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    nanareeeen1

    ななれんじゃいの俺レベアカウント、ななれんです。主にえち文を上げます。

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    nanareeeen1

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    ESアイドルパロでジャケット写真イラストを書いて頂いたお礼のつもりです……!!!!

    ※E*Sの2人の他に名前ありの面倒なモブ女が出て来ます。

    ※シュンとモブ女の絡みが割とあります。

    ※会話文が続く所があります。周りの状況とかは想像にお任せいたします……

    【激写!?E*Sの可愛い担当、シュンの恋人!!】

    ーー○月×日未明、都内のホテル前にて大人気アイドルE*Sのシュンと女優の天雲ソラがお互いに抱きしめ合う様子が撮影された。
    2人は今季のドラマで一緒に撮影を行っているが、そこで仲が深まったとの見方をされている。
    両事務所へ確認を取るも『事実確認を行っている』との返答しか得られなかった。今後どの様な発表がされるのか気になるところだーー

    「これは?」
    「これは、って?」

    人気アイドルE*Sのスクープが載っている雑誌を、当事者の片割れである旬がシュンに突き詰めて問いただす。

    「っ!なんだよ、この記事!しかも写真まで…!なんで抱き合ってんだよ!それに恋人って…!」
    「………………………」
    「なんとか言えよ…っ」
    「……事実だよ」
    「………え?」
    「付き合ってる。女優の天雲ソラさんと」

    そうポツリと溢したシュンの声には、交際宣言をしているとは思えないほど覇気がなかった。

    「は…なに……?うそだろ?だって俺たち……」
    「俺たちはただのデュオだろ。話は終わり?俺もう行くね。天雲さんとの約束があるから」
    「は?ち、ちょっと待ってくれ…!」
    「じゃ、また収録の時ね」
    「シュン…っ!」

    話半分に切り上げたシュンは旬を置いて楽屋を出ていく。いつもならばあり得ない状況だった。

    「なんで…どうしてなんだよ…恋人は俺なんじゃないのかよっ……!」

    閉じられた扉に向かって旬は眦に浮かんだ涙をそっと払った。

    そして、同じくシュンの目にもジワリと涙が浮かぶ。

    「ごめん、ごめんな、旬………」

    苦しげな言葉が、誰もいない空間にポツリと溢れた。


    数日前

    「シュンく〜ん!こんにちは!」

    最近売れて来た若手女優の天雲ソラが廊下で手を振りながらシュンの元へ掛けてくる。
    ここ数ヶ月、シュンはこの女優にしつこく追い回されて辟易していた。

    「こんにちは」
    「ふふ、シュンくん。いい加減ソラと付き合ってくださいよ〜!ソラ、シュンくんの事だ〜い好きなんですっ!」
    「はは……申し訳ないけど、気持ちだけで」

    苦笑しながらそっと後ろに足を引いて距離を取るシュン。
    直球な交際申し込みもこれで何度目かも分からないくらいされているため、今回もいつも通り適当にあしらいながら断るつもりでいた。

    「うふふ!そうやって躱せるのも今の内だけですよ」
    「…どういうことですか?」

    いつもの能天気な声色から一転、おそらく素のトーンなのだろう声色になった天雲を警戒していると、ポケットからスマートフォンを取り出してシュンに見せ付けた。

    「ジャ〜ン!これ、なーんだ?」
    「…、っ!」
    「旬さん、可愛く撮れてるでしょぉ?」

    そこには、旬がどう見ても男と分かる体格の人物と濃厚な口付けを交わしている写真が写っていた。
    相手の顔は帽子で隠れていて見えない様子だったが、シュンはその男が自分だと分かっていた。

    この写真が出回ったら。

    おそらく、顔が写っていないことから自分へのバッシングはほぼないだろう。
    しかし、旬は?
    ここまでしっかりと顔が写り、何をしているのかも分かりきってしまうこの写真ではなんの言い訳も出来ないだろう。
    シュンには、旬がマスコミの格好の餌食となり貶められる未来が簡単に想像出来てしまった。


