最近の検索
    ログインすると作者をこっそりフォローできます
    持っているアカウントではじめる

    duhinkotsutsubo

    @duhinkotsutsubo

    ☆こそフォロ 絵文字で応援する 💖 👍 🎉 😍
    ポイポイ 23

    duhinkotsutsubo

    ☆こそフォロ

    ケツ毛とアナル可愛く描けたよ
    月アナル接写です

    18↑ y/n

    タップで全画面(原寸:1074x1588)無断転載禁止
    🇪®🇴🇴🇴😍💖🌋🌋🌋👍😭👏💴💞💞💞🌠😭👍💴💴💴👏💖🍆🌋💯
    リアクションをたくさん送って応援しよう!
    作者からのリプライ

    おすすめ作品

    じぇひ

    らくがき月鯉 書きたいとこだけ
    7/11 加筆
     涙も美しいのだな、と眼前でしゃくり上げている男を見つめる。彼の長い睫毛を濡らすそれは朝露のようで、きらきら輝く様は彼の目を一層魅力的にするアクセサリのようだった。大きな雫となり輪郭を滑り落ちていくので溢れてしまっては勿体無いと拭い取ってやる。それでも流れ続ける涙の粒はやがて一筋の川の様になっていった。拭き取るだけでは追いつかなくなって、軽く舐め取る舌に広がる塩味は、痺れと共に確かな甘露ものせて味覚を刺激した。根源ごと吸い取ってしまおうか、と眼球に舌を這わせようとしたところで鯉登が目を見開いたので大きな瞳が露わになる。涙で濡れたそれは、かつて故郷の地で見た海。或いはかの人を、またはあの人を呑み込んでいった溟渤のようだった。ゆらゆらと強い輝きを放ち熱を持ちつつこちらを見つめている。なかないでください。と、言うとお前もだ、月島と言いべろんと瞼ごと舐められた。少し瞼がひんやりとして、また熱い流れができてようやく自分も涙を流していることに気がつく。ツン、と脳をつんざくような刺激が電流の様に鼻奥を駆け上がる。枯れたと思っていたのに。そう思っていたからこそ言われるまで気が付かなかったのだ。大切な物を、尊い物を諦めて進む道の途中に置いてきたからこそ染みついた鈍感さだった。喉が締め付けられる様に収縮するのが酷く苦しい。堪えきれずにえずくと泣くなぁと自分よりも大きな声でわんわん泣いている鯉登につよく、強く抱きしめられる。
    1130