とーあらハロウィン小ネタ携帯のライトを頼りに真っ暗な廊下を歩く。
10月31日午前4時半。
眠いし寒いし、今すぐ布団に舞い戻りたい誘惑に何とか抗いながらも、荒北はひたりひたりと廊下を歩く。
しん…と静まり返った廊下は不気味ではあるが、今の荒北にとってはむしろ雰囲気があって都合が良い。
頭から伸びた黒く尖った耳、ツメの鋭い大きな獣の手、口は大きく裂け、その口元には乾いた紅がこびり付いていた。

目的の部屋に辿り着くと、荒北はドアノブの鍵にヘアピンを差し込む。
音を立てないよう慎重にヘアピンを扱う荒北は、それはもう悪い顔をしていた。暗闇に浮かぶ特殊メイクも相俟って、狼男役としてB級映画に抜擢されそうな程には。
荒北自身、ハロウィンとかいうイベント自体にさして興味はなかったが、興味はなくとも強制的に巻き込まれるのだからタチが悪い。

之前脑洞的不良高中生八千慧x被安排结婚，新婚第一天丈夫就意外死亡的袿姬
本来袿姬对结婚就没有任何兴趣，比起这个她更喜欢工作，正好以给死掉的丈夫守灵为由独自生活，某次出门时看见邻居小孩被以八千慧为首的不良高中生们勒索，于是帮忙赶走了小混混，因为这件事八千慧注意到了她，之后发现她就和自己住一条街，于是试着和她套近乎
开始八千慧本想着给袿姬一个教训，结果在接近的过程中发现对方并没有那么好搞定，而且她虽然身份算是寡妇，但是实际年纪比八千慧才大几岁而已，却以年纪更大的长辈自居，还反过来很热心地要帮八千慧和她身边的其他不良辅导功课，弄得正值青春期的八千慧同学不知所措，每次都是心里有了点计划要过来搞袿姬却被对方给反将一军。