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    azyos

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    東吉彦です。主へし【駄菓子屋兼業創作男審神者(真名:八鬼宗紘)×へし切長谷部】中心にその時描きたい物を描いてます。

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    【さにごて③/主いち】

    #さにごて
    #主いち

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    いなばリチウム

    DONE情けない攻めはかわいいねお題ガチャより
    最高なので皆推しCPで是非
    https://odaibako.net/gacha/1462?share=tw
    >長谷部のことがずっと昔から大好きなので今が信じられなくなるも、そのたびに長谷部から熱いキスをかまされて”理解”する審神者
    >長谷部からどんなときでも何をしてても生まれ変わっても見つけると宣言されて抱いて……となる審神者(もちろん抱かれるのは長谷部)
    情けない攻めの審神者×長谷部シリーズ②「……信じられないなあ」
     思わず零れた、それは独り言だった。けれど聞きつけた長谷部が顔を上げて、「何がですか?」と首を傾げたので、俺は他意なく、昔のことを思い出して、と話す。
    「きみが、俺のことを好きだってことが。……あっ、長谷部を信じてないとかそういう話じゃなくてね。この状況が、嬉しすぎて信じられないというか……」
     思い出せば赤面ものだけど、長谷部に好きだと伝えた時のことを思い出す。告白の目的は、付き合おうとかそういう感じではなく、俺は想いを告げることで長谷部を遠ざけようとしていた。主である俺が臣下である長谷部のことを好きになってしまったという告白で、引かれるとか蔑まれるとかは想定していても、まさか「俺もあなたのことが好きです」なんて言われた上に行動で示されるなんて夢にも思わなかったのだ。俺がきみを好きで、きみも俺のことを好きだなんて、すごくすごく、信じられないくらいの幸福だ。毎日目覚める度に、俺はめちゃくちゃ自分に都合の良い夢を見ていたのでは? もしくは妄想では? と考え込んでしまう。長谷部を信じていないということでは断じてない。言葉で伝えあって、唇を重ねて、何ならもっと先までしているのに、実感を上回る幸福量に、なんというか、完全にキャパオーバーになっているのだと思う。
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    いなばリチウム

    MOURNING六年近く前(メモを見る限りだと2016年4月)に利き主へし小説企画で「初夜」をテーマに書いた話です。他にもいくつか初夜ネタを書いてたのでまとめてpixivに載せるつもりだったんですけど全然書ききれないので一旦ここに載せておきます!
    当時いつも書いてた主へしの作風とすこし雰囲気変えたので楽しかったし、性癖の一つでもあったので今読んでも好きな話です。
    CPではない二人の話です。長谷部が可哀想かも。
    夜な夜な(主へし R18) その日は朝から体がだるかった。
     目を覚ますと、頭は内側から叩かれているように錯覚するぐらい痛み、窓から差し込む朝日や鳥の囀りがひどく耳障りで、長谷部はそう感じてしまう思考と体の不調にただただ戸惑った。しかし、昨日はいつも通り出陣したはずだったし、今日もそれは変わりない。死ななければどうということはないが、あまりひどければ出陣に、ひいては主の戦績に支障が出る。長引くようであれば手入れ部屋へ入ることも検討しなければ、と考える。
     着替えてからだるい体を引きずって部屋を出ると、「長谷部、」と今まさに長谷部の部屋の戸に手を掛けようとしたらしく、手を中途半端に宙に浮かせて困ったように佇んでいる審神者がいた。無意識に背筋が伸びる。
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    いなばリチウム

    DONE肥南と主へしとむつんば要素を含みます(混ぜすぎ)
    タイトル通りひぜなんにちょっかい出すというか巻き込まれた主へしとむつんばの話。
    肥南にちょっかい出す主へしの話「肥前くん、主が呼んでいたよ」
     振り返る。肥前はいつだって南海の顔を真っ直ぐに見るのに、ここのところ、そうするとほんの少しだが目を逸らされることが増えた気がした。なんだよ、と思う。思うだけだ。
    「おれを? なんだって?」
    「さあ。部屋に来て欲しいと言っていたから、直接聞いてみてはどうかな」
    「……分かったよ」
     つまみ食いに忍び込んだ厨を追い出され、時間を持て余していたところだった。ちょうどいいか、とそのまま審神者の部屋へ向かう。肥前がこの本丸に来たのは特命調査の折であった。その時点でも刀の数は多かったが、今や百に届く程の刀剣男士が生活している本丸だ。近侍を務める刀は数振りで、ひとりひとりと話す時間が取れないことを憂いた審神者はこうして時々自室に刀剣男士を呼び出すのだ。不満はないかとか、最近どうだとか、肥前にとってはどうでもいい話ばかりではあったが、何度か呼び出しを無視すると機動の早い近侍が文字通り首根っこを捕まえに来る上に最近では部屋に行くと茶菓子やちょっとしたつまみをふるまわれる。食べ物で釣られている自覚はあったが、適当に話をしていれば損はないのだ。久方ぶりに大人しく呼ばれてやるか、という気持ちだった。
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    いなばリチウム

    DONEできてる主へし
    審神者の誕生日
    本丸システムごりごりに妄想過多
    何でもない日 時折、思い出す程度の数字の並びだった。
     例えば、必要があり仕方なく広げた書類に、日付を書く時。

    (そういえば、今日だっけ)

     けれど、審神者の手が止まったのは一瞬だ。日付以外に必要な情報も書き記し、受付係に渡す。待機していたこんのすけはふんふんと頷きながら目を通し、「問題ありません」と頭を下げた。
     審神者の継続確認でなぜわざわざ現世の施設まで出向かなくてはいけないのかとか、どうしてこの時代にアナログ式なのかとか、答えてはもらえないそんな質問は最初の数年で出尽くしていた。

     政府から知らせがくる。心身ともに健康であるから、審神者を継続しても良いと許可が出る。許可が出たら、継続する意思があるかどうかを伝え、継続するのであればその手続きをする。実際のところ、継続しなければ身一つで現世に放り出されるだけだ。本丸という閉じられた世界で生活している内に年月の経過も分からなくなり、親兄弟や友人達と違う速度で生きている自分がその後どうなるのか想像もできないので、選択肢は一つだ。そんな事実に気付いて取り乱したこともあったが、今となってはそれも遠い過去のことだった。書いた日付も、意識すれば思い出すが、審神者になる際に本名と一緒に捨てた情報だ。
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