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    fuji_u2dch

    「藤浪」名義で支部をメインに活動しています。此処には支部に置かない/置けないものをぽいぽいしていきます多分
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    拙作「ほしうみをのぞむ」の裏設定小ネタ集です。ネタバレ注意。

    ##支部作品裏側まとめ

    裏設定・小ネタまとめ①◯作品テーマソング
    セカイ / DECO*27×堀江晶太(kemu) 【Covered by Kotoha】
    ⇨https://youtu.be/jEP0T2N0Kn4


    ・WDプロダクション
    グルッペンが社長を務める芸能事務所。元々鬱は、コネシマと解散後この事務所に移籍しており、休止中・留学中の彼を支えていたのもグルッペンである。
    裏設定でトントンとグルッペンはコネシマの引き抜きをどうにか頑張ろうとしている。


    ・水色さん
    鬱とコネシマは元々アンダーグラウンドのアーティスト。スカウトを受け、デビューをするはずが、会社の方針と彼ら二人の希望がそぐわずデビューの計画が頓挫。そのまま会社は経営戦略に負け潰れ、鬱はダンスを極めるために、コネシマは被写体としての最高傑作になるべく、合意の上でお互いが道を別れた。
    青さんの昔馴染みの友人で、元々デュオを組む予定だった「相棒」。
    後輩くんのモデル業の先輩で、モデルとしての生き方を教えた「先輩」
    そして新人君を導いた「道標」。




    ○アイドルユニット「UGD」 U Galaxy dawn とは?
    ・原作、超有名ゲームタイトル「銀河戦線」シリーズの漫画化と時を同じくして結成されたアイドルユニット。メンバー中二人は芸能界で地位を確立している人間だったためファンの確立に問題はないと事務所は判断、話題性を十分に確保しデビューした。
    一周年にはライブツアーが行われるなどかなりの人気を博している。現在結成五年目である。
    ・元々「銀河戦線」シリーズの楽曲提供を鬱がしていた経緯がある。
    ・全員ゲームを好み、時折ゲームをするために誰かの家に集まる様子がSNSなどで確認されている。もちろん「銀河戦線」もプレイした様子がSNSで確認されている。一周年を機に、彼らがその場でアテレコしながらゲーム実況をする生放送を行い、同接・トレンド一位をとった。



    ○「銀河戦線」シリーズとは?
    SFロボットゲームの一大シリーズタイトル。「機体」に乗り、戦艦と司令官を率いて、銀河に散らばる国々と戦うといった内容のもの。政治・社会問題なども取り込みつつ、戦争を舞台にかなりリアリティに富んだ設定、そして深い心理描写。何よりも主人公だけでなくその友人、家族、国の上層部や敵対国の人物、果ては一般国民などの全体ストーリーに食い込まないキャラクラーであっても人物像がかなり丁寧に描かれた傑作中の傑作。日本が誇るゲームタイトルの一つ。


    ○裏設定
    ・元のゲーム内では名前だけ登場していた敵国の主要人物「レイラ」とその従者達「ロイニー」「ガオナ」たちの少し踏み込んだ情報が初めて漫画で出たのだが、その広告CMなどでレイラ達の声優を勤めたのが後のUGDメンバーである。
    ・「レイラ」達の人気を受けて、公式ゲーム会社が新規ダウンロードコンテンツ「スターゲイザー」およびアンソロジーコミック「星を望む人」を発売。またドラマCD「星の守り人」を発売。続投で彼らが声優を努め、トレンドとなる。(「銀河戦線」の考察をする上で「レイラ」達は極めて重要なキャラであり、元々DLCの企画は進行していた)
    また「銀河戦線」のアニメ化に伴い、EDの曲「ほしうみをのぞむ」を勤める事になる。この曲および彼らのMVも話題となった。
    それに伴い、UGDはWDプロダクションの顔の一つとも言えるアイドルユニットとなった。


    ○ゲームキャラクター紹介
    「レイラ」
     主人公の敵の一つである星間国家の王弟。乳兄弟の双子を従者に持つ。ゲーム内では一見、媚び諂いとおべっかばかりの雑魚キャラといった感じだが、その実聡明な思考とストイックなまでに現実的で俯瞰的な視野を持ち、自国の未来を見据えて暗躍していたことが漫画版の方で明かされた。ゲーム内で点在していた謎や伏線はもっぱら彼の仕業であったとされる。小さな少女と従者である「ロイニー」を庇い、彼らの目の前で斃れた。
     原作ゲームではただ「愚かな男」や「王族の恥さらし」、「宮廷道化師」などと散々な言い方を一部登場キャラクターたちによって言われていたが、漫画化を機に姿を見せ、彼についての真の情報が出るようになり、そのギャップに多くの新たなファンを獲得した。銀河大戦の世界においては、彼の死を機に世界はさらなる激動の時代へと変わる。

    「ロイニー」「ガオナ」
     敵国王弟の全く似ていない双子従者。どちらが兄でどちらが弟かは明言されていない。「ロイニー」は大ぶりのヘルメットで顔を隠した怠惰な青年、「ガオナ」は大きな眼鏡で顔を隠した小物キャラの青年というキャラデザである。なお「ガオナ」の方はゲームでは名前も出ず漫画版で漸く判明した。
     炎に包まれた自国の中、のこされた二人がいのちをかけて民の避難と誘導を行っている姿が公式の一枚絵で上げられているが、生存やその後の行方などについては一切明かされていない。