    「………。降参だよ。俺はどうすれば?」
    「うふふふ!ソラ嬉しいなっ!じゃーあ、夜、ホテルの前でギュッ♪てしてほしい!」
    「…それは」
    「なぁに?」
    「いや、わかったよ」

    あからさまな罠に、シュンは自ら足を踏み入れるしかなかった。


    ーーーーー
    数日前の事があっという間に記事になり、事務所ではてんやわんやだった。

    マネージャーの犬飼に何を聞かれても答えることなど出来ず、沈黙を続けたシュンはそのままスケジュール通りに仕事をこなした。

    収録の合間の休憩時間、旬と共にいる事も出来ずにフラフラとあてもなくスタジオを歩いた。
    今は誰にも会いたくない気分だった。


    「シュンく〜ん!」

    そんな気分をブチ壊す能天気な声に一瞬睨みつけそうになったが、既のところで顔だけは取り繕い、声の主の方へ振り向いた。

    「…天雲さん」
    「さん付けやめてよ〜!ソラって呼んで!」
    「…ソラ……なんで来た」
    「シュンくんに会いたくて!」
    「…ハァ…今収録で忙しいから後にしてくれ」

    意味のない会話、疲れるやり取り、見たくない顔…全てが気に入らないというのにニコニコと素知らぬ顔で笑いかけてくる女に対し、蓋をした筈の怒りがこぼれ出す。

    「…そうやってソラに冷たくすると、あの写真ばら撒きたくなっちゃうかもぉ…」
    「……………」
    「いいの?シュンくんの大大大〜〜好きな旬さんがマスコミに潰されても」

    そう嘯かれ、シュンはギリリと歯を食いしばると次の瞬間には怒りなどはじめから無かったかのように振る舞った。

    「…会いに来てくれてありがとう、ソラ。少しでもソラの顔が見られて嬉しいよ」
    「…あはっ!うん♪私もシュンくんに会えて嬉しい!」
    「ごめんな、もう時間みたいだ。…また後で連絡するよ」

    シュンからの恋人に向けるような甘い態度に天雲が満足気な笑みを浮かべる。

    「わかった、待ってるね!私もお仕事頑張ってくる!だからぁ…ナデナデしてほしいな…♪」
    「………」

    そう乞われれば従うほかなく、仕方なしにシュンは天雲の頭を撫でた。


    「うふふ、ありがとうシュンくん。じゃあまた後でね!」
    「ああ、また」
    「旬さんもまた〜!」

    天雲はシュンが自分を見ていて後ろに注意がいっていないのを良いことに、後ろからコチラに向かって歩いて来ていた旬に手を振る。

    「!?」
    「…………………」

    慌てて振り向いたシュンは悲しげな顔をした旬とバチリと目が合った。しかし、合った途端旬から目を逸らされる。

    「あれ?聞こえなかったのかな?旬さ〜ん!」
    「おい…っ、やめろ!」
    「え〜?なんでぇ?」
    「……っ、このっ…!」

    思わず肩を強く掴んで自分の方に向き直させると、我慢の限界を迎えたシュンはその怒りをぶつけようとした。
    けれども一足はやく天雲がシュンにチラリとスマホを見せ付ける。
    シュンは湧き上がる怒りを無理やり飲み込むと、天雲の肩へ頭を乗せると悔しげに懇願をした。

    「…旬は巻き込まないでくれ。……頼む」
    「…………はぁ〜い。じゃあね、シュンくん!」

    天雲はそういうと頬にチュッとリップ音をさせながら口付けた。
    旬が見ているのを分かった上でわざと挑発をするように。

    「!…ああ、じゃあな」

    それに気が付きながらもシュンはされるがままになるしかなかった。
    心が悲鳴をあげていたが、ニコリと優しい笑顔を作って去っていく天雲を見つめた。

    くるりと天雲に背を向け、旬とシュンが向き合う。

    「………………………シュ、」
    「なんで来たの?」
    「あ…っと、収録、はじまるから……」
    「そう。急ごっか」
    「あぁ……」

    ーーーーー

    長丁場だった収録が終わった。

    「お疲れ様でした」
    「お疲れ様でした」
    「はー、帰ろかえろー」
    「…なぁ、シュン」
    「ん?」
    「その、今日この後一緒に飯行かないか?焼肉とか」
    「!いいね、行こう…」
    「シュンくん!」

