小さくなった思追育児中「あ~うまかった!さっすが藍湛!俺の好みを熟知してるよな!」
「うん。」
「か~っ藍湛っ!お前可愛すぎだろ!こんの白菜ちゃんめ!」
午前の仕事を終え、静室にて藍忘機手製の昼食をとっていた2人は、
一口食べてはその味について賞賛する魏無羨と、その話に相槌をうつ藍忘機という
いつもの2人きりの愛おしい食事の時間を楽しんでいた。
食事を終えた後には藍忘機の膝に乗り、2人の間に隙間がないほどにくっついて
互いの髪を梳いたり、肌を触れ合わせてその温もりを堪能していた。
そうして2人の視線が絡み合って、そして
「ううぁああああああああああああ!!!!!」
雲深不知処にはありえない、いや、数年前まではありえなかったような大声が本所より離れた静室に響き渡ってきたのだった。
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