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    はっちー

    某二人組刑事長寿ドラマの冠右と
    実写GOクロアジに夢中🐍👼
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    はっちー

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    #アジラフェル

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    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第2話「茨の魔女との出会い」TEXT版
     城門の前の戦いとマレフィセントの最期から時を遡ること十数年前。大鴉のディアヴァルと「茨の魔女」の出会い。

    クロウリー学園長の過去話(捏造200%)を連載中。完走したら多分あちこち修正が入ると思います。
    ※注意!映画「マレフィセント」を下敷きにしているため映画のネタバレあります。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第2話「茨の魔女との出会い」 マレフィセント亡き後、大鴉おおがらすのディアヴァルは、荒野を彷徨いながら彼女と出会ったときのことを思い出していた。
     そう、あれはもう十数年も前のことだ。あの頃、自分はただの鴉で、魔法のことなど何一つ知らなかった。妖精のことも。人間のことすらも……。




     ディアヴァルは、窮地きゅうちおちいっていた。
     畑に植えられた豆を掘りろうとして、農夫の仕掛けた網に掛かってしまったのだ。
    「この悪戯いたずらカラスめ!ぶちのめしてくれる!!」
     粗野な怒声と共に棍棒が振り下ろされる。
     ディアヴァルは必死にもがいて致命的な殴打を逃れたが、網に絡め取られて飛び上がれない。網の中でもがく彼に向かって、農夫の犬が吠えかかる。思わずガァ!と悲鳴が漏れる。
    1915

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第6話「極光は宵闇を照らす」TEXT版
    大鴉のディアヴァルの回想。王女の誕生を知ったマレフィセントはオーロラ姫に呪いをかけたが……。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。完走したら多分修正はいるかも。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」。今回は映画のネタバレ特盛(この辺は原則映画のストーリーに沿うので)。改変捏造もあるので何でも許せる人だけでお願いします。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第6話「極光は宵闇を照らす」 大鴉おおがらすのディアヴァルの回想。プリンセスの誕生を知ったマレフィセントは姫に呪いをかけたが……。


     城の中、王は落ち着かない様子で部屋の中をあるきまわっていた。
    「マレフィセントめ……。わしの道をことごとく邪魔しおって! 呪いを避ける道は無いものか」
     王は立ち止まって顎髭あごひげをしごき考え込む。と、突然その目に強い光が宿り、顔を上げてぶつぶつとつぶやき出した。
    「……そうだ! 国中の糸車を焼き捨てるのだ! そして姫を隠してしまえば良い……! 隠す……どこへ……? そうだ! あいつらだ! あいつらに責任を取らせよう。同じ妖精のしでかしだ、あいつらに尻拭しりぬぐいしてもらおうじゃないか。誰かある! ここへ三妖精を呼べ!!」
    2168

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第7話「森の乙女」TEXT版
    大鴉のディアヴァルの回想。三妖精に育児能力がないと知ったマレフィセントはディアヴァルに姫の世話をさせる。やがて姫は美しい乙女に成長する…。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」。今回も映画ネタバレ特盛(この辺は原則映画のストーリーに沿うので)。改変捏造もあるので何でも許せる人だけでお願いします。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第7話「森の乙女」 大鴉おおがらすのディアヴァルの回想。仮の名をローズ・ブライアと名付けられたオーロラ姫は美しい乙女へと成長していったのだが…。


     三人の良き妖精たちとマレフィセントとディアヴァル(主にディアヴァル!)に守られて、赤子は美しい乙女へと成長した。
     不思議と森の動物にもなつかれる娘で、普段なら人間は敵とみなすような猛獣でも、彼女の前ではおとなしくこうべを垂れ、耳の後ろを掻いてもらうのだった。
     そんなローズの様子を見ていたマレフィセントは、ある日、戯れに彼女の前に姿を表してみた。すると、ローズは顔を輝かせ、貴女を知っているわ、と言ったのだ。マレフィセントは内心すこしばかり動揺したが、表向きは片眉を上げて見せただけだった。
    2006