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    shiraseee

    @shiraseee_0108_

    気ままに更新しています。
    サイレント更新&修正は常習。
    凪茨ばかりですが、たまに他CPなども。

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    shiraseee

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    「建前です!」の発言に至るまでの茨の悩みや葛藤のなんやかんやをこうであれとした欲望を書き出したい尻叩きだ!と思ったがここまでで満足してしまった感がある、これを機に"そういう風に"意識しはじめる凪茨のおはなし…になればいいなって
    付き合ってはいない。凪砂は出てきません。
    色々中途半端だし突然終わります。
    ※あんずさんが出ます※理解があり協力的。

    Adamのお二人の関係を、どう思いますか?☆同じ事務所所属のアイドル
    「なんて言うか、メンバーや相棒とかより夫婦って感じなんですよね。いつもご飯作ってるみたいだし、あれこれ何でもお世話してて…ちょっと過保護だな〜って思う時もありますね」
    「そうそう!でも、あんなに甲斐甲斐しく尽くせるのってなかなか出来ないと思うよ?自分の時間も体力も結構使うし。特定の人に尽くしたくなる気持ちは分かるけどね!俺でいうと、それがゆうたくん♪」
    「はいはい」

    ☆2人と交流のある友人
    「お二人とも、とっても仲良しだと思います!そういった雰囲気を、見ていて感じられることも多くて…お互いをすごく信頼しあっているんだなぁって。それに、ちょっとしたことにもすぐ気付けて対応していたりとか、すごいんですよ!この前なんて…」

    ☆サークルのメンバー
    「たまに栄養価が高くて、このメニューと食べ合わせのいいレシピを教えてくれって言われるっすね〜。それが中々チョイスよくて、自分でも試してみよ!って思うやつだったりするんすけど。いや〜、料理人でもないのに誰かのためにあそこまでの組み合わせを考えられるのはすごいっす。愛っすね!」

    ☆ユニットのメンバー
    「え?ああ…オレは前々から思ってますけど、もう誰から見たって、愛でしょう。愛。茨がナギ先輩にしてること全部、愛を感じますねぇ〜。よくそこまで出来るなって思うこともしょっちゅうありますよぉ?」
    「茨よりぼくのほうが凪砂くんを愛してるけどね!」
    「そこで張り合うの何なんです?」
    「ふん!!」
    「はぁ〜…。あ、この人はこっちで宥めておくんで大丈夫っす」




    「───以上。各方面からお聞きしたお2人のご関係について、です」
    「……ご協力、感謝します」

    最近、自分には悩み事が一つある。
    それは、閣下と自分の関係を、周囲がわけわからんほうに誤解しているというものだ。
    これが判明してから、閣下とはビジネスライクな付き合い、自分が管理することで最大限に能力を発揮してもらいたいからしているだけで、特別な感情はないだの言っても。
    何故か、そう言ってもたまにからかわれる上に、否定しても笑顔でかわされるばかりでまともに聞き入れてすらもらえない始末。
    以前からそうだとファンにも周知させてきたはずなのに、どうして今になってと思うばかり。
    極め付けは弓弦に「貴方がそう言うのなら、そうなんでしょうね」と笑顔で言われた時は、どういう意味だ分かった風に言うなと、手に持っていた包丁を顔面目掛けて投げたくなったほどだ。
    そこで恥を忍んで……いや捨てて、プロデューサー殿に頼み(変に色々広めなさそうな人選で)リサーチしてもらった結果…あんな内容ばかりが聞こえてくるではないか。

    (おかしい。俺はどこかで何かを間違えたのか!?こんなことを言われるふうになんて、してこなかったはずなのに!)

    (こんなはずでは、みたいに思ってるんだろうか。現場で見た時とか、打ち合わせの時とか、そういった場面でしか見ていない私でも「ビジネスライクな付き合いと聞いていたけど…?」と首を傾げるようなところに遭遇しています…とは、言わぬが仏)

    「───何か言いたげですね?プロデューサー殿」
    「そんなことないですよ。お2人は本当に仲が宜しいんですね、と思っていただけです」
    「それが一番聞きたくないんですけど…」

    ストレートだからこそ刺さる言葉に痛む頭を抱え、今後どうしたものかと思考を巡らせる。
    いっそのこと、開き直ってしまおうか。
    いやいや、なんて言うんだ?
    『実はビジネスライクな付き合いは建前です』とでも?わざわざ言えば余計にこじれそうな気もしなくはないが…。

    そう血迷ったことが脳裏に過ぎる程度には、この問題に悩んでいた。
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    shiraseee

    DONE凪砂くんが眠る茨を見つめて、かわいいなぁ、好きだなぁ、と思うおはなし。同棲している凪茨。
    茨は眠ってるだけになってしまいました。

    新年書き始めとなりました。とんでもなくふわふわとした内容ですけども…こういう凪茨が好きなので、今年もこんな感じのを書いていきます。
    暇つぶしにでもなりますと幸いです。
    拙作ばかりですが、たくさん書いていきたい!どうぞ今年もよろしくお願いします。
    しあわせの風景────────

    薄ら開いては閉じを繰り返す瞼に、注ぐあたたかな陽射し。まだ少し重たいけれど、微睡みから目覚めていく意識が次に捉えた柔らかな匂いに幸福感すら覚え、覚醒していく。
    日向より私に近しい匂いは、すぐそこにある。
    すん、と小さく鼻を鳴らして吸いこんだ。再び眠りに誘われてしまいそうになる安堵感と、心地良さ。この匂いにほだされ、自然と求めてしまう。
    随分そばにあったぬくもりも抱き締め漸く開いた私の視界は、見慣れた暗紅色が埋め尽くしている。
    「……茨…」
    「……………」
    「……?」
    ───珍しい。ぴくりとも反応がない。
    普段なら名前を呼べば起き上がるとまではいかずとも、私の声を聞けば、ふと長いまつ毛を持ち上げ茨の美しい青に私を映してくれることが常だった。その時の、茨の世界にまず私が在れるひとときに期待して暫く様子を見ていても、瞼は開くどころか、かたく閉ざされたまま。どうやら茨は、無防備にも私の腕の中で熟睡している。
    2000