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    はいびす

    @bis31369

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    はいびす

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    テキスト版お試し上げ
    DomSubみすかず本でページの都合削った天馬との密会場所。
    一応こんな設定だった的なやつ。

    ##みすかず

    「ここー?」
    「た、たぶん?」
     テンテンからオレ達だけに話があると連絡が来たのはそれから数日後だった。
     すみーと2人で来るよう呼び出されたのは高級クラブの入口のような場所だった。
     重厚な扉に黒ずくめにサングラスのガードマンらしきひとがいて、とてもじゃないけど近寄れない。
     実際何人か追い払われて入店お断りされたのも見た。
    「やべー……ドレスコードとかいる系じゃんこれ」
     テンテンはそれぞれLIMEで送った画像を見せれば大丈夫だって言ってるけど。
     せめてそれっぽい服に着替えてから行った方がよくない?
     なのに待ちきれなかったのかすみーがてこてこ店の方に行ってしまった。
    「ちょっ! すみー!」
    「すみませーん」
     慌てて追いかけると、ガードマンがオレ達の方を見た。
    「当店に何か御用でしょうか」
     ドスの聞いた声で威圧をかけてくるガードマン。
    「あ、えっと……」
     オレがどう切りだそうかと考えているとすみーが自分のスマホを見せた。
    「お願いしまーす」
     スマホを受け取ったガードマンがスマホに向けて何かをかざした。
     ぴーっという音がなり、ガードマンはすみーのスマホを胸の内側にしまった。
    「失礼致しました。ご予約のお客様ですね。ご案内します」
     深々と礼をするガードマン。 
     え、何がどうなってるの?
     戸惑うオレにすみーが言った。
    「かずも画像みせれば大丈夫だよー」
    「え、画像?」
     本当にこれだけで良かったの?
     とりあえず言われたとおりLIMEに送られてきた画面を見せる。
     ガードマンはすみーの時と同じようにオレのスマホを受け取ると何かをかざした。
     ぴーという音がなり、やはり胸の内ポケットにしまわれた。
    「お約束の方ですね。どうぞお入りください」
     一礼したガードマンは、ドアを開けて中に入るよう促した。
     ドアの向こうは真っ暗で何も見えない。
    「こちらのドアが閉まりますと通路の明かりが点灯致します。安全の為点灯してからのご移動をお願い致します」
    「あの、スマホ……」
     オレの意図を察したガードマンが首を振った。
    「大変申し訳ありませんが、通信機器は一度こちらでお預かりさせていただきます。後ほど係のものが席までお持ち致しますのでご了承ください」
    「あ、はい……」
     素直に手をおろし、すみーと中に入った。
     スマホを預けなければ入れない場所。
     オレがスマホ中毒なのを知ってて、そんな場所を指定して話がしたいなんてよっぽどだ。 
    「それではごゆっくりどうぞ」
     そういうとガードマンは扉を閉めた。
     辺りが真っ暗になる。
     でもそれも一瞬、すぐ指示どおり明かりが点いた。
     すると外にいた時は見えなかった中の様子が分かった。
     数階建てのビルの一階だと思っていたけれど全然違う。
     旧式の洋館のような作りだった。
     床に敷き詰められた赤い絨毯に豪華なシャンデリアや白磁の置物等、あの外観からは想像がつかない。
     でも似たような場所に行ったことがあったような。
    「なんだかありすの別荘みたいだね」
    「あ、そうだ。アリリンの別荘に雰囲気が似てるんだ」
     そんな話をしていると店員と思わしき人がオレ達に気づき、近づいてきた。
    「ご案内致します。こちらへどうぞ」
    「あ、はい」
     案内されるままについていく。
     着いたのは一番奥の部屋だった。
     店員がノックをした後ドアを開けると、ホテルの一室のような部屋にテンテンがいた。
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    はいびす

