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    67yknk

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    67yknk

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    一回くらい書いとこうと思った後白資のえっちぃの。でも挿れてないしそんなにえっちくない。

    #平家物語
    heikesStory
    #ゴシスケ
    goshawk.

    赤い蝶の堕ちる日に柔らかな太腿に手を掛ければ、指の形に窪みができる。むっちりとしたそれは手を離せばすぐに形を元に戻し、若々しい弾力を以て触覚と視覚を愉しませた。
    何度かそうして太腿の肉を揉み込んだ後、掌でくるりと膝を撫でた。若いそれはまだ硬さを知らない。
    膝から下、脛から足首までを撫で下ろす。次いで今度は上へ、脹脛を指先で伝って膝裏まで。両の膝裏を掴んで脚を大きく開かせると、資盛は恥入るように顔を背けた。
    所在ない手が顔を隠そうとしているのか口元へ動くのを、手を払って咎める。戸惑うような視線が此方を見て、また逸らされた。
    開かせた脚の間に顔を寄せ、太腿の付け根に口付ける。抑えていた脚がひくんと跳ね、頭上からは慌てた声が掛けられた。曰く、法皇様がそのようなところを、と。
    聞こえてくる声を捨て置き、滑らかな脚の付け根へと舌を這わせた。ひんっ、と悲鳴じみた高い声が上がり、太腿が緊張する。
    「……ッ、」
    ちろちろと舌先で擽る度に、聞こえてくる吐息は次第に切羽詰まった色を帯びていく。息を詰め、必死に押し殺そうとしているものの微かに漏れ出る喘ぎ声に耳を傾けながら、戯れのように軟く歯を立ててやった。
    「あ…ッ!」
    体を大きく跳ねさせて思わずと言った様子で上げた声音に、ふと思い立って少し位置をずらし、腿の柔らかい部分を食んだ。軽く吸い上げて痕を付け、先程よりも深く歯を立てる。繰り返すうち、やがて声は甘い艶を含んだものに変わり、それにまた興が乗る。
    「あっ、ぁ… ! ゃめ……そのような、おやめくださ…っ」
    言葉とは裏腹に脚は閉じられず、腰が揺らめく。既に兆しているものを視界に捉えながら、歯形のついた場所をねっとりと舐め上げた。
    「ひっ…」
    びくりと震えた身体を押さえ付け、そのまま舌で辿っていく。内腿から脚の付け根を伝い、その奥へ。
    秘められた場所は慎ましやかな色をして、そのあどけなさとは裏腹に露に濡れて光っている。
    初めて情を交わした日に教えた通りに、資盛は御所へ足を運ぶ前、自ら後ろへ受け入れる準備をしてきていたのだ。それでいて平然とした様子でこの場へ訪れた時の顔を思い出す。ふふ、とつい笑みが溢れた。
    潤った花弁を指の先で丁寧になぞると、そこは次第に綻び始める。爪の先ほどを差し入れると、ぬかるむように蠢いたそこは熱く、更に奥へと誘い込もうとした。
    「あ……っ は、ん……ああ……」
    資盛は悩ましげな声を上げながら、しかし脚を閉じることはしない。瞼は閉じられ、縁取る睫毛が揺れている。
    散らしたがる花の誘いを断ち、僅かに差し入れていた指の先を抜き去る。あ…と切ない声が聞こえたが、気づかなかった振りをした。
    「……法皇様……?」
    不思議そうな声で此方を窺う資盛に、返事はせず目を細める。それから指の腹で秘所の周りを優しく撫ぜた。時折悪戯のように浅く差し込んでは抜き去り、また周りを弄ぶ。
    「あ…あっ……」
    もどかしい刺激に耐えかねて身を捩らせる姿を見下ろしながら、少しずつ入り口ばかりを広げていく。
    物欲しげに震える蜜壷の奥へは触れぬまま、執拗に周囲を責め続ける。耐え切れず自らの手を伸ばそうとするのを見て取って、ようやくそこへ指を突き立てた。
    「あぁっ……!」
    待ちわびたものを与えられ、歓喜の声が上がる。指を進め中を押し広げていくうち、一本では足りないときゅうきゅう締め付けてきた。畝る肉の感触を楽しみつつ、求められるまま指を増やす。
    資盛の手が下腹へ伸び、蜜を零して揺れている自身の象徴を掴んだ。拙く上下に擦る手の動きをやんわりと制し、代わりに片手を伸ばしてその先端に触れてやる。
    ひくんと脚が跳ねた。指の腹で亀頭を擦ってやれば、とろとろと新たな雫が滲む。ふる、と首を振る度に烏帽子がくしゃりと音を立てる。必死に身を捩り、快楽から逃れようとする様は酷く淫靡だった。
    「のう、資盛」
    低く囁くと、泣き出しそうにも見える瞳が見上げてくる。はい、と応える声にも、潤んだ瞳にも、まだ子供のような幼さが残っていた。
    「…法皇様、私に…法皇様の…ご慈悲を」
    強請られた場所から指を差し抜くと、濡れたそこからとろりと糸が引いた。
    「良い子だのう」
    褒めるように頬を撫でてやると、資盛は安堵したように表情を緩ませた。


    そのような、目眩く一時が確かにあったのだ。
    憎き清盛入道の孫ではあれど、資盛のことは確かに愛おしく、手元に置いて寵を施してやりたいと思うほどには情があった。
    手放すことを、惜しい、と思わないではない。窮地に立ち、もう一度顔を見たいと縋るような手紙を寄越すようなところを、可愛くも思う。
    が、然し。資盛一人を京へ戻させ、手元に置いたとて、その先がどうなるものでもない。自身の安全を得た資盛は、今度は一門への慈悲を乞うだろう。体を差し出し、甘い声音と色目を使い、慈悲を、と乞われても、私に出来ることは何もない。一生側に置いて飼い慣らすには、資盛は平家の武士として育ち過ぎている。
    ならばいっそ送られてきた手紙は焚き付けて、返事も返さず捨て置けば、資盛は深く傷付くだろうか。失意を私への憎悪に変えて、そのまま私を想って命の炎を絶やすだろうか。
    壇ノ浦では源義経が平家を倒さんと今日を最後に戦っている。資盛もその場に立っていることだろう。恐らくは、もう二度と、その名前を口に出すことはない。

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