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    fuuka_xxxx

    三度の飯より妄想が好き

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    fuuka_xxxx

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    前回本を作った時にP4P参加、交換してくださった方のために御礼用に書いた短い話しです。
    cqlベースの観音廟で別れてから、二人が再会するまでの妄想です。
    『藍忘機、仙督やるってよ』はさすがにタイトルに出来ないので、タイトルは無題にしました。

    #忘羨
    WangXian

    無題「しばらく閉閑しようと思っている」
    「そう仰ると思っていました」
    「それから忘機、君に頼みたいことがあるんだ」
     静かにそう言って茶を啜ったあと、藍忘機の兄である藍曦臣は窓の外に視線を移した。


     雲夢にある雲萍城の観音廟で起こった出来事は、瞬く間に仙門百家に知れ渡った。
     各世家の宗主達が蓮花塢に滞在していたこともあり、わらわらと集まってきた彼らがことの顛末を面白おかしく語り合っていたことを藍忘機もその場で聞いている。
     噂話に興じる者達がいるなか、藍曦臣は仏像や燭台が散乱し、内部が倒壊した観音廟をじっと見つめていた。普段は聡明で凛とした兄の後ろ姿は見るからに茫然自失といった様子だったことを覚えている。
     無理もないだろう、建物のなかにはかつて兄が義兄弟と認め、契りを交わしたふたりの人物が眠っているのだから。
     赤鋒尊こと聶明玦、斂芳尊こと金光瑤──兄と出会った頃は孟揺と名乗っていたそうだ──
     血は繋がらずとも一人を兄と慕い敬い、もう一人を弟として慈しみ手引きし続けた。二人の関係は悪化を辿る一方で、そのことに心を痛めた兄は修復を試みたが溝は深く、今では命を落としあの瓦礫の下にいる。

     仙門百家の間で観音廟での出来事に一応の決着がついても、兄の表情は曇ったままだった。
     その間、会合が何度も行われた。

     仙門百家における今後の蘭陵金氏の立ち位置について。
     一連の出来事についてどう責任を取るのか。
     こればかりはすぐに解決出来るものではない。蘭陵金氏はまだ歳若い金如蘭を宗主に据え、彼の叔父である雲夢江氏宗主である江晩吟が後ろ盾することに決まった。責任問題についてはこれからだろう。
     そんななか、議題で一番注目を集めたものは次の仙督を誰に任命するかだった。
    「金光瑤に引導を渡した沢蕪君はどうか?」
    「そうだ、奴の企みを阻止した沢蕪君こそ、次の仙督に相応しい!」
    「沢蕪君お願いします」
     昔からずっと噂話に興じていた者達が頼み込む姿を見て、藍忘機は言葉に出来ない不快感に襲われた。
     兄は好き勝手に話す彼らに曖昧に微笑むばかりで、会合中は一向に次の仙督は決まらなかった。


    「私が仙督、ですか?」
    「あぁ」
     兄の仙督就任については、随分と熱望されていたように思う。普段は足を運ばない会合に参加した藍忘機にもそう見えた。
     誰にでも平等に手を差し伸べ、文武両道といっても過言ではない兄になら、皆も安心して仙督という座を任せることが出来るだろう。
     前仙督である金光瑤の補佐も行っていた事もあり、彼の良い行いを引継ぎつつ風通しの良い仙門百家を作り上げてくれる。それだけの実力があると皆がそう信じて疑わないのだ。

     だが、皆が支持する本人にはその気がないらしい。

     いや、その気がないというのは語弊があるだろう。どちらかといえば──

    「正直なところ、今は何も手につきそうにない。叔父上にはこのあと話そうと思うが、しばらくは一人静かに喪に服したい」
    「そうですか」
     兄は窓の外に視線を向けたまま、こちらを見ずに話を続けた。
    「あの時どうすればよかったのか、こうすれば良かったのか……。きっと答えはでないだろうね。でも忘機、これは阿瑤に生かされた私が考えなければいけない事なんだ」
     だから、そう言って窓に向けていた視線をこちらに向けて話し続けた。
    「何事も公平に見ることが出来る君にこそ、仙督は相応しいと私は思う。忘機、頼めるかな」
    「一晩、考えさせてください」

