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    momone3636

    @momone3636

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    momone3636

    MOURNINGモブおじさんが鈴ちゃんを見守ってるだけの話です。途中まで。恵くんは全く出てきません。
    頑張れモブおじさんモブおじさんは決意した。必ず、鈴ちゃんの純真な笑顔を取り戻すと心に決めた。モブおじさんに名前はない。もちろん自分のことを長々と語る気もない。ただ目指すは鈴ちゃんの幸せ、鈴ちゃんの笑顔を再び目に焼き付けることであった。
    目の前で母親を亡くし泣き崩れる子どもから目が離せなくなったあの時から、モブおじさんの運命は決まってしまった。その子が同級生であり悪友であった内藤の子どもだと葬式の連絡をもらった時に知った。同級生の子ども。それはこんな辺境のど田舎では自分の子どもと言っても過言ではないのではないと思った。モブおじさんの生きる道が決まった瞬間だった。
    毎日太陽よりも早起きをして車を走らせた。まるで近所の住人かのように鈴ちゃんが住んでる地区一帯を清掃し、そのついでと言わんばかりに通学路をとぼとぼ歩いて学校へ行く鈴ちゃんにおはようと声をかけた。毎日毎日挨拶をした。体に対して大きなランドセルを背負った鈴ちゃんは会釈を返してくれたり、ある時は挨拶が戻ってくることもなく静かに泣きながら通り過ぎてしまったりした。おじさんはモブおじさんなので、雨の日も風の日も川が氾濫したときも朝の挨拶のためだけに早起きし、自分の健康管理には何より気をつかい、鈴ちゃんが通り過ぎて行かないかをチェックし続けた。
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