Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    Kujiraaaai

    @ruka_kujirai18

    @ruka_kujirai18

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 13

    Kujiraaaai

    ☆quiet follow

    翠千、同棲済み。
    利き小説用に書いたけど、ちょっと品が足りてないのでボツにしました。まあ、七草粥の話題なのでちょうどいいけど、品が足りないのでポイピクに投げてみた!

    七草粥と運動「ええっと……せり、なずな? うーん」
     指を折ってみるものの、二つ目からは進まない。仕方がないから手助けしてやる。
    「ごぎょう、はこべら」
    「ほとけのざ! すずなすずしろ……これで七草だ!」
     自分の手柄かのごとく拳を天井に向けてガッツポーズをする先輩。俺が二つ助けてあげたのに。布団からはみ出た手を下ろさせて、掛け布団の中にしまってやる。寒いっての。
     正月休みも、ご挨拶だらけの事務所行脚もようやく終わり、少しずつ日常に戻り始めた世の中だけど、振る舞われるおせち料理やおもてなしの品々に、さすがに胃も疲れてきた。
     そんな話をしていたら、ベッドの中で先輩は思い出したかのように七草粥の話をし始めた。
    「疲れた胃を休めるものなのだろう? 食べてみたい」
    「草じゃん。特段美味しいものじゃないからね」
    「うーん、そうかなぁ」
     布団の中でモゾモゾとこちらに擦り寄ってくる先輩を腕の中に収める。食べた事が無いから。そういうけれど、所詮お粥だよ。
    「あー。じゃあ、大根と大根の葉っぱで御粥作ってあげますよ。すずな。ほら、七草のひとつ」
    「ふんふん、美味しそうだな」
    「それだけだとお腹すいちゃうから、茶碗蒸しとか? 御節の蒲鉾残ってたからそれ入れよう」
     今度は俺の足の間に、自分のを差し込んで絡めてきて、熱い体温が絡む。
    「そう言えば冷蔵庫に魚の切り身が残っていたぞ」
    「じゃあそれも焼いて……って、結構豪華になってる気がする」
    「美味しいならいいじゃないか」
     スリスリと足に擦り付けてきて……あんまり動くな。当たる。
    「そう? 胸やけするくらいお正月の料理に飽きてたのに?」
    「高峯のモノに胸やけなんてするわけないだろう」
     腕の中からこちらを上目遣いで見てくる先輩は、童顔で愛らしい反面、どこか妖艶に見えるから不思議だ。
    「高峯のは……全部食べられるぞ?」
     スウェットから伝わる先輩の硬い筋肉質な足が、俺の内腿を撫でてくる。ナニをどこで食べる気? なんて聞くのは自分でもおっさん臭いと思ったから、言うのはやめた。
    「まあ、あとは動けばいいか……」
     妙に意識してしまい余計に下半身が膨張していくのがわかる。そんな俺の単純な下半身に気が付いた先輩は、足で膨らみ始めた俺自身を撫でだした。やめろ、バカ。育てるな。
    「動くのは大事だな。なあ高峯」
     じぃっと見つめてくる瞳が濡れて揺らめいて、まるで催眠術にでもかかったかのように引き寄せられてキスをした。
     柔らかな唇に触れて何度も合わせると、乱れていく呼吸に余計に興奮する。
    「運動、するか?」
     そんなゴーサインに抗える訳もなく、先輩を組み敷いてスウェットを捲りあげ、手を突っ込む。
     七草粥の話からなんでこうなったんだっけ?まあいいか。適度に運動しないとね。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤🍕🍟🍕🍟💖☺☺☺☺
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    Hokahokakujirai

    CAN’T MAKEキスの日翠千。
    この前のお題箱ガチャのやつ。酔ったらキス魔の翠くんと、どこでも寝ちゃう先輩。
    力尽きた。
    「忍くんって、ニンジンジャーに似てる~可愛い~」
    「ニンジンジャーってゆるキャラでござるか……って、翠くん、顔が近いっ!」
    「可愛いからチューしてあげる~」
    「ひーーっ!顔面の破壊力が強いでござる!堪忍して欲しいでござるよ!」
    「幼児に絡むヤバい人になってるッスね……顔が良いから許される」
    「鉄虎くん!助けて欲しいでござるよ~」
     酔っ払った高峯を羽交い締めにして、仙石から引き剥がす。すると今度は南雲にしがみついてきた。
    「鉄虎くん……鉄虎君は何に似てるかな?んー、分かんないや」
     そう言って南雲の顔を掴むと近づく。長い睫毛が伏せられて、綺麗に伸びた鼻筋や、形のいい唇。完璧なまでの顔面は息を飲むほど美しい。あまりにも綺麗なその顔に見とれていたが、慌てて頭を振って正気を取り戻す。
    「いやいやいやいや!遠慮するッス!」
     高峯の手を振り払い、再び羽交い締めにして、室内の隅へと引きずって行った。
    「翠くんのその酒癖はその内刃傷沙汰が起きそうッスね……とりあえず、守沢先輩の横で大人しくしてるッスよ!」
    「やぁだあ。つまんなーい」
    「可愛く言ってもだめッス!」
     大きな高峯の体をポイッと守沢の横 1846