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    Arrrrrrrr7

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    Arrrrrrrr7

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    帝×にょた无限
    なんとなく書きたくなったが、指しか入ってない。ごめん

     ーーなんだ? 何か空気がおかしい。
     皇帝である以上、常に皆に囲まれ、皆の顔が見える位置にいる。
     それが、今日は、皆の視線がこちらに向けられていない。
     他の誰かを見て、噂しているようだ。そして、私がどのような反応をするのか気にしているといった視線がちらちらとぶつけられていた。
     誰だ? 何があった?
     ゆっくりと歩みながら、皇帝は无限の長い髪が視界に入って目を細め、その視線が自然に下がることに気がついた。
    「………胸が生えてるぞ」
    「はい」
     无限の整った顔も無表情も、いつも通りだ。頭上の小さなまとめ髪も、紺色の服装も、腰に帯びた剣も変わらない。が、平らな胸が、盛り上がっていた。
     おふざけで、胸に詰め物をするような奴ではない。理由は知らないが、女性の身体になっているようだ。
     よくよく全身を眺めれば、肩は丸みを帯び、腰は細い。
    「……後ほど、来るように」
    「はい」
     淡々と短い言葉を交わし、皇帝は歩を進めた。
     何がなんだか、分からなかった。


    ★★★
    「今宵の伽は、お前だ」
     无限の白い薄衣の結び目を外しながら、皇帝は静かに告げる。
     伽の服装をさせられて寝所で待たされていた无限は、理解しているのか黙っていた。嫌がる様子は無い。が、喜びもしない。羞らいも無い。
     白い薄衣の下から盛り上がる二つの膨らみと、ほんのりと赤い胸先は、素直に男の欲を刺激していた。
     締まった腰から尻にかけての丸みも、艶かしい。
    「李雪に聞いたが、面妖な茸の胞子を吸ったらしいな?」
     近衛隊長の李雪は、无限の胸を晒で隠そうとしたらしい。が、押さえつけても隠すことは出来ず、无限も気にするな、と放置したと聞いた。
    「私に、この身体を見せたかったのか?」
     私が手を出すと分かっていて、自ら、身体を差し出すのか? お前は。
     无限は首を振る。
    「男でも女でも、私は変わらない」
    「女になったお前を抱く私を軽蔑するか」
    「いえ」
     困った奴だ。何を考えているんだ、一体。
     胸の谷間に鼻を埋め、髪を撫でた。首筋を吸い、腰を抱く。
     もとから整った顔だが、目尻と唇に紅をさされた顔は、蓮の花のようだ。ただただ美しい。
     にこやかに笑みもしないからこそ、観音のようでもある。
    「ん……」
     蜜をたっぷりと指に絡ませ、无限の膝を割る。なぜか无限のそこは茂っておらず、子どものようだ。
     つるん、と指を飲み込ませ、中を探る。
    「ん、ん」
     さすがに鼻を鳴らす无限の中は狭く、濡れて熱い。
     ……考えなくとも、初物か。
    「怖いか?」
     无限は首を振った。だが、少し頰が赤い。
    「このまま、ずっと女のままか? 戻らないのか?」
    「分かりません」
    「……もし子どもが出来たら、お前は后になるぞ」
     その瞬間、无限は退いた。子を孕むのは、さすがに嫌なのか。
    「オレの后になるのは嫌か」
    「いえ。……后になったら、貴方を守れなくなる」
     胸が喜びで満たされる。湧き上がる熱い泉が、止まらない。
    「後宮で、オレを守ればいい。お前は後宮にいなくてもいい。どこにでも、いや、オレの側にいればいい」
     无限が、そっと皇帝の肩に頭を寄せ、身を委ねてきた。
    「男だから、手を出さなかったわけじゃない。が、お前が女であるなら、子を作りたい。こんなオレは我が儘か?」
     无限は首を振る。
     首を振らせてばかりだな、オレは。
     无限の腰を掴んで膝の上に乗せ、脚を割らせる。屹立を无限の下腹部に押し当て、背中を撫で、髪を優しく掴んだ。
    「オレを……全て飲み込んでくれるな?」
     こくん、と无限は頷く。その鼻先に、皇帝は鼻を擦り付けた。

    ★★★
     目覚めて、掴んでいたのは白い薄衣だけだ。中身は無い。
     あの柔らかな肢体も、熱を帯びた声も、とろけた中も全て夢だったのか?
     慌てて飛び起き、服を着せるよう、手を叩く。
     顔を洗い、身支度を整え、寝所を出た。
    「无限は?」
     李雪に問うと、彼女の顔は特には変わらない。
    「外地に出ております」
    「昨日は……」
    「?」
     夢、か? 夢だったのか?
     あんな夢を見るほどオレは……。
     内心で酷く狼狽する皇帝は、李雪が拳を握りしめていることに気づかなかった。
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