    ふわりと微笑みかけたシュンだったが、その顔は一瞬にして曇った。

    「あ…ごめん、また明日でもいい?…ソラ!わざわざこっちまで来なくても…」
    「早く会いたくて〜!」
    「そう。家まで送るよ」
    「ほんと?ありがとう!」
    「うん。行こうか」

    さすがの旬も、並んで去っていく二人を見つめながら何かがおかしいと感じ取った。

    二人の背中が見えなくなると、旬はスマホを取り出した。

    「……犬飼さん、少し調べて頂きたい事があるんです」
    『…シュンさんの事、ですね?』
    「ええ」
    『それならちょうど道門に探らせていますよ』
    「…………道門って、ウチのスタッフの?」
    『ええ。彼奴はああ見えて情報通なんですよ』
    「そう、ですか。……では、よろしくお願いします」
    『わかりました』

    ピッと電話を切ると、旬はズキズキと痛む胸を誤魔化すように頭をかいて帰路へと付いた。


    ーーーーー

    「犬飼さん」
    「道門。戻ったか」
    「はい。どうやらシュンは旬の写真をネタにゆすられているみたいです。…事務所もグルっぽいですよ」
    「………なら事務所ごと潰すしかないな。一応後藤会長にも報告しておいてくれ」
    「わかりましたー」

    ーーーーー

    E*Sの楽屋にて

    旬もいるにも関わらず天雲は二人の楽屋に押しかけて、シュンに腕を絡めてソファに腰掛けていた。

    「シュンくん」
    「なに」
    「ソラと一緒にいて楽しい?」
    「ああ、楽しいよ」
    「ソラのこと好き?」
    「ああ、好きだよ」
    「ソラと旬さんだったらどっちが大切?」
    「どっちも大切だよ」
    「ん〜もう!そこはソラって言ってよ!」
    「はは、旬は仕事する上でもパートナーだからさ。そうスネないでよ」
    「ダ〜〜メ!ソラが1番って言って!」
    「……………………」
    「どうしたの?言えないの?」
    「……、…ソラが…」
    「おい」

    突然旬がソファから立ち上がる。

    「事情があると思って黙っていたが、いい加減にしろ」
    「旬……」
    「…なんですかぁ?旬さんは関係ないじゃないですか、口出ししないでください」

    険悪な雰囲気を感じ取ってシュンがソラの腕を掴んで止めさせようとする。
    そして酷く申し訳なさそうな顔をして旬に頭を下げた。

    「旬、ごめんな。……収録まであと20分だよな。それまで俺達は楽屋の外にいるよ。いいよね?ソラ」
    「えぇ〜!旬さんに出ていってもらってください!」
    「ソラ」
    「……はぁーい」

    不貞腐れた態度を隠しもせずに部屋を後にするソラをシュンが追っていった。
    部屋を出る直前、シュンは旬に向き直る。

    「旬、ありがとな」
    「………ッ、!」

    旬の返事も聞かずにパタリと扉が閉じる。
    旬は悔しげに唇を噛みながら、閉じた扉を見つめる事しか出来なかった。

    ーーーーー

    暫くして楽屋の扉が開く。

    「おや、旬だけですか?」
    「…犬飼さん」
    「シュンは………彼女の所ですか」
    「……………」

    暗い顔をする旬の様子からまた天雲が来たのだと推測した犬飼が、ポンと旬の頭を撫でる。

    「旬、朗報ですよ。道門が戻ってきました」
    「…………!」
    「奴らを事務所共々潰しましょう」
    「…犬飼さんって、たまに過激ですよね」
    「大切な人達を傷付ける害虫に払う敬意を持ち合わせていないだけです」
    「…ごもっともで」

