだがよ。そろそろ終電の時間だろ?親御さんが心配するんじゃねえか…ってかマディンやマドリーヌとは同居してんのか?」

    「ううん、私は一人暮らし。お父さんとお母さんの実家は、ここから電車で一時間くらいの所よ」

    「なら良いか。…いや良くねえな、大学生とは言え未成年者をこんな時間に一人で帰らせるのはな…家まで送るか?」

    「ううん、私は平気。こちらのセッツァーもそろそろお仕事切り上げると思うから、この近くで待ち合わせを」

    「それなら、この店に来いって連絡入れとけよ。俺もそっちのセッツァーにいっぺん会ってみたかったしさ」


    仕事中とは言え、鷲が負けた一報はダーツバーで嫌でも耳に入っている筈。
    落ち込んでいるであろう同じ姿のセッツァーに、何か気の利いた一杯でも振る舞おうか―――
    ブラックジャックのオーナーは、ボトルを眺めて優しく微笑んだ!




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    nijiren2501

    DOODLE絶好調の熱き星たち、昨年セ覇者の燕に完膚なきまでにギッタギタにされた我らが鷲!これで終わってしまうのか!徐々に他球団ファンもこいつらやべーなという居た堪れない視線を向け始めた、我らが鷲!
    ところが交流戦3カード目に当たるセ首位の虎との三連戦では、ファンの心を大いに揺さぶるドラマがありました。
    バルフレアとバッシュ、6女子トリオでお送りします。
    ぢごくの交流戦前半はいらいと「お疲れさん、先生。遅くなっちまったが、この前の三連戦の反省会ってことで乾杯な」

    「乾杯、バルフレア。こちらにはいつまで滞在できるんだ?」

    「アンタが寂しがってくれるなら、いつまでだっているつもりだが」

    「寂しい…というより、悔しい思いの方が強いかな。分かってはいたが…星たちは強かった。どこからでも繋がり始める打線、鷲の天敵左投手の充実……それに比べて我らが鷲たちは、一勝するので精一杯……」

    「だからさ、もう鞍替えしちまえよ。
    俺も贔屓の暗黒期は何度も見てきたが、もうストレスと失望の毎日だぜ?それが1シーズンで終われば良いが、何年も続く時もある。
    アンタの贔屓は創設してまだ歴史も浅いから、本物の暗黒期なんて経験したこともないだろうけどよ。あれほど虚無の日々はないぞ」
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    MOURNING
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