定食屋看板娘兼用心棒小向未来～基本事項～
名前：小向未来
年齢：18歳（見た目年齢は14）
過去：剣術道場の娘（次女）で、目の前でおねえちゃんが自分をかばって死んでて、戦場で数年過ごした後今働いてる定食屋（夜は飲み屋になる）の親父さんと女将さん筆頭に町の人たちに拾ってもらってどうにか落ち着いた
なおそんな町の人たちに恩を感じているので、定食屋の用心棒というより町の用心棒見たいな感じにもなっている

～へいわ～
・普段はただのかわいい女の子（なおやや男勝り）だけど、店にならず者が来た瞬間一気に治安の悪いチンピラみたいになるしならず者連中伸すくらいには普通に強い小向未来
常連さんからするとおなじみの光景だから、未来が戦い始めると歓声上げて観戦するし未来は未来でその時だけは客相手にも治安悪く「うるせえぞ外野ァ！！」とかいう
逆恨み八つ当たりで夜道で襲撃されることも多いけど、未来にとって夜の闇はデバフにならないしなんならバフにすらなり得るから普通に勝つし、転がした連中そこの警察？軍？自警団？とかに引き渡すからそのたびに「またお前か」って言われる

・その辺のちびっ子達によく懐かれてる
ちびっ子達に懐かれてるのは、親がいなくて、居てもろくでなしで学がなくて盗みとかを繰り返してどうにか生き延びてきた子達が自力で働いて稼げるように色々教えたから　多分昔の自分に重なってほっとけなかったんだろうね
ある子は店の残飯漁ってる時に、ある子は未来の財布スろうとした時に、ある子は盗みがバレて大人に殴られそうになってる時に、それぞれ未来に声をかけられたのをきっかけに救われてる
「もっといいもんが食いたくねぇか？
ああ悪い、驚かせたか。別に怒ってるわけじゃねぇよ。まあ、体に悪いとは思うが、お前からしちゃあご馳走だろうしな。……そうだ、お前、どうせ暇だろ？　うちに来いよ。私の手伝いしてくれたら、飯作ってやる、どうだ？」
「スるにしても相手は選ぶべきだぜ。随分手馴れてるみてぇだけど、そこの審美眼はまだまだってとこだな。そんな睨むなって。別に取って食いやしねぇよ。でも、そうだな……それだけ器用なら、お前、他にも色んなことができるぜ。どうだ、ちと私に賭けてみねぇか、お前のこれから」
｢どうしたんだよ、親父さん。そんなガキ捕まえて。盗みの犯人？親が居ないから……なるほどなあ。分かった、いくらだ？こいつが盗ったの。私が払うよ。代わりに、このガキ貰ってく。いいだろ？なんでって……ちょうど、人手が欲しいってうちの女将さんがボヤいてたとこだったんでな」

・いつも同じ髪型（ポニテ）なのはなんで？って聞かれて、相手との好感度信頼度その他もろもろによって答えが変わる小向未来
「はは、なんだ気になるのかよ？別に大した理由はないさ」
「んー？もうずっとこれだからな、これ以外だと落ち着かねェんだよ」
「笑うなよ？……おねえちゃんの、まねなんだ。あのひとは、いつもこれだったから」

・自分でもすっかり忘れてた誕生日を定食屋の女将さん親父さん筆頭に常連さんたちとか懐いてるちびっこたちに祝われて目を丸くする小向未来

・知る人ぞ知る裏メニュー「小向未来の作った飯」がその定食屋には存在する
「知ってるか？そこの定食屋。あそこの看板娘ちゃん、基本的には給仕やってるらしいんだがな？前に女将も親父も居ねえタイミングで店入ったらお通し出してくれてよ、それがまた美味くて。なんでも作ったのは看板娘のあの子だって言うんだ」
「で、それ店の常連の連中に自慢してやろうと思って話したらよ、連中ゲラゲラ笑ってこう言うわけよ。『未来の飯が美味いのなんて、俺らはよく知ってる』って。詳しく聞いたらよ、なんでも、お品書きにのっちゃいないが看板娘ちゃんに直接頼めば、店として作って出してくれるんだとよ」

・かつて実家の道場にいた頃に教えられてた関係で、多少刀の目利きができる小向未来
時々、来たお客さんが刀佩いてるとちょっとウキウキしながら声かけてる。
「おっ、いいもん持ってんなあお客さん。ちっと見せてくれよ。なぁに、悪いようにはしねえし、刀で自分を斬るようなヘマもしねえよ。安心してくれ、これでも生まれは剣術道場なんだ」