    2人は顔を合わせるとクスリと笑いあった。

    ーーーーー

    天雲とシュンの二人は楽屋外の休憩所にあるテーブルに向かい合って座っていた。

    「…なあ、なんで俺なんだ?」
    「なにが?」
    「…こう言っちゃなんだけど…、女性からの人気は旬の方があるだろ?」
    「そんなの、ただの好みの問題だよ〜!私はシュンくんみたいな可愛くて優しい男の人が好きなの♪心配しなくても旬さんになんて靡きません!」
    「そうなんだ」
    (この子の関心が旬に向いたら何がなんでも排除してたから、まあ、よかった)

    〜♪〜♪

    シュンが傍から見れば仲睦まじそうに見えるよう表情を取り繕っていると、天雲のスマホが鳴る。

    「あ、私だ!」

    その場で電話に出た天雲は暫くすると表情を無くし、顔面蒼白のままシュンすら放って駆け出していった。

    「…なんの電話だったんだ…?」

    ーーーーー

    「アンタでしょ!!」

    突然、旬と犬旬しかいないE*Sの楽屋に怒鳴り込んで来たのは天雲ソラだった。

    「…何の話だ?」
    「とぼけないで!!ウチの事務所が暴力団と繋がってるだなんてデタラメ流して!今社長から連絡があったわ!」
    「…なんでそれが俺のせいになるんだ?」
    「……シュンくんを取られた腹いせに、ソラの事務所に嫌がらせしてるんでしょ!!」

    ヒステリックに叫ぶ天雲に危機感を覚えた犬飼は旬を自分の後ろに下がらせた。

    「違います。貴方の事務所だけではなく、貴女も潰そうとしているだけです」
    「………はぁ!?!」

    犬飼が火に油を注ぐと、天雲は可愛らしい顔を鬼のように歪めた。

    「事務所が暴力団と繋がっているだけでもスキャンダルですが、貴女は幾度となく暴力団幹部の方々と高級バーに出入りされていましたね。キッチリ、マスコミにリークさせていただきましたから」
    「…な、な…っ!なんて事してくれんのよ……っっ!!」

    取り乱した天雲が犬飼に掴みかかる。
    犬飼はそれを軽くあしらいながら、彼女のポケットにあるものをコッソリと探った。

    カシャンっと音を立ててスマホが床に落ちる。

    犬飼に掴みかかる事に夢中な彼女はそれに気が付かず、代わりに旬が拾った。

    オートロックになっていなかったスマホをこれ幸いにと探る。
    画像フォルダを少し遡ると、大量のシュンの画像の中に1枚だけ不自然な写真を見つけた。

    (………そうか、シュンを苦しめていたのは俺だったんだな)

    件の写真を見つめると、少し操作して全てのデータをリセットした。

    (他にもあったら困るしな)

    出荷時の状態に戻ったスマホをそっと机に置くと、トントンと犬飼の型を叩く。

    「どうしました?」
    「全部消したのでシュンを迎えに行きます。犬飼さんは予備データがないかを調べてもらえませんか?」
    「ああ、それなら道門が…」
    「…待って、消したってなに!?」

    旬たちの会話を聞いていた天雲が慌てて机に置かれたスマホに手を伸ばす。

    「ぁ…、ああぁ……!!そんな…!シュン君の写真が…!!!」
    「アレ、ほとんど盗撮だろ」
    「ぅ、うるさい!うるさい!!」

    図星を差されて天雲がやけになって叫ぶ。
    その頃には騒がしくし過ぎたのか楽屋の前に警備員がやってきていた。

    犬飼が警備員に話を付けると、憤る天雲を警備員が確保し、ズルズルと引き摺って行った。

    「……あの警備員さん、すごいですね」
    「まあ、天下のE*Sに怪我はさせられないって言って張り切っていましたから、多分ファンだったのかも知れませんね」
    「…後でサイン渡しておいてくれます?」
    「分かりました」

    「じゃあ、俺はシュンを迎えに行ってきます」
    「ええ、頼みますね」

    ーーーーー
    置いて行かれたシュンはわざわざ天雲を追う気にもなれず休憩所に留まっていた。
    暫らくして局内がにわかに騒がしくなり、何事かと辺りを見渡していると廊下の奥から旬が走って来るのが見えた。

