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    gmc0725

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    gmc0725

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    春のオコイ本
    とにかく貴様と縁切りたい!
    をすでに読んでくださった方向けのマップです
    P9~12と、P37~39が激近で作ってて笑いました(意味があって場所を選んだわけではなかった)

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    recommended works

    ohmita

    PROGRESSまだ書き終わってネ~~~けど丁度いいとこまで書けたので尾鯉の日だから出します。
    谷崎潤一郎『人魚の嘆き』パロのなんちゃって中華風尾鯉。尾形が貴公子でおとのちんが人魚です。鶴見中尉とヴァシリちゃんもちょこっと出てくる。全部かけたらピクシブにあげます。
    人魚の嘆き「一つ箱が多いようだが。」
    紳士の穏やかな問いに、金の玉座へ身を凭せかけた若者は物憂げに答えました。
    「一つ増えても二つ増えても、あって困るものではないでしょう。どうぞ持って行ってください。――――まったく、恐ろしい程に上手くいった。」
    若者はいくらか酔った様子でありましたが、両の目だけはまるで獣のように爛々として紳士を見据えておりました。ところが紳士は、若者の眼差しを受けて畏れるどころか、子でもあやすように微笑みます。
    「私はきっかけを与えただけに過ぎないよ。君が思っている以上に、君の御父上は恨まれていたし弟君よりも君こそが当主に相応しいと思う者が多かった。それだけのことだ。」
    白々しい言葉を嘲り若者は唇を歪めて笑いました。若者の父は、そのまた父から受け継いだ武功を更に重ね、時の皇帝の覚えもめでたく、最早他人は羨むのを諦めるほどの巨万の富を拵えました。また若者の弟は父に倣い武を磨き学にも秀で、正妻の息子として大変立派な人でありました。
    23122

    はも@🐈‍⬛🎏原稿

    SPUR ME恋音展示が間に合わない文量になったので、現在できてるところまで公開します!本当にすみません!完成したら完全版をpixivに投稿しますので、よろしくお願いします。
    函館に引っ越してきた鯉登くん(16)が冬季鬱っぽくなったのを、ここぞとばかりに手を差し出して手に入れようとする尾形百之助(21)の話です。
    極夜にて「尾形はあたたかくて、すきだ」
     そう言って尾形の膝の上に形の良い丸い頭を置いて少年が呟く。少年の声は声変わりが済んでもまだ少しばかり声が高く、甘い。
     尾形、おがた。何度も甘い声で名前を呼ばれ、尾形はくつくつと肩を揺らして笑う。
    「なぁ、もうここで暮らせよ」
     艶のある黒紫の髪を撫で、少年の耳を指で柔く揉む。たったそれだけなのに、少年の耳が赤く染まる。黒い瞳がゆっくりとこちらを向く。気が強い性格で、誰にも弱ったところを見せようとしなかった子どもが、今は縋るような目で尾形をじっと見つめている。
     この少年には自分しかいない。言葉で言われなくとも、少年の視線、表情、態度で解る。それが尾形にとって他の何にも変えられない幸福――黒くどろどろした幸せが自身を染めていく感覚にうっすらと微笑んだ。
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    rui2022niji

    DONE2023年12月23日、鯉登音之進くん誕生日おめでとう〜!
    前からぼんやりと考えていた尾鯉を書きました。
    現パロ記憶関係なし、エロなしです。
    鯉登がウワー(↑)ウワー(↓)ウワー(↑)てなる話、かな?
    自己満すぎていつにも増して何が言いたいの、って感じかもしれないです。
    火は付けられた「なあ、12月23日は空いてるのか」

     暖冬と言ったって暖房が欠かせない12月頭。リビングでくつろいでいると、同じくくつろいでいたはずの尾形が何の感情を表しているのか分からない顔をこちらに向けて切り出してきた。
     12月23日は私の誕生日。毎年、家族か友人かの誰かしらに直接祝われている。付き合って3年目の尾形には、クリスマスイベントと併せて2人きりになって祝ってもらうことが続いていた。尾形は独占欲が強いわりに、私の周囲の人たちが私のために何かすることを決して邪魔をしないところがある。
     付き合って初めての12月23日直前になっても私の予定を押さえようとしないことに怒って拗ねて困らせたものだった。

    「お前の誕生日は……いつも親御さんや杉元とか誰かに祝ってもらっているだろう。お前には誕生日を祝福してくれる人がたくさんいるんだ。祝われておけ。」
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