・常連のおねえさま方に教わって化粧を始めとした見目を整える方法は心得ている小向未来
つまりやろうと思えば化粧・服・髪型なんかで年相応の見目にすることもできる　ただ毎日それやってるとめちゃくちゃ時間食うし疲れるからしないだけで
小向未来の顔って整ってはいるけど、何か強い特徴がある顔ってわけじゃないんですよ　一目見たら忘れられない美人美女ってわけでもないし、特別顔のどこかのパーツが際立って魅力的というわけでもない。強いて言うなら目の色くらい？
まあつまり何が言いたいかって、化粧でめちゃくちゃ化けるタイプ

・接客業で人と関わることが多いことによって、自分の見目をある程度理解している小向未来
・媚びる、まではいかなくとも初対面の相手に人見知り・物怖じせず声かけれて、かつすっと懐に入れる小向未来
自分の見目に対して、どういう言動をすれば相手が喜ぶのかある程度分かってる、つまりつまり俗な言い方をすれば、「媚びる」小向未来が見れるということ
「なんだよ、おねーさん？そんなにこっち見て。アンタみてぇにきれいな人にそんなじっと見られると、こっちは緊張しちまうぜ」
女性相手に媚びる小向未来は浮かぶけど、男性相手に女として媚びる小向未来浮かばねえな　必要とあらば未来はそれができるんだろうけど
男性相手に媚びる小向未来、かわいいクソガキ方面が一番しっくりくる

・店に来た人で、常連以外だと「あっこいつやべえつよい」って思った人は記憶しておくようにしてる小向未来


～ふおん～
・いつ通り店の中で暴れた男沈めたら、その男が裏社会でそれなりに力のあるやつでそれきっかけに店への嫌がらせが増えてしまって悩む小向未来
たぶん最終的にその男の拠点に単身突っ込んでボロボロになりながら壊滅させる
そしてさらにそれをきっかけに裏社会の方で名前が知れてしまう小向未来
多分ボロボロになった時の傷は口の硬い闇医者とか治療して貰ってるし、女将さんとかにどうしたのそれって聞かれたら「……転んだ」って言うんだろうな
Q.なんで闇医者の知り合いとかいんの？
A.定食屋で用心棒が活躍することが多いぐらいには治安の悪い世界観なら常連の1人にそういうのが居てもおかしくないよね

・ただ定食屋で働いてるだけだったのに、気づいたら裏社会で名前が知れてしまった小向未来

・「未来が手を出しちゃいけない相手に手を出してしまった」ことをきっかけに、戦争孤児だった自分を迎え入れて実の娘のように扱ってくれた定食屋の親父さんと女将さんも、未来によく懐いてたちびっ子たちも、仲良くしてくれてた常連さんたちも最終的にすべて失う小向未来

・その後小向未来がどこに行くかわからない
軍とか警察とかの自治組織かな？それとも裏社会に落ちていくのかな？
おねえちゃんを失った頃の、まだ子供だった小向未来ならともかく、18歳の小向未来は何をどう考えるかちょっと固まってないんだよな　その時のちょっとした要因でいくらでもずれていく

・裏社会に落ちた小向未来
裏社会に落ちた場合あれだけ執着してたはずの「小向未来」って名前を捨ててしまってもいいですね！！　その場合なんて呼ばれるんだろう　安直だけど目の色から「アンバー」とか？

・「アンバー」として過ごしてたある日、「未来？」と呼ばれて聞き間違いだと自分に言い聞かせながら、それでも堪え切れず振り返ってしまった先に蓮兄とか居たらいいですね！！情緒ぐちゃぐちゃになりそう
※蓮兄とは
未来の実家の剣術道場に通ってた男性。未来のおねえちゃんと同い年で、よく未来、未来のおねえちゃん、蓮兄の三人で居た。料理が好きで小料理屋とか開きたかったけどお家と時代的に諦めていた。戦争に行ったまま行方不明になっていた。
蓮兄と再会してしまった小向未来、どんな反応返すんだろうな
本史だと確かほんとに蓮兄？て恐る恐る震える声で声かけたあと、蓮兄の笑い方で自分の知ってる蓮兄だと確信して抱き着いて泣きじゃくってたけど。行きついた先が軍とか警察関係なら同じ反応になりそうだけど　裏社会に行ってたらたぶん違うんだろうな
思わず振り返ってその人をみて目を丸くして、でも自分は今裏社会の人間だから、と言い聞かせて、とても未来もおねえちゃんもしないような表情を浮かべて去ればいい

・化粧と服と髪型で印象とか見た目年齢を多少欺けることを知っている小向未来
つまり裏社会に落ちたあとにその技術を活かしてる可能性がある
ていうか、それを自覚して自分の武器にする小向未来が”いい”って話
もしかしたらそれ活かして諜報とかやってるかもね
諜報の任務が終わるまではまるで別人なのに、終わって服やら髪やらを”いつもの”に戻した途端「小向未来」に戻るの、めちゃくちゃ良い