Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    Ukue

    @ukue_ss

    @oblivion_about
    字書き

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🐑 🐈 💡 🌻
    POIPOI 8

    Ukue

    ☆quiet follow

    OMOフェス展示作品
    スペース:き5「睡眠不足」
    過去絵ばっかり 追加で書けたら随時追加していきます…

    PWはプロフカードに。

    #OMOフェス
    omoFest

    Tap to full screen (size:2048x2048).Repost is prohibited
    👍💖❤👏💜💜😇😇❤💖❤👍👍💞😍👏👏☺💖💖❤🙏👍💕💞🎃
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    Ukue

    DONE7/18 mhyk寿司オンリー「まほずし」
    Ukueの展示作品になります。
    寿司を作りたい晶ちゃんの話です。賢者の魔法使いは数名、名前だけしか出てきません。
    PWはプロフカードに記載。
    気力があればイベント終わるまでにイラストも描きます。描けたらできたツイートをTwitterに固定表示しておくのでよかったらまた覗きに来てください…!
    寿司を作りたい晶ちゃん前の賢者の書にはこう書いていた。
    「寿司は一応作れるけど、味と見た目が一致しなくて混乱するよ」と。

    こちらの世界に来てから日本食はすべて「もどき」のもので作っている。味噌もどきとか、醤油もどきとか。味と見た目がそれっぽいものを利用している。調味料は大体「もどき」を使っていれば何とかなっていた。
    具材は違った。肉は元住んでいた世界のものと大差ないから大丈夫だ。問題は魚だった。
    例えば、肉なら「宇宙鶏」と聞けば鶏肉と、「オアシスピッグ」と聞くと豚肉だとわかる。魚の場合「スペクターフィッシュ」「ビネガーフィッシュ」という名前になっているから、なんの魚に似ているのか推測しにくい。実際調理して食べても、何とも言えない未知の味しかしなかった。何らかの魚の味に近いのだろうけれど、思い出せない。
    991

    related works

    recommended works

    りう_

    MAIKINGフォ学オンリーの新作です。
    完成は後日になりますが、登場人物数人で繰り広げられるフォ学サスペンス?のようなもの。
    出来上がり次第、追記していく予定です。
    あんまりフィガ晶♂ではないですが、追々そうなっていくと思います。
    ※開幕で人が死んでいますので要注意。
    フォ学なんちゃってサスペンス「……っ」
     ぴちゃり、と音を立てるものはなんだろう。ぼんやりと足元を見下ろす先に、見覚えのある色が見えた。
     ふわふわと柔らかそうで、けれど冬の海のような、どこか冷たさをはらんだ灰と青。
     暗闇に目が慣れて来たのか、ゆっくりと目の前の光景が像を結ぶ。いつも清潔に整えられているはずの髪が乱れて、その色が床に散っていた。
    「…ぁ…」
     知らず、声が漏れる。視線が、無意識にその先を追う。
     ぴちゃり。もう一度あの音がした。
     その時初めて、嗅ぎ慣れない何かの匂いを感じる。生臭く、空気ごと重くするようなその匂い。
     灰青の先。多分、背中のあたり。ベージュのベストが赤黒くグラデーションしている。
     どうしてだろう。
     鮮烈すぎる光景は思っていたよりも彩度は無い。それでも、『それ』が赤いのだ。赤かったのだと分かる。分かってしまう。
    3411

    Ukue

    DONE11/14【月よりのエトランゼ】展示作品です。
    PWはおしながきに貼っているリンク先に記載しています。
    自分の住む世界にフィガロが来てもまだ「好き」を素直に伝えられない晶♂と
    「好き」と言われていることに気づかないフィガロのお話。

    I love youは聞こえない→フィガロの話
    I love youは届かない→晶♂の話
    になっています。
    I love youは聞こえない / I love youは届かないあの世界の月――≪大いなる厄災≫は綺麗ではなかった。
    たくさんの生物を殺し、大地を壊し、賢者の魔法使いたちに傷を与えた。
    血に染まった、醜い存在。
    だけど、この世界に来てからはどうだろう。
    この世界の月は俺たちに危害を加えることはないし、何かを壊すこともない。
    毎晩暗くなった街を照らし、人々に希望を与えている。
    「あの世界で『月が綺麗だ』って言ったら、フィガロは不謹慎だと怒りましたよね」
    「そりゃそうだよ。賢者様は殺人鬼を美しいと思うのってあの時も聞いたはずだけど」
    「俺はそんな変わった人じゃないです」
    賢者様はたまに意味不明なことを言う。
    蒸し暑い時に「今日は少し肌寒いですね」とか、晴れているのに「雨、止みませんね」とか言っていた。俺が「風邪引いたの?」「大丈夫?」と声をかける度、悲しそうな顔をしていた。
    1357