     あのあと静室に戻り、藍忘機は先程言われたことを考えていた。
     今まで清談会や会合といった政にはほぼ関わらず、夜狩に行き修練を積んできた。本音と建前といったものは苦手だ。
     藍忘機にとって一筋縄ではいかない仙門百家宗主達と対峙する仙督という立場は、お世辞にも向いているとはいえないだろう。
     良くも悪くも影響力がある立場になる。
     それでも、今まで汚名を着せられていた魏嬰こと、魏無羨の名誉を少しでも晴らすことが出来るなら……。
    「…魏嬰」
     雲萍城にある観音廟での騒動のあと一緒に旅をしようと誘われたけれど、断ったのは自分自身が彼の帰る場所になりたかったからだ。
     昔、姑蘇に帰ろうと声を掛けたことがあった。あの時は手酷く拒否されたが、長い時を経て彼はこの部屋で食事を取り、酒を飲み、牀榻で眠った。
     あの時のようにこの部屋が、雲深不知処が、彼にとって心休まる場所になって欲しいと願ってやまない。
     権力なんてものには興味はないが、彼を守る力はあるに越したことはない。
     再び彼に出会ったら、次こそは手を離さないと決めていたのだから──


     魏無羨が先日辿り着いた町は、活気溢れる賑やかなところだった。町を歩けば軒先から客寄せの店員の威勢の良い声が聞こえてくる。
     この町は特定の仙門の管轄下ではないようだ。着いて早々に邪崇退治を引き受けてやれば、お礼に数日分の寝床と食事の面倒、そして僅かであるが金子も頂戴した。
     各地で邪崇を祓いながら金子を稼ぎ、愛驢馬りんごちゃんの気の向くまま背に乗り旅を続けていた。しばらくはこの町に腰を据え、少し休憩しようかと唐辛子をたっぷり利かせた炒め物で米を掻き込んでいた時だった。

    「新しい仙督が決まったってよ」
    「仙督って結局、何をするんだい?」
    「そんなこと仙士でもない俺が知ってるとでも思ってるのか?」
    「それもそうだな」

     少し離れた席で食事をしている一団が何やら話している。しかも次の仙督が決まったと言っているが、それは一体誰のことなのだろうか。
     清廉潔白、品行方正、魏無羨が知るなかで仙督に相応しい人物といえばただ一人しかいない。
    「元気にしてるかな…」
     ほんの少し前まで二人で旅をしていた。鬼腕騒動を調べてみれば、過去の自分の行いに結び付いて驚きが隠せなかったことを覚えている。
     彼は、藍湛は元気にしているだろうか。
     金子も貯まってきた頃だ。一度様子を見に姑蘇に行くのも良いだろう。

     魏無羨は目の前の料理を掻き込みながら、久しぶりに会う知己の姿を思い浮かべて自然と笑みを浮かべた。
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    fuuka_xxxx

    SPUR ME先日あげたフリアメ女体化の続き
    勢いでwebオンリーサークル参加を申請したので、今急いで続き書いてます。これが続き②で、あと③と④まで続く予定…。大丈夫、終わるよ…

    ※本当はこちらのベースになった、偶然再会した✈️🍬にょたがデートする話を最初に書く気でしたが、癖のためにダンスする✈️🍬にょたを我慢できませんでした。今回も私の趣味にしか配慮してないです
    フリアメ(女体化)練習② ◎◎シティとはそこそこに賑わいのある街のようだ。人の行き交う街並みを眺めてから、アメジオは夕方までどうやって時間を潰そうかとばかり考えていた。