     考察ではゲーム内で名前だけ明かされていた「ゲームマスター」「Mr.アンノウン」が「レイラ」なのではないかと言われているが、辻褄が合わないとも指摘されていた。
    だが「レイラ」だけでなく「ロイニー」「ガオナ」を合わせた3人で広い宇宙を相手取った多くの策略陰謀をおこなっていたのではないかとも言われている。
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    fuji_u2dch

    MOURNINGホシクジラ(宇宙鯨)という種族の青さんのお話を書こうとしてあまりのファンタジー感の強さにやめたもの

    ホシクジラ(宇宙鯨)とは?
    宇宙を泳ぐ鯨。幻想種のうちの一つ。海の鯨と似た身体をもつが、これまで関わったことのある種族のカタチを借りることもでき、言葉を交わすことも出来るらしい。
    生き物の夢を餌とする。これまで食べてきた夢を身体に貯蓄することで、透明な身体の中で星が瞬くようにも見える。
    宇宙飛ぶクジラは夢をみない 潮騒の音と月の静けさ。宵闇の安寧と夜風のせせらぎ。それらに浮かされて、すいと尾鰭で静まり返った星海を蹴った。
     人型をしていたならばきっと、鼻歌を奏でたであろうぐらいには、ホシクジラの鬱は上機嫌だった。このような夜には、美味しい食事が摂れる。事実、先ほどの海辺近くの家で眠っていたニンゲンの夢は、少しばかり食んだ瞬間にすぅと融けるような心地よいものだった。きっと水晶を食べた時は、あんな味だ。無味のようでいて、しかし爽やかで。後味の引かない涼しさに、それから少しばかりのうらさびしさをアクセントに添えて。見事にホシクジラとしての鬱が好む夢だった。
     腹ごなしも済んで、なんとはなしに人の多い都市部へ方向を変える。文明の灯りが灯された建物の聳え立つ空へ。泳ぎにくいけれども、どうせ自身を気にするイキモノは少ないからホシクジラは悠々と尾鰭を上下させ、身体を泳がす。時計塔だかなんだか知らないが、邪魔な建物を目印に。夜なのによおやるわと胸のうちで呟いて、目下のいくつもの光を眺める。月夜の海面より、地上はよっぽど眩しかった。
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    fuji_u2dch

    MEMOCharles、Charles!血濡れた一族、国の番犬!

    ——ああ、割れた鐘は、二度とその音を鳴らされない。

    彼らの作品としてまず最初に考えた結果性癖の福袋みたいな設定になりすぎてお蔵入りした「一族シリーズ」について。なお藤浪の初期の作品は大抵ここから着想を得ています。
    「一族シリーズ」メモ『とある一族の話』

    シャルル、と名付けられたその青い瞳の少年は、国が有する優秀な技術者である二人の両親の元に生まれました。

    機械工学を専攻し国のマザーコンピュータの開発にすら関わった父親と、国の諜報機関の第一線で働く母親の間に生まれた彼は、類稀なる頭脳を持った明晰な子供でした。
    乾いた大地に雨が染み込むように、父親からは機械に関する知識を、母親からは諜報のイロハの手ほどきを受けて育った少年は、国が欲する「人材」として育っていきました。
    彼は優秀でした。彼の父親も母親も彼を慈しみ、愛を持って彼を育てました。彼はそれを良く享受しながら、優秀なる人材へと育ちました。
    少年はいつか自分もお国のため、国民のために働くのだと理解していました。そこに疑問などはありません。痛いのも苦しいのも嫌いですが、そういうものなのだと受け入れておりました。大きくなったら、父と母のようになるのだと、信じていたのです。
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    fuji_u2dch

    MOURNING亡国の死神のおはなし。或いは何処かの国にいる情報を一手に担った、爪を出さない鷹のおはなし。

    完成させる未来が一切見えないので供養しておきます。古参ふぉろわが覚えているか分かりませんが一応説明すると「一族シリーズ」です。なお文章ではないです。文章ではない。これは(書きたいところしか書いていない)箇条書きと言うんだ
    亡霊の墓を暴く夢の中だ。
    そう、これは夢の中だ。或いは過去の懐かしき記憶の回想。
    自分も彼も、今よりほんの少しだけ背丈が低くて、今よりもっと若いときなのだろう。
    対面する彼の顔は見えない。長い前髪が目を覆い隠してしまっているのだ。深い深い海の底のような瞳を。
    彼が口を開く。
    常の軽々しい声とは異なり、それは重く、決意に満ちた声だった。
    「これだけは、譲れへん。例えグルちゃんの頼みでも、僕は絶対にこれだけは曲げん」
    思えば、彼が明確な意思表示をするのはとても珍しいものだった。確固たる意思なんて持ち合わせていないように見えて、その実、磐石とした決意とプライドを持ち合わせている彼は、それを他者から隠す。何枚ものヴェールを重ね、煙に巻いて、その中身を決してわからせない。性分なのか、誰かからの教えなのか。まぁそんなことはどうでもいいのだ。大切なのは、そんな彼が自分に言い放った内容。
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