ざっくり【GAIA】説明書【GAIA】六章までの流れとか用語とかいろいろざっくりまとめてます。
本当にざっくりなので非常に雑です。
~ざっとした六章までの【GAIA】のあらすじ~
【GAIA】って創作は全十章のお話だけどクロイツとルーナはその中の六章に出てくるよ。
だから六章までの流れがわからないとわけわかめになる場面がありそうだからざっと流れをまとめたよ。
★序章……現宇宙の俯瞰的観測者として誕生したはずの概念的存在(七番)が原始地球(ガイア)と接触したことで感情を獲得してしまい、なんやかんやあって観測者から追放され地球に庇護される形で地球上の生命体になってしまったよ。
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★一章……不死で不形だった七番だけど48億年の時をかけて地球上の様々な生物の形を読み取り擬態を繰り返して、ついに人間の形を得たよ。
そんなこんなで西暦1400年代のアメリカ大陸アステカに属する集落で人間の少年フゥとして全ての記憶を失くした状態で暮らしていたけど、争いに巻き込まれて集落も友達も全滅。自分だけは何をしても死なないことに気づいて絶望し、独り彷徨いの旅に出るよ。
この時にフゥの名は捨て、彼はフランシスという名になる。
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★二章……百年後の西暦1500年代。西洋諸国でフランシスが怪しい錬金術師の組織に取っ捕まったりそれを助けようとする人物がいたり一緒に脱出しようとしたりでいろいろドタバタするよ。その際に或る一体のホムンクルスが完成したことでこの世に〈竜〉が生誕するよ(竜の始祖)。
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★三章……西暦3015年(?歴元年)。世界は超ハイテク化して繁栄の絶頂期だった人類だけれど、突如ニホンのトウキョウに出現した竜とそれに連なる〈大災禍〉によって文明崩壊。地上はほとんどの生物が住めない破滅の大地と化すよ。
選ばれた少数の人間だけが地下シェルターでコールドスリープし難を逃れるが、シェルターに入れなかった大半の人間や数多の生物は死亡、もしくは〈大災禍〉によって発生した魔素によって異形と化した(人ならざる者や魔物の祖)。
フランシスが二章と三章の間で出会ってた魔女マリーベルと結ばれていたけど人間達によって殺され、〈竜〉の血を引く人間だった少女モエギを利用し、彼女を〈氷竜〉に変えて世界を破壊させたらしいよ。
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★四章……ごく短い間での話なので割愛。またの名を良心的フランシスさよなら回。
この章でフランシスは最後の良心をすべて捨て、完全な悪として生きる道を選択する。
この章以降のフランシスは血も涙もない邪悪になるよ。
四章までが【GAIA】前半で残りは後半だよ。
序~四章までが旧世界編、五章~ラストまでを新世界編ってことになってるよ。
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★五章……■歴10000年代。〈大災禍〉の影響で環境や星の周期も狂い、地球には長い氷河期が訪れていた。10000年代はその氷河期の終わりの時代。
ここで〈氷竜〉を母体に無数の竜が生まれる(これ以降に出てくる全ての竜は母体から生まれた竜を祖とする)。
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★六章(物語の始まりの時点でのこと)……■歴18000年代。8000年前に氷河期が明け、人間は魔物や人ならざる者の脅威に怯えながら細々と暮らし、中世程度の文明レベルを何とか維持している。
あらゆる種族が人間と敵対し、特に竜は強く人間を敵視していた。
様々な種族同士の対立が激化して世界中で争いが起きていたが、18000年代はそんな混沌の時代の終息期。
長らく無法の荒れた時代だったけれど多種族は次第にまとまり、秩序を保つための法もできつつあった。
人間は魔なる者を退ける〈防魔石〉の抽出に成功し、〈中央都〉となる唯一国家を築いた(建国は17500年代あたり)。
しかし〈防魔石〉の力に過信し、魔物狩りは積極的に行われるようになり、人類復権の名目で竜狩りも繰り返すようになる。
竜狩りも合わさって竜の人間に対する殺意は増加。両者は長らく争いを続けている。
そしてこれがクロイツとルーナのいる時代であり、六章の時代。
~用語のようなもの~
★ガイア
【GAIA】全編通しての舞台。太陽系第三惑星地球。
この宇宙だと星も一つの生命であり、自我や感情を持つ。
地球上の森羅万象の生みの親。地球上のあらゆるものが星から生まれているか、星から生まれたもので作られている。
あらゆる生命の深層意識と繋がっており、深層意識から生じる望み(願い)を叶えようとする性質を持つ(生物学的な進化、自然災害等はガイアによって叶えられた願いの表われ)
魔法の使用に必要な魔素は星のエネルギーであり、惑星内部の星魂(星の心臓)から地上に放出されている。
〈大災禍〉の際に暴走。以降は星を再生すべく自己修復に入っているが、本来の惑星の在り方から完全に外れている為、
自我が崩壊している可能性がある。
みんなのママみたいなポジションだけどママの愛は作中だと高確率で皆を不幸にしてる気がしなくもない。
★〈大災禍〉
有史文明を崩壊させた地球規模の大災害。
〈大災禍〉以降の人は〈大災禍〉以前のことほぼ知らないよ。
★いろんな種族
魔物は〈大災禍〉で変異した動植物の子孫だよ。
人型の人外は異人(人ならざる者)と呼ばれるよ。
異人の中でも獣に近い種族は獣人と呼ばれるよ。
人間と異人のハーフは亜人と呼ばれるよ。
人型ではない人外は総称として魔獣と呼ばれたりするよ。
魔獣の最高格が竜だよ。
全ての異人は〈大災禍〉で変異した人間を祖とするから、ご先祖はみんな人間だよ。
〈大災禍〉以降の竜も〈大災禍〉で竜になってしまったモエギちゃんを祖とし、彼女の骸を母体に生まれたから竜も人間に非常に近しい存在だったよ。
〈大災禍〉のきっかけはフランシスが作ったとはいえ人類の罪過が最大の原因だから、魔物も異人も本能的に人間を憎悪しているよ。特に竜は人間が大嫌いだよ。
この世界では人間に近い姿をしている者や人間に近い姿になれたりなってしまう者は、人間に近しい心や感情を持っているよ(他者を愛する心。他者を憎悪する心。より複雑な欲望)。
人間から離れた姿をしている存在程人間とはかけ離れた思考を持っているよ(通常の竜の自我は洗練されていて、生物として完成された思考を持っているとか)。
他にも魔素の影響で自然のエネルギーが可視化されて生まれた精霊や妖精とかもいるよ。
架空的存在もかつての人間の潜在意識に秘められた想像性、幻想から具現されたよ(その具現の願いを叶えたのはガイア)。
ざっくりした説明が長いしわけわかんない人向け↓
①この創作の舞台は地球だけどいろいろあってめちゃめちゃになってファンタジーな世界っぽくなっちゃったよ
②みんな人間嫌いだよ
③特に竜は人間マジ嫌いだよ
④みんな人間嫌いだけどだいたいみんな人間系列で生まれてて、竜に至っては人工的に作られた存在だったよ。
⑤フランシスってやつはクソチート作中最強キャラだよ。何しても死なないよ
⑥フランシスってやつ以外はみんな殺したら死ぬよ
⑦フランシスってやつだけが最初から最後までずっと生きてるからわけわかんないこと言ってても「そういうことあったんだなー」って思ってくれ
↑ここだけ抑えてれば多分大丈夫です。
不死者が歩むある一つの惑星の誕生から滅亡までの創作なので、規模がでかいです。