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    nemasuoyasuya

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    nemasuoyasuya

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    cbtr♀ 幻覚

    以前にちかりさんとお話していたネタの一部
    まだ続きはある予定ですが一旦ここまで
    ちかりさん素敵なネタをありがとうございました!

    ※tr視点
    シービーからtr♀に告白した後、tr♀が "トレーナーって立場とか性別や年齢の壁があるから貴女の気持ちには応えられない" みたいなこと言った直後の話

    ジリジリと壁際に追い詰められる。もう後ろには壁しかなくて目の前にはシービーしかいない。彼女が壁に手をついて所謂これは壁ドンという状況。彼女の顔がどんどん近付いて額同士をくっつけられてしまった。
    「ねえ、トレーナー」
    息が上手くできない。逃げたいのに逃げられない。どこにも退路は存在しない。
    「そんなタブー、だれが作ったんだい?」
    そうだ、彼女にタブーなんてものは通用しないのだ。そんなの私が一番わかっているくせに。シービーは今まで見せたことがないような妖しい笑みを浮かべて笑う。瞳は私の本音を見透かしているように輝いて、いつの間にか片手は私の腰に回っている。
    「で、でも…」
    こんな風に反論しようとしても逃れられないのはわかっているのに素直じゃない口はこの場から逃げようとする。
    「でも?」
    ただその口も彼女に少し強めの口調で返されたら黙る他ないのだけど。ああ、なんてことだ。ここまで私はシービーに弱いだなんて思っていなかった。
    「……ふふっ、可愛い。トレーナー?そんなタブーがあったとしてもキミのことを想うこの気持ちは変わらないから」
    そう言ってシービーは私から少し身体を離したかと思えば手を取りその甲に軽くキスを落とした。心臓が更に大きく飛び跳ねる。これ以上ドキドキしたくないのに。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、彼女は小さく微笑み私から背を向ける。
    「じゃあまた明日ね、トレーナー」
    ああ、やっと解放された。そう油断したが最後。シービーはもう一度私の方に振り返り私の手首を掴んで自らの方へと引き寄せる。気付いた時には抵抗なんて出来ずに彼女の唇は私の頬へと押し付けられた。
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    Replies from the creator

    nemasuoyasuya

    MAIKING事故チュー brtr♀
    とっても書きかけ
    今日も完成できそうにないので尻叩きに
    ハートにキスそういえば、"ファーストキス"はイチゴの味がするだとか昔に聞いたことがあったなとふと私の脳内に過ぎった。その当時の私はそれを本気で信じていたのは今となっては懐かしい思い出だ。と、この状況を目の前にして現実逃避するのは仕方の無いことではないだろうか。

    なんと言っても今私の唇に当たっている柔らかい感触の正体はナリタブライアンの唇なのだから。

    何がどうしてこんなことになってしまったのだろうかと時を遡ること数分前。私はここ最近のうちに溜まりに溜まっていた書類の整理を終わらせ、そこそこある書類の山を抱えて移動していた。一気に荷物を運ぼうとしたのがいけなかったのか普段なら避けて通れたはずのコンセントにひっかかってしまったらしい。すぐそばに居たブライアンの呼び声も虚しく私の体は傾いた。ブライアンはその私の体を受け止めようとするはずが上手くいかなかったらしくそのまま私と一緒に転ぶ形になってしまう。来るであろう衝撃に備えて目を強く閉じれば、その予想した痛みよりも全く違う感覚を覚えた。背後に聞こえる書類の散らばる音、ゆっくり押し倒される感覚と、唇に感じる柔らかな何か。違和感の正体を明らかにするために目を開ければ、目の前にはブライアンがいた。所謂これはと自覚したが最後思わず大声を出しそうになるのを必死に抑え、現実逃避をする迄に至る。
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