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    とわこ

    @towako71

    レツゴ(主にエリシュミ、シュミ右)とかレツゴストDKとか

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    とわこ

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    大人ミハシュミ
    多分ミハ様の秘書でもしてるシュミット?
    それかミハ様のご自宅でのワンシーン?

    この歳になって浮いた噂が全くないと、周りが勝手にそういう噂を捏造するものだ。

    「聞いた?シュミット。君と僕の噂」
    「噂?」

    きょとんとするシュミットは、件の噂を耳にしたことがないらしい。まあ、噂の当事者の耳にはなかなかそういうのは届かないものなのかな。
    僕は、人より耳がいいから、遠巻きにひそひそされてるのが聞こえちゃうけどね。

    「僕が君に夢中で、毎晩君を寝室に呼んでるって、噂になってるみたいだよ」

    教えてあげると、シュミットの頬がぱっと紅をはいたように染まった。

    「なんですか、その噂。誰がそんなこと」
    「でも……あながち的外れでもないじゃない?」

    僕はシュミットを、おいでと手招きする。
    シュミットは従順に僕のすぐ側まで来て、手をひかれるがままに僕の膝に座った。
    そのシュミットの細い顎を掴み、至近距離で僕は美しい菫色に映る自分の姿を見つめる。

    「僕が君を寝室に呼ぶのは、本当だよね」
    「……毎晩ではないではないですか」

    シュミットは眼をとろりとさせる。
    その口調は少し拗ねているようでもあった。

    「毎晩呼んでもいいの?君の身体がもたないよ」
    「あなたになら、抱き潰されて壊されてもいいです……」

    シュミットは僕の首に腕を回して甘えてくる。
    あははっと僕は声を出して笑った。

    噂は、半分は本当。

    僕とシュミットがそういう関係だってことは本当のことだけれど、夢中になっているのはシュミットの方。

    可愛い僕の飼い犬さんに、僕はキスをひとつ与える。
    チュッと音を立てて唇を吸うと、シュミットは強請るように口を少し開き、僕の唇を舐める。

    「ダメだよ。夜までお預け」
    「そんな…」
    「その代わり、このまましばらく膝に抱いていてあげる」
    「………はい」

    シュミットは僕の肩に頭を凭せかけてきた。
    少し身体が震えている。
    頑張って誘ったのに、期待を裏切られて、プライドが傷ついたのかもしれない。
    可愛いなぁ。

    ぎゅう、と抱きしめた身体は、あの頃より随分と収まりよく僕の腕に馴染んだ。
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