くだんねぇ俳優パロネタ₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾「ドラさーん?」
さっきからぐったりと動かない彼に声をかける。なんか収録で消耗することがあったらしく、帰ってきた直後からソファーで放心してた。細かいことを訊く訳にも行かずしばらく彼をそっとしておいたけど、なんかこれ以上放置しても良くなりそうにない。
「ドーラさん、生きてる?」
伏せたままの彼にそう声かけると、低い唸り声が返ってきた。うん、生きてはいるらしい。
そっと頭側のスペースに腰掛け少し考えた。この人のことは色々知ってるつもりだ、だから下手な慰めとかは逆効果だと分かってる。となれば……もうシンプルにいこう。すげー単純でバカバカしいけど元気になってくれそうな奴。俺は意を決し、胸筋の下に手を添えた。
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