    ついクセで手を上げて振ると、シュンに気が付いた旬は猛スピードで駆け寄ってきた。

    「シュン…っ!」

    そしてそのままの勢いでシュンに抱きつくと、そのままヒョイと抱え上げて再び来た道を戻って行った。

    「旬、旬…っ!おろして…!」
    「いやだ」
    「旬ってば…!…、あ、あの子に見られたらマズイんだって…」
    「もう大丈夫だ」
    「は?」
    「犬飼さん達が解決してくれた。写真も消した。…もう、俺を庇わなくていい」
    「……………!!」

    旬からの言葉を聞いたシュンは抱えられているにも関わらず旬の頭へと抱きついた。

    「旬っ…!旬!…俺、ごめんっ…!!」
    「謝らないでくれ…。俺を守っていてくれたんだろ。謝るのは俺だ。辛い思いをさせて、ごめん」
    「旬はなにも悪くない!…それに何度も俺を助けようとしてくれてたろ……。嬉しかったんだ」
    「シュン……」

    「…コホン、二人とも」

    犬飼のたしなめる咳払いに二人の肩がビクリと揺れた。

    「今後はそういう事は室内でお願いしますね」
    「あはは……はーい。すみませんでした…」
    「……ごめんなさい」
    「分かればいいのです。…二人の写真と思われるデータは道門が潜入した際に全て消去したとの事ですから、今後はなにかを要求されることもないでしょう。まあ、最早要求してくる余力もないでしょうし」

    三人は楽屋へと入りながら話を続けた。

    「それってどういう…?」
    「明日の朝のニュースを楽しみにしていればいいっていうことだ」

    犬飼に尋ねたことを旬が答える。
    その幼稚なようにも見える独占欲にシュンの口端がゆるんだ。

    「……はは、ソレは楽しみだね。一緒に見てくれるんだろ?」
    「もちろん、そのつもりだ。モーニングコーヒーも淹れてやるよ」
    「…可愛いお誘いをありがとう」

    旬の頬へと軽く口付けながらニコニコと笑顔を交わしあう。

    「ゴホン!……今日はもう仕事にならないでしょうから二人は帰りなさい。明後日にはお迎えに上がりますから、そのつもりでいること。いいですね」
    「…犬飼さんも、ありがとうございます」
    「助かりました」
    「いいえ、タレントの生活環境を整えるのも僕の仕事ですから」
    「「心強〜〜い」」
    「からかうんじゃない」
    「「はーい」」

    三人は軽口を叩き合いながら、久々に心から笑い合える時間を楽しんだ。
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    nanareeeen1

    DOODLEトマ旬でシリアスなお題のやつ

    の、導入部だけになっちゃった笑

    続くかわからないです。
    続くとしたらこのまま記憶喪失ネタで突っ走りなが今まで集めて来たアイテム的なもので記憶が戻るも、何故旬君が自分の記憶を消したのか真意が掴めないため記憶がないフリをして旬君に近づくトーマスさんとかの様子が書きたいです。

    そしてこのお題が昇華しきれていないと思うのでちゃんとしたのをちゃんと書きます。多分…。
    それが最善だと信じた「水篠っ!」
    「!? トーマスッ!」

    思えば、アレを『最善』だと思い込んだ俺が間違っていた。

    頻発するレッドゲートの対処に追われ、いくつかのゲート攻略が間に合わずよりにもよってレッドゲートのモンスターがゲート外へと出て来てしまった。
    応援を請け駆け付けるとそこには「たまたま近くに用があったから」と言うトーマスがいて、彼の好意に甘えて共闘する事になったまではよかったのだが…。

    トーマスならばと背中を任せ、影の軍団を呼び出してモンスターを片していく最中。逃げ遅れた子供に気を取られモンスターを前に隙を晒してしまった。すかさず襲い掛かってくるモンスターに、子供を庇いながらでは回避が間に合わないと判断して一撃を食らう覚悟を決めた。
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