      ⁂⁂⁂


     アメジオの部下であるジルやコニアと共に利用している潜水艇は大きくはないが、三人で使うには十分な広さがある。他の幹部たちは知らないが自分たちで定期的に清掃もしているため、清潔さは保たれていると思う。今日は予定もなくオフだからと自室に掃除機をかけていたアメジオは、気が付けば先日任務で出向いたパーティでのことを思い出して顔を顰めたり、ぼんやりとしてしまう自分に気が付いて頭を抱えた。
     俗に言う告白とやらをされた気がするのだが、肝心な時に『みたい』という煮え切らない態度が気に入らない。こちらがあたふたとする様を見て笑うつもりだったという線もありうる。それなりの修羅場を潜り抜けてきていると自負している。タイミングよくスマホロトムのアラームが鳴ったが、もしあのままフリードの腕に抱きとめられていたらどうなっていたか……。
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    fuuka_xxxx

    MOURNING私は三度の飯より好き女体化が好きなんですが、ちょぎにゃんではまだ書いてないじゃん??と思い書き始めたんですが、段々これ着地点どこなん????となり没決定になったのですが、もったいないので書いてる所までここで供養しようと思います🙏
    あと1000文字くらい続き書いたら終わる気がするので、気が向いたら書いてみようと思います
    にょた南泉くんのちょにゃ(書きかけ) 泣く子も黙る刀剣男士とはオレのこと──

     顕現時にそう意気揚々と口上を述べたその刀剣男士は自分自身の違和感に気付いた途端、猫のような可愛らしい語尾で叫びだしたのでした。
     柔らかな猫の毛並みを思わせる豊かな金髪、くりっとした丸い瞳の上には影が出来るほどの長いまつ毛、日焼けを知らない白い肌、ぷっくりとした愛らしい唇、グラマーを絵に描いたようなバランスの取れた肢体……。演練場で見かける男士の同位体と同じ戦装束を着込んでいる目の前の刀剣男士、もとい刀剣女士はわなわなと震えている。

    「小さい上に体が……体が……女だにゃあ!!!!」

     政府の見解によると日本刀の付喪神である刀剣男士は若い男性の体を模して顕現するものらしい。それはかつて刀を振るっていた主たちが男性で、合戦場はそんな彼らが命懸けで鎬を削る場所だからだ。脇差以上の個体は成人男子の如く若く健康的な肉体を得て実体化している。短刀は主に子どもや女性の護身用としての歴史があるからなのか、幼く可愛らしい見た目で顕現するものが多い。
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    fuuka_xxxx

    TRAININGはぁ〜、エッチなちょぎにゃん書くぞ!と思ってるのになかなか筆がならなくて、それなら現パロちょぎにゃんで気分転換するか!という理由から書いた、頭のネジが数本外れてるおバカさんな長義くんが出てくるちょぎにゃんです。
    格好いい長義くんはいません、本当ごめん…
    作家長義くん×俳優南泉くんの現パロ 抜けるような青空、透き通る青い海、そして白い砂浜を駆け抜ける一人の青年。
    『すっきり爽やか、夏の水分補給に』
     なんの捻りもないキャッチコピーもその青年のナレーションにかかれば極上のものに思えてくる。

    「はぁ、にゃんくんかわいい……。一ケースをイ◯ンで購入すれば特製クリアファイルが付くのか。今から買いに行くぞ、偽物くん!!」
     リビングのテーブルに置いたノートパソコンから顔を上げて、テレビから流れるコマーシャルにこの部屋の主は反応した。山姥切長義、大学受験時にストレス発散の一環として書いた小説が出版社の目に留まり、瞬く間に人気作家になった時代の寵児である。
     また始まったとばかりに目深に被ったフードを触り、偽物くんと呼ばれた男──山姥切国広、長義と同い年の従兄弟である──はジャージのポケットに捩じ込んでいたスマホを手に取り淡々と返事をした。
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