    MAIKINGひょすめ(兵皇)
    裏でメモ書きしてた初めてのキスの話。
    みすかず要素あり。
    じゃあするぞと確認すると、十座さんはああと頷いた。
     意を決して目を閉じ唇を突き出す。
     所謂キス待ち顔ってやつをしてみる。
     こういう芝居はいままで何度もしてきたはずなのに、自分の意思でとなると恥ずかしくて、目を閉じてるのもあって徐々に不安になってくる。
     待っている感触も降りてこなくて、本当にこれであってるんだろうか……なんて考えていたら、かさついたでも柔らかいものが触れた。
     ふいうちだったから、思わず肩が跳ねた。
     ただ触れているだけだ。
     だけどオレにとっては初めての……。
     ああまずい。心臓が痛いくらいバクバク音を立てている。
     この音が聞こえたらどうしよう。
     ぎゅっと服の裾を握る。
     でもキスには段階があって、今してるキスはまだ序の口。
    『恋人のキスがしたいなら、ヒョードルの唇をテンテンの唇で軽く、はむっとするといいかも! オレがそうするとすみーが恋人のちゅーしてくれるんだよねー』と以前恋人らしいことをしたいと相談した時、一成が得意気に言っていたのを思い出した。
     はむっと……してみるか?
     はむっていうのがよく分からないが……。
     相変わらず相手は固まったまま動かない 1104

    はいびす

    MEMO裏で呟いてたネタまとめ
    ぴこ派生龍族妄想。炎龍アラジン。
    魔人はアラジンの周囲にいる炎の精霊と会話ができ、アラジンが龍族の末裔の為、一族で虐げられてきたと把握してる。(枯渇の原因にされてきた)
    覚醒すれば人として生きていけなくなることも知っており、そうならないように監視してる。
    …という体で書いていたものの見事に脱線した。
    ぴこ派生龍族妄想。炎龍アラジン。
    魔人はアラジンの周囲にいる炎の精霊と会話ができ、アラジンが龍族の末裔の為、一族で虐げられてきたと把握してる。(枯渇の原因にされてきた)
    覚醒すれば人として生きていけなくなることも知っており、そうならないように監視してる。
    …という体で書いていたものの見事に脱線した。


    ↓↓↓

     初めて主の肌にソレを見つけたのは、寝食を共にするようになって10日頃だった。
     ソレは炎のように赤くしかし薄く硬いもので、光に当てると淡い光を帯びる。
     数百年生きてきて話には聞いていたが、実際に手に取ったのは初めてものだった。
     本人はソレを持つことに対して自覚がないようだった。
     俺もソレを持つ一族が覚醒した後待ち受ける凄惨な末路を知っているから口にはしなかった。
     そしてその日から、ソレを見つけた時は見つからないように処置を施してきた。
     今日久方ぶりにソレを見つけた。
     コレがある……ということは主の身に何か変化があったと言うことだ。
     まだ夢の中の主を起こさぬように注意しながら服を捲る。
     と、やはり「剥がれ落ちた」のだろう部分が火傷のように爛れていた。
    「んぅ… 1619

    はいびす

    MOURNINGテキスト版お試し上げ
    DomSubみすかず本でページの都合削った天馬との密会場所。
    一応こんな設定だった的なやつ。
    「ここー?」
    「た、たぶん?」
     テンテンからオレ達だけに話があると連絡が来たのはそれから数日後だった。
     すみーと2人で来るよう呼び出されたのは高級クラブの入口のような場所だった。
     重厚な扉に黒ずくめにサングラスのガードマンらしきひとがいて、とてもじゃないけど近寄れない。
     実際何人か追い払われて入店お断りされたのも見た。
    「やべー……ドレスコードとかいる系じゃんこれ」
     テンテンはそれぞれLIMEで送った画像を見せれば大丈夫だって言ってるけど。
     せめてそれっぽい服に着替えてから行った方がよくない?
     なのに待ちきれなかったのかすみーがてこてこ店の方に行ってしまった。
    「ちょっ! すみー!」
    「すみませーん」
     慌てて追いかけると、ガードマンがオレ達の方を見た。
    「当店に何か御用でしょうか」
     ドスの聞いた声で威圧をかけてくるガードマン。
    「あ、えっと……」
     オレがどう切りだそうかと考えているとすみーが自分のスマホを見せた。
    「お願いしまーす」
     スマホを受け取ったガードマンがスマホに向けて何かをかざした。
     ぴーっという音がなり、ガードマンはすみーのスマホを胸の内側にしまった 1427

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