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    コウ。

    お題bot様よりお題をお借りして散文作ります。
    文章書き溜め&校正用。
    支部の作品からの書き足し分も。
    気の向くまま無節操。エロは常駐。

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    コウ。

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    二人で(馴れ初め)の、告白後の一週間をオタさんサイドで書きかけたけど書き上げれないし入れるところがなくなって放置してたので供養。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23793660

    #オタレイ

    side ⏳◆◇◆◇

    蝋燭に照らされた手元の、試し書きのメモ紙にコツコツとペン先を馴染ませる。
    「すき、か」
    真っ直ぐな好意と、心からの謝罪を一度に聞いたのは初めてだった。――まるで、自分の思いを“良くないもの”のように。

    “役割”を辞めたいと言った。

    付き合って欲しいとは言われなかった。

    「フーーー」
    ペンを戻して背もたれに深く寄り掛かり、暗い天井を仰ぐ。
    どういう心情だったのか。一刻も早く問いたいのに、状況が許してくれない。――あぁ、魔法陣を敷く為の人員をカルドに申請しなければ。
    別の申請用紙を取り出し、必要な人員を書き出す。
    あと二日で配置を終え、三日のうちに成果の取りまとめと報告を上げなければ。

    ーーーー・・・ーーーー

    「第二収得隊は?」
    「もうすぐ配置につきます」
    「では魔法陣の展開を」
    「はい!」

    ……事業は計画通りに進んだ。
    あとは書類を揃えて提出するのみ。


    「……フー」
    カチャリと眼鏡を外し、疲労の溜まる瞼をマッサージする。――レインを抱き締めて眠りたい
    鍛えているからか重なっているうちに温かくなってくる、しっかりとした撓やかな体。

    「あぁそうだった、好きと言われたな」
    男なんてものは大体下半身に直結している。
    が、レインにそういう素振りが見受けられなかったという事は、愛欲が伴うほどではないという事か?
    「……」
    しかしただの親愛であるなら、温もりを共有し眠るだけの共寝に難色を示す理由が分からない。

    ◇◆◇◆◇
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    MOURNING推し作家さんのマシュマロに投げ込んだら素敵に仕上げて頂いて成仏した妄想

    成仏先↓
    【番外編】心の壁を壊すには、茨の本心を知るべきです | 琉 #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17307253
    Edenの3人になにかに誘われても断る茨(一緒に帰りませんか、これ一緒に見ない?、ご飯食べにいこうetc)、それは自分が嫌われていると思っているからで、それを偶然会った弓弦に零すと歩み寄るのも大切、みたいな感じに諭され、ちょっとずつお誘いを受けるようになり、こういうのも悪くないかもな、と思っていたある日レッスンか何かで日和を怒らせてしまって、キツめのことを言われてしまい、やっぱり自分が好かれることなんてありえない、ちょっとでも好かれているかもなんて思った自分が馬鹿だった、と心の中に分厚い壁を築いてしまう、やっぱり駄目だった、俺なんかが好かれるわけないんだと弓弦に吐き出すと、少なくともここに一人おりますが、と言われてこのときばかりは素直に弓弦にお礼を言う茨(ここでくっつく?)、そして表向きはそれまでとは何も変わらないけどお誘いを再び断るようになり、Edenの3人もあれ、なんか距離遠くね?と気づき始めたころ、いつものように食事の誘いを断った茨が弓弦と一緒にご飯を食べているところを目撃、その二人の表情はとても穏やかで、言い合いをしている二人しか知らなかったEdenの3人は複雑な感情を持ち、Edenの3人が見ていることに気づいた弓弦(茨は気づいていない)がこれみよがしにイチャイチャ()するのでめちゃくちゃ嫉妬する、
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