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    Muayu

    @l7rt0i

    閲覧メインでたまにへたれ文字書きすると思われます。

    なんちゃって文字書きなので、基本超短編でサクッと読めるもの。セリフメインで描写は少なめなので、解釈は読み手様に委ねることが多いです。

    最近のブームはmnc-、tmc-、ECOJ、anykなど🎀💙関連

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    Muayu

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    stgr創作。❄️Another story
    舞台をパラレルワールドの暗殺一家にしたらこんなかなっていう妄想の世界線。(今回❄️だけ子供設定)読切。フィクション。平気な人のみ

    ALLIN加入編『ゆきんこおいで』
    『はいなのだ』
    車から降りて白井の手を取る雪
    反対側から安城も降りてくる


    そびえ立つような豪邸に圧倒される
    ここに…ここに本当に自分が住むの?
    大丈夫かな
    そんな不安を抱えながらも
    目の前の扉が開かれる

    3人で歩いて中に入る
    広い廊下をキョロキョロしながら歩いて行く
    突き当たりの大きな扉の前で止まる


    『ここで少し待ってて』
    先を歩いていた安城が雪に声を掛ける
    『わかったのだ』
    それでも不安で隣の白井の手をぎゅっと握る


    『皆、揃ってる?』
    『ボスが出かけてるくらいかな』
    『今日いるメンツはいるよ』
    『そっか。それじゃ皆に新しい家族を紹介します』


    『ゆきんこ、おいで』


    白井さんに肩を抱かれてゆっくり部屋の中に入る
    知らない人たちがいっぱいで緊張する
    スカートの裾を思わずぎゅっとする


    『はじめまして。ふゆのゆきともうしますのだ』
    ぺこりとお辞儀をして挨拶をする


    『初めましてー』
    『可愛い…』
    『ちっちゃい…』
    色々な声が聞こえてくる


    『白井さん1回説明貰っていいですか』
    『あぁまぁ、安城頑張れ』
    『説明能力ないから難しいんだけど端的に言うとずっと俺が入れたいって言ってたのがゆきんこで、ボスの許可も貰ってて今日から家族になる。』
    緊張した様子で安城も経緯を説明する


    それぞれが興味津々で雪を見る
    『宜しくお願い致します』
    『ギャングに入れたいって言ってたのがこの子?子供やん。まぁ年齢関係ないとはいえ戦闘員になるの?』
    不思議そうにヘルアンが質問する


    『普段はファームかな。でもこう見えて撃ち合いも期待できる。サバゲーで見てる。あと将来個人医を目指してる』
    『へぇー。』
    『いいねぇ』
    幼さにびっくりしつつも優秀そうな新しい家族に期待が高まる一同


    『皆、自己紹介してほしい、ゆきんこに』
    そういって皆に促す安城


    『どうもこのギャングでアンダーボスやってまーす。千代田ヨウって言います』
    そう言って黄色髪で頭に刺青を入れた男が安城に銃を向けて頭横を撃ち抜く
    『えぇ?!』
    『大丈夫、日常茶飯事だ』
    本当に日常なんだろう、白井が呟く


    『アンダーボスやってます。月見結です。宜しくお願い致します。』
    『よろしくおねがいしますなのだ』
    桃色の兎面を被った清楚な女性が挨拶をする

    『えと1番下っ端の薬乃ミミです。宜しくお願い致します。』
    『めっちゃ嘘じゃん』
    『嘘言わないで下さい』
    『よろしくおねがいしますなのだ』
    灰色髪にサングラスをかけても美人顔だとわかる女性が挨拶をしてくれた

    『この街に悪党になる為にやってきた、エスターク・Z・ダークネスだ』
    『どうもー。ヘルアンと申します。宜しくお願い致しますー。普段メカニックや荷物回収とかしてます。』
    『椎花まほです。主にヘリ担当してます。
    続々と紹介が続く


    『ALLINのお抱え個人医やってます。マイゴ・二・ナリエルです。宜しくお願い致します。』
    『あったことあるのだ』
    『一度ね、ペールノエルに来てくれたね』
    『へー。』
    青色のポニーテールに兎面の女性が仮面を外して見せた顔に雪はカフェのお姉さんだとピンと来た


    ひと通り今いるメンバーの紹介が終わった
    それぞれの持ち場に戻る為解散となった


    『ゆきんこ』
    大勢の人に慣れず人見知りの中緊張もしていた
    不意に安城に呼ばれ、顔をあげる


    『ゆきんこ、大丈夫か?』
    『うん、しんぱいしてくれてありがとうなのだ』
    『当たり前だろう、俺たちは家族になったんだから』
    そう言って頭を撫でてくれる安城
    くすぐったくてでも温かくて嬉しい気持ち
    思わず目の前の安城に抱きついた


    『よっと』
    なんなく受け止めて片手で抱き上げる安城
    『ゆきんこ、俺たちの家族になってくれてありがとうな。これからよろしく』
    笑顔でそう言い放つ安城に白井も続く


    『ゆきんこ、家族になれて嬉しいよ。困った時はすぐに言うんだぞ』
    表情は覆面のせいでわからないけれど優しい声だった


    『はいなのだ。かぞくのためにがんばりますなのだ』


    こうして親に捨てられて孤独を彷徨っていた少女は、訪れた街ロスサントスで安城と白井に出会い、ひょんなことから暗殺一家ALLINの家族になった


    その後抗争やミッション、街で交流も含めて色々な経験を積み成長していく少女の物語はまたいつか別の機会に記そうと思う



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