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    shiraseee

    @shiraseee_0108_

    気ままに更新しています。
    サイレント更新&修正は常習。
    凪茨ばかりですが、たまに他CPなども。

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    POIPOI 58

    shiraseee

    DONE凪砂くんが眠る茨を見つめて、かわいいなぁ、好きだなぁ、と思うおはなし。同棲している凪茨。
    茨は眠ってるだけになってしまいました。

    新年書き始めとなりました。とんでもなくふわふわとした内容ですけども…こういう凪茨が好きなので、今年もこんな感じのを書いていきます。
    暇つぶしにでもなりますと幸いです。
    拙作ばかりですが、たくさん書いていきたい!どうぞ今年もよろしくお願いします。
    しあわせの風景────────

    薄ら開いては閉じを繰り返す瞼に、注ぐあたたかな陽射し。まだ少し重たいけれど、微睡みから目覚めていく意識が次に捉えた柔らかな匂いに幸福感すら覚え、覚醒していく。
    日向より私に近しい匂いは、すぐそこにある。
    すん、と小さく鼻を鳴らして吸いこんだ。再び眠りに誘われてしまいそうになる安堵感と、心地良さ。この匂いにほだされ、自然と求めてしまう。
    随分そばにあったぬくもりも抱き締め漸く開いた私の視界は、見慣れた暗紅色が埋め尽くしている。
    「……茨…」
    「……………」
    「……?」
    ───珍しい。ぴくりとも反応がない。
    普段なら名前を呼べば起き上がるとまではいかずとも、私の声を聞けば、ふと長いまつ毛を持ち上げ茨の美しい青に私を映してくれることが常だった。その時の、茨の世界にまず私が在れるひとときに期待して暫く様子を見ていても、瞼は開くどころか、かたく閉ざされたまま。どうやら茨は、無防備にも私の腕の中で熟睡している。
    2000

    shiraseee

    REHABILI⚠️茨女体化⚠️
    凪砂くんも好きな子にはそういうふうに…な欲望を書きたかったのと、こんなハプニングあると楽しい!で書きました。
    いつもより格段にIQ下げて書いたので、あたたか〜い目で読んでくだされば幸いです。衝動書きの時、もっと短くまとめられるようになりたい。
    下着の色は悩んだ末の結果です。ゆるして
    最後の方にちょろっと出てますが、おひいもにょたです。
    何でも許せる方向け!!!!
    魅惑的な彼女と悪戯な風────────


    学園内に一部の区画として設けられている木々の生垣。どんな季節でも艶やかな緑は霞むことなく、陽の光を浴びて生き生きとすらしていると感じさせる。生垣の前に佇む一人の姿も、今日の春の陽気を浴びていた。
    背に陽を受けながら緑を眺めている、というより、何か常人では及ばぬ崇高な思考を働かせているのではと思わせる端正な顔立ちは、どちらとも取らせない。

    「閣下!お待たせ致しました!」

    無人で静かだった庭に、凪砂へ駆け寄る足音が響き渡った。同時に呼ばれて顔を上げた視線の先、思わず目を疑ってしまった。
    凪砂があまり動揺もしない方だとしても、これはせざるを得ない。長くきめ細やかな暗紅の髪を乱しながら向かってくる茨の姿が、普段のものと明らかに違ったからだ。
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    shiraseee

    DONEいつもわたしの妄想の解像度をあげてくださる、きみどりさん(@kimi_0812)とのお話で書きたい!と思い書いたので、仕事上の関係が少し進んだ二人。凪茨です
    以前あげたものから加筆、修正しました。
    ※施設のことやゲームルールなど諸々素人知識ですので、なんでも大丈夫な方向けです。年齢操作(登場する人物全員成人済み)、メインは凪茨ですが、コズプロ勢が多く出ます。※
    富豪×ディーラー 2────────


    スロットに消えていく何枚ものコイン、運命を決めるルーレットを回るディーラーの投げた球、積み上げられるチップ、客達の歓声や悔しがる呻き。
    様々な音が入り混じるこのカジノにて、それらをかき分け今日はいっそう響き渡る声があった。

    「メルメル〜!しっかりやってっかァ〜!?今日は大・勝・利!の燐音くんが遊びに来てやったぜェ!」

    上等そうなファーのついた黒のジャケットにゴールドのアクセサリーをいくつも身につけ、その容姿から嫌でも目をひく上機嫌な赤髪の男は。
    一人のディーラーが立つルーレット台のテーブルにどかっとついた。

    「天城…。こちらはまだ業務中なので、騒ぎ立てて邪魔をしないでください」

    ちょうどゲームを終わらせ、チップを回収していたそのディーラーは、男を見るなり心底迷惑そうに顔を顰めた。
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    shiraseee

