生まれ変わったら高性能医療用Aiだったよ。
近未来4かきょいん。
K「人でさえ無いのか」
ある晩運ばれて来た 機密レベル超弩級の重傷患者担当に。
K「J太朗!?」
J「…K京院 か 」
満身創痍の病床から奇跡的に回復したものの Aiとヒト…
J「財団の執行部にいてな 俺の存在自体が機密扱いだ」
K「どうりで見つからないわけだ」
J「…探してくれてたのか」
K「うん 逢えてうれしいよ」
J「俺もだ」
なんの障壁も無かった。
お家デート。
K「ネットさえ繋がっていれば君の携帯端末で移動出来るよ」
J「声だけだと味気ねーな」
K「…水平にかざしてくれないか」
超立体稼働ホログラム。
J「手のひらサイズか」
k「見た目で判断するなよ」家電システムスキャン中
動き出す洗濯機。電光。
K「こんなに洗濯物溜め込んで!いくら無菌仕様だからって限度があるぞ」
おしかけ女房だった。
J「悪くねぇ」
ごはんの時間。
J「料理も出来るのか いつもと味が違う」美味い
K「僕のレシピだからね」
加速的に情報量が上がった電子世界で案外人並みに暮しているAi。
K「料理は勉強してみたかったから色々覚えたんだ」
J「俺に食わせるためにか」
K「…そうだよ////」
K「君の話相手にはなれる かな」
J「それが一番ありがたいぜ」
世界が終わってもずっと幸せに。