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    ramenhaoishiyo

    @ramenhaoishiyo

    アイコン・ガオmaker 様

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    ramenhaoishiyo

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    書き下ろしの続き(※あとがき記載のパスワード必要)
    まだまだ話自体は続くのですが、あまりにも本の分が少なくて申し訳ないので、途中まで載せておきます。いうてこれも短いんですが、今後番井→ash→西村→だいだいって感じで進んでいくよ。

    GW中には完結させられたらいいなと思ってます。また更新します。

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    ramenhaoishiyo

    PROGRESSまだまだピを模索中なので地の文もセリフも修正するけど、進捗あげることで頑張れる気がするのでとりあえずあげます、完全に2話目なので以前の短編見てないとなんのこっちゃ分かりません。
    ※猫姿なのでぬるいですが、ピにしもの世話される描写あり※生物だから仕方ないのだ※
    主人公が猫になるやつの続き ユウが猫になった翌々日も、俺たち乗客は総動員で彼女を捜索していた。LeViから告げられている「ユウの生体反応はある」という言葉に何とか士気を上げているものの、当然人間の姿で彼女が見つかるはずもない。初めは楽観視していたしげみちやSQも、三日間探してこれは只事ではないと気付き始めたようで、今では船内には重い空気が流れていた。
    「グノーシアの一件で、LeViの生体検知も馬鹿になったンじゃない?」
    「現実的に考えてみなよ。ユウは船から飛び降りたンでしょ」
     なんてラキオの発言に、セツではなく沙明が怒っていたのが何だか印象的であった。
     捜索の半ば、俺は一人で共同寝室に戻る。しげみち達が部屋にいる間は、迂闊にユウに話しかけることはできない。だから、あいつらが確実に出払う捜索時を狙って、俺は部屋に戻ることにしたのだ。
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     見上げる空は雲の一片もなく、まだ夏の熱気に揺らぐ前の星々は、一粒一粒がくっきりと輝いて見えた。視界の端から端まで、遮るものなく広がる星空をずっと見ていると、だんだんと天地が逆転しているような錯覚に陥る。まるで夜空を見下ろしているような——否、そもそもこの大地は、突き詰めれば途方もなく大きな玉なのだ。そこにはきっと上も下もない。見上げているのか見下ろしているのか、そんなことは、考えるまでもなく曖昧だ。老君に連れられて、初めて月宮へ行った時のことを思い出す。あの時は、砂だらけの黒白の世界から、色鮮やかなこの世を、ただぽかんとして見上げていた。俺たちが何気なく暮らしているこの星も、ひとたび外に出てみれば、漆黒の空に浮かぶ光のひとつとなる。それがどうにも不思議で、そして遠ざかったからこそ、俺たちの暮らすこの大地が、妙に愛しく見えた。その時は、その愛しさの源は、一体なんだろうと思っていたけれど、今にして思えば、それは、笑ってしまうほど単純な理由だった。
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