    DONEカジノを経営するオーナー兼ディーラーの茨が、ある日やってきたハイローラーに勝負をもちかけられるおはなし。プロローグのような、とにかくここから始めたいというものでした。
    ※舞台となるカジノのこと、ゲームのルール等調べてはいますが素人知識によるものです。なんでも大丈夫な方向けです。年齢操作(登場する人物は全員成人済み)。メインは凪茨ですが、コズプロ勢が多く出ます※
    富豪×ディーラー 1────────


    「……ゲームに勝つことが出来たら、このカジノと君を買いたい」

    界隈でNo. 1の売り上げを誇る豪華絢爛、国の地下に深く根付く煌びやかな当カジノ。
    今宵のお客様は、こちらの美しきハイローラー。
    その見る者全てを射抜きそうな鋭い琥珀色の眼差し。揺れる白銀の髪に誘われ、場にいる全員が目で追ってしまう凛々しい立ち姿。
    端正だが起伏が少なく読み取りにくい表情は、時折ふと浮かぶ妖艶な笑みに惹かれる。
    この人は間違いなく強者の部類だ、それも最上級の。
    ここへやってきた時から周囲をその端麗な見目でざわつかせ、そう感じさせる強いオーラを持つこの客は。しかし何を思い上がっているのか、カジノのオーナーであり最も勝率のあるディーラーの自分に対して強気な発言。
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    shiraseee

    DONE凪砂と茨の勝負、そして買われるまで?
    もうこれ以上書ける気がしないほどに、書きたいところを書き切りました。ルール説明で文字数結構使ってます…。
    なんでも大丈夫な方のみどうぞよろしくお願いします!
    ※調べて書いていますが、ゲームルール等色々が素人知識によるものです。年齢操作(登場する人物は全員成人済み)、誰しもがカジノを楽しんでいます。メインは凪茨ですが、コズプロ勢が多く出ます※
    富豪×ディーラー 3────────


    「『赤の16』…かなわんなぁ。まぁたそっちの勝ちや」

    その宣言に、ワッと一斉に声が上がる。
    人々が注目する先は、赤と黒交互に色が分けられ全38の数字で構成された円盤(ホイール)… アメリカンルーレットのテーブルだ。そしてその円盤のポケット、宣言された16の位置にボールが転がっていた。
    円盤と同じ色と数字で割り振られたテーブルのスポット、宣言された色と数字の箇所にのみ専用のチップが積まれている。
    それを囲む人々の集まりは、結果を見ながらあれやこれやと話し出す。
    そのざわつきを横目に、ディーラーが口を開く。

    「流石やね、日和はん。ルーレットは初めてのくせして、ストレートアップでここまで当てられると、ディーラーとしての自信を無くしてまうなぁ」
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    shiraseee

    DONE死神と使い魔の凪茨のおはなし。
    最初はずっとモブ視点→凪砂視点になります。
    内容自体は明るめにしていますが、扱う題材が魂や死神など暗めのものですので、何でも大丈夫な方向けです…!
    古書店営む凪砂が書きたかったのに、謎のパロディになりました。後半いちゃつき?だします。
    オチはそのうち書き直す…
    死神の古書店────────


    この街に何十年と住んでいるけれど、今日初めてこんな路地裏に入った。ビルとビルの隙間を抜け、色んな建物を横切ってまるで導かれるようにたどり着いたのは、赤いレンガ造りのこぢんまりとした家。どうしてこんなところに家が?という疑問を抱きつつ近づくと、家の前にある花壇の花たちが迎えてくれた。見ると先程水をあげたばかりなのかしっとり濡れていて、花弁から水滴が垂れていた。小さくて可愛いな。そういえば昔、花の世話をしたことがあったが、しっかり管理出来ずすぐに枯らしてしまったことがあったと思い出した。
    薄暗いはずの路地裏へ、いつの間にかその家の周りに陽の光が差し込んでいて少し幻想的にすら思えた。ふと顔を上げる。よく見るとドアの上にひどく掠れた文字で、『本屋』と辛うじて確認出来た看板。一軒家でないことが分かったけど、やはり浮かぶのは何故こんなところに?という疑問。考えていても始まらないか、とまず窓から中を覗く。
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    shiraseee

    DONEちょっと怖い絵本のような、そんな世界観を目指してみたため、茨が可哀想なおはなし。
    茨が治めていた国の住人に追われています。色んな種族がいて、全てを統べる女王様。そこに悪意が渦巻いてしまった。
    女王を知らずのうちに救った、ひとりの王もいます。つまり凪茨。
    ※流血表現を薔薇でたとえています。あまり詳細ではないですがそういった表現があると踏まえていただけますと幸いです。苦手な方はご注意ください※
    薔薇でできた赤の女王様────────


