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    dokumamushidou

    @dokumamushidou の、ピクシブに上げるほどじゃないけどツイッターにあげるにはちょっと…的なものとかを上げていきます

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    dokumamushidou

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    酔っ払ってる時に頭の悪い話を書きたくなるけど酔っ払ってるから書けないと言うジレンマです。

    #ちどはん
    localFeudalLord
    #IQゼロ
    iqZero

    IQゼロ 寝る前に水でも飲もうかと2人で廊下を歩いていたら、見覚えのないピカピカ光る電飾の看板を見つけた。不思議に思いそっと覗いてみると、そこには、次郎太刀の『すなっく次郎』があった……

     この本丸はまだまだ驚きに満ちている。驚いて顔を見合わせるふたりに気付いた次郎太刀がぐいぐいとものすごい力で引き込み、水を飲むはずが水割りを飲まされた。先客の日本号や博多藤四郎がどんどん進めてくるのでふたりともいささか酔ってしまった。

      「そう言えば、あんたたちのその内番服さ……サイズ逆じゃないの?」
     寝る前に着替えれば良かろう、と、まだ内番服のままだった2人は顔を見合わせた。
     「ああ……そうだな。確かに僕の方が大きいようだ。ちょっと待ってくれ」
     泛塵と大千鳥十文字槍、ふたりの内番服は似ている。似ているが、白と黒のシャツは泛塵のはゆったりしていて大千鳥十文字槍のは身体に沿っている。泛塵はおもむろに裾に手をかけるとそのまま脱ごうとした。
     「まっ……待て。待て泛塵、今じゃなくていい」
     狼狽えた大千鳥十文字槍が止めるが、泛塵の眼が座っている。
     「なぜだ。別に塵の裸など減るものでなし。大千鳥、お前も脱いでみろ」
     「いやいやいやいや、待て、待ってくれ。お前酔ってるな?」
     「塵が酒に酔うか。良いから脱いでみろ。交換してみよう」
     ずい、と大千鳥十文字槍の内番服にまで手をかけた泛塵を見て、あ、これは酔っているなとその場にいた全員が思った。
     「……大千鳥十文字槍」
     「……すまん。今日はこれまで」
     大惨事になる前に回収しなくては、と大千鳥十文字槍の最後の理性が働き、皆に小さく会釈をすると泛塵を小脇に抱えて出ていった。
     「……大丈夫かなぁ……」
     閉まったふすまを見送って次郎太刀が心配そうに呟く。


     「さぁ脱いでみろ大千鳥、交換するぞ」
     「わかった、わかったから浴衣に着替えよう」
     「着替えない、いや着替える。この服に」
     「いいから」
     こんな泛塵は見たことがない。ぽわんと色付いた頬と、潤んで座った金色の瞳。そして何より押しが強い。
     「ほら、大千鳥、脱ぐんだ」
     「……はいはい」
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