    街を見下ろすようにそびえる城に住む、蛇のように鋭く冷たい赤の女王の体は薔薇でできていて、その体に流れるのは花びらの形を成す血液。
    その髪は咲き誇る紅の色で、その舌で紡がれる言葉は棘。
    しなやかながらも力強い立ち姿は、見るものを魅了してやまない美しいひと。
    でもそんな女王はだれにも愛してもらえないから、今にも枯れてしまいそう。
    その姿に魅了されたものは女王に心酔し、崇拝のこころを貰って生きていたけれど、悪辣ささえ美しかったけれど、怖くて強い女王からみんな離れていってしまった。
    女王はもうひとりぼっち。
    薔薇は、ひとりでは咲けません。
    肥料を、水を。愛情を与えてくれる人がいなければ、枯れてしまいます。
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    shiraseee

    MAIKING最強と謳われる人間兵器だがまだ幼い凪砂と、ある国の部隊長を務める茨のおはなし。
    凪茨っぽい。要素は薄めです。
    番犬茨が好きで、いつかこの設定で書きたいと思っていたものです。戦う推しが好き。
    色々と好きを詰め込んだ結果、完結までいくのに時間がかかりすぎたので途中更新します…。
    茨視点。
    ※流血表現、自傷行為、素人知識の少々雑な手当て描写、モブあり(結構喋ります)※
    兵器と番犬────────


    「茨、次の任務です」
    「げっ。…あんたが直接持ってくるなんて、珍しいですね。一体どんな厄介ごとなんです?弓弦」
    「文句を言わずに受け取りなさい。これは最優先事項…殿下直々のものですよ」
    「…どっちにしろ、面倒なの確定だろ…」
    「おや、茨?返事はどうしました?」
    「あ、アイ・アイ!教官殿!もちろん、任務はちゃんとやりますってば!」
    「はい、よろしい。では、この書状に目を通したら、すぐに破棄してから任務先へ向かうように」
    「分かってますよ。ええと──……、…は?」
    「これは、殿下が貴方を直々にご指名です。失敗は許されません」
    「ちょっと待ってください。これが俺への任務?何かの間違いでは?」
    「ふふ。ちゃんとやってくれるんですよね?頼みましたよ、“番犬”さん」
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    shiraseee

    MAIKING「建前です!」の発言に至るまでの茨の悩みや葛藤のなんやかんやをこうであれとした欲望を書き出したい尻叩きだ!と思ったがここまでで満足してしまった感がある、これを機に"そういう風に"意識しはじめる凪茨のおはなし…になればいいなって
    付き合ってはいない。凪砂は出てきません。
    色々中途半端だし突然終わります。
    ※あんずさんが出ます※理解があり協力的。
    Adamのお二人の関係を、どう思いますか?☆同じ事務所所属のアイドル
    「なんて言うか、メンバーや相棒とかより夫婦って感じなんですよね。いつもご飯作ってるみたいだし、あれこれ何でもお世話してて…ちょっと過保護だな〜って思う時もありますね」
    「そうそう!でも、あんなに甲斐甲斐しく尽くせるのってなかなか出来ないと思うよ?自分の時間も体力も結構使うし。特定の人に尽くしたくなる気持ちは分かるけどね!俺でいうと、それがゆうたくん♪」
    「はいはい」

    ☆2人と交流のある友人
    「お二人とも、とっても仲良しだと思います!そういった雰囲気を、見ていて感じられることも多くて…お互いをすごく信頼しあっているんだなぁって。それに、ちょっとしたことにもすぐ気付けて対応していたりとか、すごいんですよ!この前なんて…」
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    shiraseee

    DONEどこかの世界線で戦うEdenのおはなし。わりとなんでもありのファンタジー。
    Knightsが敵サイドです。
    頼れる技師のいる洋館へやってきて、魔法使いに会いに行く。
    お互いが本来の呼び方と異なる場合があります。

    このおはなしからCP表現が出てきます。(主に凪茨)
    ※茨が満身創痍、目元が潰されているといった描写があります。※
    ※流血表現若干有。苦手な方はご注意ください※
    どこかの世界線で戦うEden4(日和視点)守護騎士Knightsと交戦し、ぼろぼろになったぼくたちと重傷を負った茨を連れてやってきたのは、この世界でひときわ異質で異彩を放つ少し古びた石細工の洋館。
    そこに電子の類は外観からも分かるほどに一切無く、開きっぱなしでも立派に聳え立つ門の向こうに広がる手入れされた薔薇園が、まず出迎える。
    この薔薇たちは丹精込めて育てると意志の宿る不思議な薔薇で、敵意有るものを排除する防衛の役割も果たすという珍しい薔薇。
    そのため潔癖なほどに他者を嫌う館の主人も、この薔薇に防衛を任せているため門は開かれたままにしている。
    館のほうも、元々あったものを今の主人が自身でリメイクしたもののようで、意図的に取り付けたのか館にも美しい均衡で薔薇が点在している。
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